マヤ文明の国グアテマラの玄関口グアテマラシティの観光名所6選

画像出典:Javier Ruata (CC BY 2.0)

マヤ文明の国グアテマラの玄関口グアテマラシティの観光名所6選

マヤ文明の遺跡(ティカル遺跡やキリグア遺跡)やマヤ文明を感じることができる数々の町をもつグアテマラ。その玄関口となるのが首都であるグアテマラシティです。グアテマラシティはこの国の政治・経済の中心地であり、また多くの国や町へ移動する際に飛行機や長距離バスを利用した際に観光客が立ち寄ることになる町です。多くのショッピングモールやブティックショップであふれる新市街。またラテンアメリカならではの雑多な雰囲気を感じることができる旧市街。

しかしながら治安面での問題が若干あるためほとんどの観光客はこの町に足を止めることなくそのままアンティグアなどの別の町に移動することが多い事でしょう。少ないながらもいくつかの観光名所はありますので今回はそんなグアテマラシティの観光スポットを紹介します。





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マヤ文明の国グアテマラの玄関口グアテマラシティの観光名所6選

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1.国立考古学民族学博物館

グアテマラシティの町の南側ソナ13にあるのがこちらの国立考古学民俗学博物館です。こちらにはマヤ文明の遺跡の多くの出土品が展示されていますのでマヤ文明や遺跡に興味のある観光客には必見の博物館となっています。

館内はティカル室、カミナルフユ室などの展示室がありグアテマラ国内の各地にある遺跡の出土品が展示されてますので、それらの遺跡を直接訪れる前にこちらの博物館にて一度勉強をしてから遺跡への訪問をされたほうがそれらの遺跡を更に楽しむことができると思います。またマヤ文明ならではのヒスイの仮面や首飾りなども展示されていますので是非一度のその豪華さに触れてみてください。

こちらの博物館はグアテマラシティ観光の外せないスポットというより、グアテマラ観光を更に深く堪能するためには絶対に外すことのできないグアテマラシティの観光スポットです。

2.国立文化宮殿

グアテマラシティ観光のスポットのひとつ国立文化宮殿の平和の中庭には両手のモニュメント/平和の像があります。こちらの16の腕はグアテマラ人の統合を表しているとの事です。また文化の中庭には2004年にダライラマによって寄贈されたという平和の灯がおかれています。

またその建物自体はルネッサンス、ネオクラッシク、バロックなどを融合させたものでありグアテマラ建築の最高傑作といわれており、その建物だけでも見る価値があります。以前は大統領官邸として利用されていましたが、現在ではグアテマラシティ観光スポットとして絵画などの美術品が展示されてますのでグアテマラシティ観光の際には必ず訪れるようにしてください。





3.イシュチェル民族衣装博物館

グアテマラ観光の楽しみとしてはティカル遺跡に代表されるマヤの遺跡。またそれぞれの町、村によって模様の違うカラフルな民族衣装(ウイピル)を来たマヤの末裔の人々の交流ではないでしょうか?

グアテマラシティにあるこちらイシュチェル民族衣装博物館はグアテマラシティのフランシスコ・マロキン大学の敷地内にある博物館であり、そんなグアテマラ各地の民族衣装を収集、保存、資料化して古い衣装やデザインの消失を防ぎ、展示することによって伝統文化の保存を啓蒙するために作られた博物館なのです。是非ともそれぞれの町に観光に行く前や行った後にこちらの博物館を訪れグアテマラの伝統文化への理解を深めるようにしてください。

またこちらの博物館のあるフランシスコ・マロキン大学のキャンパス内は厳重に警備され安全なのでのんびりと敷地内で過ごすのもおすすめのポイントです。グアテマラシティ観光に疲れたらこちらでのんびりとお過ごしください。





4.ポポルヴフ博物館

グアテマラシティ観光のもう一つの観光スポットであるこちらの博物館も上記のイシュチェル民族衣装博物館と同様にグアテマラシティにあるフランシスコ・マロキン大学の敷地内にある博物館です。

こちらの博物館はグアテマラの太平洋側から高地にいたる多くの場所から出土したマヤの陶器を中心としたものが見どころとして展示されています。またスペイン人たちが入植してからのマヤの民芸品や美術工芸品も展示。またグアテマラ国内各地域の考古学資料なども分かり易い解説と共に時代別に展示されているのでマヤ文明に対する理解を深めるのに最適な博物館となっております。イシュチェル民族衣装博物館とともに訪れ更にグアテマラという国への理解を深めグアテマラ観光を更に深いものにしてみてはいかがでしょうか?                                  このような場所でこの国の文化を学ぶ、それがグアテマラシティ観光の醍醐味です。





5.カミナル・フユ遺跡

グアテマラシティの住宅街にある古代マヤ文明の遺跡です。「死者の丘」(死者の魂がいつかよみがえる所)を意味するカミナルフユ遺跡は紀元前に栄えた古代都市であり、最も古いマヤ文明の遺跡の一つと考えられています。また建造物は他の遺跡では石材でつくられているのですが、こちらは粘土質の土を幾層にも塗り固めて積み重ねた特殊なつくりとなっているため「土のマヤ」とも呼ばれています。

あまり治安の良くないグアテマラシティにある住宅街にあるため観光名所として全体的に知名度は低く外国人観光客が訪れることはあまり多くはないのですが、発掘が進むにつれてマヤ文明におけるその重要性が認識され始めている遺跡の一つです。しかしながらこちらの周辺の場所はグアテマラシティ市民でも治安のよくない場所だというほどですので、観光される場合はツアーを利用するのかホテルなどで頼んで信頼できるタクシーを利用して訪れるようにしてください。また敷地の外にはできる限りでないようにしてください。





6.ラ・アウロラ動物園

グアテマラシティの空の玄関口ラ・アウロラ国際空港からすぐ近くにある動物園です。こちらの動物園にはアジア、アフリカ、オセアニア、またグアテマラも含んだアメリカの哺乳類から鳥類まで多くの動物たちが展示されており、地元の方々から大変人気の観光スポットとなっております。年に数回ですが、夜間の動物見学もでき、その際には夜行性の動物たちが活発に動き回るシーンを見ることができます。

またこちらの動物園の敷地内には国立ホルヘ・A.イバーラ自然科学博物館という国内で最も歴史のある博物館のひとつもあり、グアテマラの生物の多様性を学ぶとこもできます。グアテマラシティの空港から近いこともありますのでグアテマラシティから離れる際の最後の観光場所としてこちらの動物園を観光してみることもおすすめです。





◎まとめ

いかがでしたでしょうか?確かに観光名所の数はグアテマラの他の魅力的な町と比較すると少ない町です。しかしながらさすがは首都だけはあってこの国がもつ多くのマヤの遺跡などに関する出土品などが展示してある各種博物館は必見です。ただしやはり治安の面では若干の不安があるため大きな荷物などを持った状態での観光は危険です。できることならここから1~2時間の距離にあるアンティグアなどに宿をとり必要な所だけを見学する形での観光をおすすめします。今回紹介した博物館などでグアテマラに関する理解を更に深めこの魅力的な国を堪能してください。

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