モダニズムの傑作!ベネズエラの世界遺産・カラカスの大学都市

画像出典:Paolo Costa

モダニズムの傑作!ベネズエラの世界遺産・カラカスの大学都市

ベネズエラの首都カラカスは南米有数の大都市。今回紹介する「カラカスの大学都市」は、リベルタドール市にあります。ベネズエラ最古の大学・ベネズエラ中央大学の新しいキャンパスは、モダニズムの最高傑作が集結した世界遺産として世界的に有名です。近代アートという世界遺産の中でも、異質の分野で評価されているカラカスの大学都市について紹介していきます!

目次

モダニズムの傑作!ベネズエラの世界遺産・カラカスの大学都市

カラカスの大学都市とは?

出典: Caracas1830 (CC BY-SA 2.5)

カラカスの大学都市とは、1940年代から60年代に建てられたベネズエラ中央大学のキャンパスを中心にした大学都市。建築・絵画・彫刻の3つの芸術文化が調和した美しいキャンパスは、天才建築家カルロス・ラウール・ビリャヌエバによって設計された現代建築の傑作です。20世紀に設計され、かつ世界遺産に登録された唯一の大学でもあります。

世界遺産登録にあたっては20世紀前半のモダニズムを代表。前衛芸術家たちによる素晴らしい作品が見事に調和していることが評価されました。新しいものでも人類の創造的才能が形になった例として注目されている世界遺産です。過去に目を向けるばかりではなく、未来に託す現代の遺産として他の世界遺産と一線を画しています。

カラカスの大学都市へのアクセス

日本からカラカスへの直行便は運航していません。ニューヨークやシカゴなどアメリカの主要都市を経由することになります。所要時間は20時間以上。アメリカで数泊トランジットして観光するのもいいでしょう。

カラカス市内の移動はメトロが便利です。大学都市はUniversidad駅で降りるとすぐキャンパスが見えてきますよ。タクシーはメーターがないため価格の交渉が必要になります。

公式ライセンスのあるタクシーは黄色のナンバープレートです。白タクもありますが、安全面から公式ライセンスのタクシーを利用することをおすすめします。タクシーはぼられる可能性もあるので、利用する際は事前に概算価格を確認してください。

カラカスの大学都市のおすすめポイント2

アウラ・マグナ(講堂)

出典: Caracas1830 (CC BY 3.0)

この世界遺産の中で最も有名なスポットは、ベネズエラ中央大学・メインキャンパス内にある講義室のアウラ・マグナです。アメリカの彫刻家アレクサンダー・カルダーの「雲」が展示されているこの講義室は学位授賞式や学会、コンサートなどあらゆるイベントが行われていました。

天井からぶら下がる音響スクリーン「空飛ぶ円盤」も特徴的です。建築家ビジャヌエバはここの音響の悪さを問題視したことから、ボルト・ベラネック・アンド・ニューマン社に相談。その結果、円盤を設置することになりました。アート的に見事なハーモニーを醸し出すだけではなく、素晴らしい音響効果をもたらしています。

オリンピック・スタジアム、屋内プラザ

出典: Gustav´s (CC BY-SA 2.0)

次に有名なスポットはオリンピック・スタジアムです。ビジャヌエバによって設計されたこのスタジアムはカラカスFCのホーム。南米で有名なコパ・リベルタドーレスやワールドカップの予選、コパ・アメリカなどサッカー界では重要な試合会場でもあります。サッカーファンなら、ここで開催されている試合をTVやネット上で見た方も多いでしょう。

屋内プラザもカラカス世界遺産の3大重要建築物として名高いです。ここにはモダニズムを代表するアーチストの絵画や彫刻もあるので、構内が開放されている学期中にぜひ訪問してみましょう。

◎まとめ

カラカスは深刻な貧困とハイパーインフレによって治安が悪い都市として悪名高いですが、未来に誇れる世界遺産があります。近代アートファンにはたまらない場所です。大学キャンパス内でも人気のないところは避ける、治安の悪い地域には近づかない、警察官や軍人には賄賂を無理に要求する人がいるので注意する、夜は出歩かない、など安全には十分注意しましょう。

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