名称:Festung Hohensalzburg
住所:Monchsberg 34, 5020 Salzburg
公式・関連サイトURL:http://www.salzburg.info/ja/sights/top10/hohensalzburg_fortress
ザルツブルクといえば、音楽家のモーツァルトが生まれた街として有名!その他にも映画『サウンド・オブ・ミュージック』の撮影に使用された場所が多くあるなど、音楽に深く関係した都市というイメージが強いでしょう。
しかし、ザルツブルクは歴史的にもとても重要なところなんです。世界遺産に登録されている旧市街では、街の景観を守るために新たな建物の建築が厳しく制限されているほどです。音楽だけでなく歴史的な観光名所が多いザルツブルクで訪れるべき観光スポットを、定番から穴場まで18か所ご紹介します。ぜひ今後の旅行の際に参考にしてください。
目次
音楽や中世の歴史を感じる!ザルツブルクのおすすめ観光スポット18選
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1.ホーエンザルツブルク城
1077年に、大司教ゲープハルト・フォン・ヘルフェンシュタイン1世が建造したホーエンザルツブルク城は、要塞や居館、監獄、軍の兵舎として使用されてきました。防御施設だけでなく各部屋の保存状態も良好で、なおかつ城山から眺めるザルツブルクの景色が非常に美しいことから、ザルツブルクでも定番の観光スポットとなっています。
豪華絢爛なホーエンザツルブルク城の建物の内部は必見!特に「黄金の部屋」にはゴシック様式の暖炉が備え付けられ、そのまわりには地元の陶器職人の傑作とされる家具が揃えられています。また、城内には3つの博物館が併設されているので、あわせて観光してみても良いでしょう。なお、ホーエンザルツブルク城の観光では、音声ガイド機器をレンタルすることをおすすめします。各部屋を詳細に説明してくれるため、普通ならば見逃しがちな見所しっかり押さえられますよ。
ホーエンザルツブルク城は旧市街を見下ろすメンヒスベルクの丘に建てられていて、徒歩またはケーブルカーで登ります。また、ホーエンザルツブルク城では青空市場やコンサートなどのカルチャーイベントも開催されているので、事前にホームページなどでスケジュールを確認すると良いでしょう。
2.ザルツブルク大司教宮殿(レジデンツ)
旧市街の中心にあるザルツブルク大司教宮殿(レジデンツ)は、180もの贅沢な部屋やギャラリーが見どころの、ザルツブルクでも人気の高い観光スポットです。なかでも1762年にモーツァルトが大司教の前で演奏した「ラッツィンマー(評議員の間)」や、高い天井にアレキサンダー大王のフレスコ画が描かれているタペストリーが印象的な「アウディエンツザール(謁見の間) 」が有名です。
また、3階はギャラリーになっていて、16~19世紀のヨーロッパの作品を見学することができます。ここではレンブラントの代表作『母の像』などを鑑賞できますよ。
大司教宮殿は広大で見るべきところも多い観光スポットなので、やはり音声ガイド機器のレンタルがおすすめです。入館料にレンタル料金も含まれていて、日本語でのガイドもあるので安心してください。
名称:Salzburger Residenz
住所:Residenzpl. 1, 5020 Salzburg
公式・関連サイトURL:http://www.salzburg-burgen.at/en/
3.レジデンツ広場
ザルツブルク観光の中心ともいえるレジデンツ広場は、大司教が居住していた2つの宮殿や大聖堂に囲まれた絶好のフォトスポットです。特に広場の中央にある「レジデンツブルンネン(レジデンツの噴水)」は、1965年に制作された映画『サウンド・オブ・ミュージック』の背景にも登場していて、周囲にある宮殿と一緒に記念撮影をする観光客でにぎわっています。
なお、この噴水にあるイタリアの芸術家トンマーゾ・ディ・ガローネが手掛けた銅像も見どころの1つ。馬やイルカやギリシャ神話のアトラス神の銅像はどれも精巧で、思わず見入ってしまうことでしょう。
さらに、毎年12月にレジデンツ広場で開かれるクリスマスマーケットも有名!冬にザルツブルクを訪れる人は、ぜひ立ち寄ってみると良いでしょう。美しい装飾品や工芸品、地元の料理を提供する出店を楽しむことができます。また9月にも、ザルツブルクの地ビールを堪能できる聖ルペルト祭が開催されるのでおすすめですよ。
名称:Residenzplatz
住所:Residenzpl., 5020 Salzburg
公式・関連サイトURL:https://goo.gl/C3j6sh
4.ザルツブルク大聖堂
8世紀に建てられたザルツブルク大聖堂は、ザルツブルクの中でもっとも重要な歴史的建造物の1つとして有名な観光スポット。モーツァルトが洗礼を受けた大聖堂としても知られています。その洗礼の際に使用されたといわれているロマネスク様式の洗礼盤も、大聖堂の入口の近くで見ることができますよ。受洗後の1779年から1781年まで、モーツァルトはザルツブルク大聖堂でオルガン奏者を務めていました。
また、内部のドームも大きな見どころ。旧約聖書に登場する場面を描いた2列のフレスコ画や正門脇の守護聖人などに、歴史や芸術を感じることができます。さらには、大聖堂にある7つの鐘も一見の価値ありです。その1つで、重さが15.7トンもある「ザルヴァトールの鐘(救済の鐘)」は、オーストリアの中でも2番目の大きさ!これらの7つの鐘が奏でる音色は、オーストリアで一番美しいといわれています。
なおザルツブルク大聖堂には、レジデンツともつながっている大聖堂博物館が併設されていて、大聖堂に関する展示品を見学することができます。注意事項として、ザルツブルク大聖堂は閉館時間が不規則ですので、事前にホームページなど確認しておくと良いでしょう。
名称:Dom zu Salzburg
住所:Domplatz 1a, 5020 Salzburg
公式・関連サイトURL:http://www.salzburger-dom.at/en/home/
5.ミラベル宮殿
バロック建築を代表するミラベル宮殿は、ザルツブルクでもとくにロマンチックな歴史をもつ宮殿として、観光客に人気があります。もともとは1606年にザルツブルク大司教ヴォルフ・ディートリヒ・フォン・ライテナウが愛人のために建設したもので、1700年代に再設計したうえでミラベル宮殿として完成されました。1818年の大火災で大部分を焼失しましたが、まもなく再建されて現在の姿となっています。
ミラベル宮殿の一番の見所は、「大理石の間」です。1818年の大火災でも奇跡的に焼失せずに残った場所で、モーツァルトが姉と一緒にコンサートを開いたところとしても知られています。現在でも、ザルツブルク宮殿コンサートが「大理石の間」で開催されるので、スケジュールが合えばぜひ鑑賞してみてください。
世界で最も素晴らしい結婚式場の一つにも数えられているミラベル宮殿は、営業時間が不規則なので事前にホームページなどで確認しておきましょう。特別なイベントが開催される日を除けば、基本的に年中無休で見学できます。
ミラベル宮殿はザルツァハ川の東岸に位置し、カプツィナーベルクのふもとやゲトライデ通りからも、歩いて訪れることが可能です。さらに市内各所からバスも出ているので、観光の合間に気軽に立ち寄れるのも魅力的ですね。
名称:Schloss Mirabell
住所:Mirabellplatz 4, 5020 Salzburg
公式・関連サイトURL:https://goo.gl/AyrbKz
6.ミラベル庭園
ミラベル宮殿に付属するミラベル庭園は、ザルツブルク大司教ヨハン・エルンスト・フォン・トゥーンの命によって1690年に造営されました。映画『サウンド・オブ・ミュージック』の名場面、「ドレミの歌」のシーンで使用されていることで有名です。
まっさきに目を引くペガサスの噴水は、『サウンド・オブ・ミュージック』でジュリー・アンドリュース演じる主人公のマリア先生が、子供達と一緒にドレミの歌を歌いながら踊っていたポイント!「地、水、空気、火」を表現した彫像に囲まれているペガサスの噴水は、ミラベル庭園の中でももっとも人気があります。写真撮影にはもってこいの場所ですよ。
また、薔薇のトンネルも映画で使用された要チェックのポイント。庭園の端の方にあって見逃しやすいので、注意して見つけてくださいね。その他にも、入り口にある石像や妖精の庭、階段など、映画で使用された場所が庭園内に点在しています。
なお、ミラベル庭園からはメンヒスベルクの丘にあるホーエンザルツブルク城を眺めることもできますよ。映画にまつわるスポットを周りながら、美しく手入れされた庭園をゆっくり散策してみてください。
名称:Mirabellgarten
住所:Mirabellplatz 3, 5020 Salzburg
公式・関連サイトURL:https://goo.gl/u5gJvG
7.ゲトライデガッセ(ゲトライデ通り )
ザルツブルク旧市街の目抜き通りともいえるゲトライデガッセ(ゲトライデ通り)は、高級ブティックと中世の建築物が同居して立ち並ぶ人気の観光通りです。「ガッセ(小路)」という名の通り道幅は狭いのですが、ザルツブルク旧市街のメインストリートとなっています。
ザルツブルクの伝統的な背の高いテラスハウスが連なり、錬鉄製の看板や扉窓がひしめき合っているようすが観光の気分を大いに盛り上げます。また、ストリートミュージシャンや大道芸人があちらこちらでパフォーマンスをしているので、ゲトライデガッセを散策しているだけで、音楽と芸術の街ザルツブルクの雰囲気を満喫できます。
ゲトライデガッセを抜けると、レジデンツ広場やザルツブルク大聖堂、ホーエンザルツブルク城へ向かうケーブルカー乗り場など様々な観光スポットへ繋がっているところも、観光の魅力の1つ。ザルツブルク観光では文字通り避けては通れない道ですよ。
名称:Getreidegasse
住所:Getreidegasse , 5020 Salzburg
公式・関連サイトURL:http://www.salzburg.info/en/sights/squares_streets/getreidegasse
8.モーツァルトの生家
ゲトライデガッセの9番地には、あのモーツァルトの生家があり、世界中の音楽愛好家がこぞって訪れる有名な観光スポットとなっています。モーツァルトは幼少期からヨーロッパ中を父親と回って演奏していたため、この生家で暮らしていたのは7歳まででしたが、現在ではさまざまな展示品を収めた記念館となっています。
モーツァルト一家の油絵やモーツァルトが使用した日用品、自筆の楽譜、ポートレートに、幼いころ使用していたバイオリンや晩年に愛用していたといわれるピアノなどの楽器まで。幅広く展示品の数々を見れば、モーツァルトを身近に感じることができるでしょう。また、台所などは当時の状態に復元されているので、音楽やモーツァルトにあまり詳しくない人でも、1700年代のオーストリアの生活を感じられる観光スポットとして楽しめますよ。
日本語の案内板もあるので、日本人の観光客でも安心して見学できます。手書きの楽譜を見ながらモーツァルトの楽曲を聞けるブースもあるので、ゲトライデガッセ観光で歩き疲れた後の休憩にもおすすめです。
名称:Mozarts Geburtshaus
住所:Getreidegasse 9, 5020 Salzburg
公式・関連サイトURL:http://www.salzburg.info/ja/sights/top10/mozarts_birthplace
9.モーツァルト広場
モーツァルトの故郷ザルツブルクにはゆかりの観光スポットが数多くありますが、なかでもモーツァルト広場は、モーツァルトの生家と並ぶ観光名所となっています。
ここはモーツァルトにささげられた広場で、1842年に建てられたモーツァルトの像の周りは、常に観光客でにぎわっています。また、広場から見上げることができる17世紀に作られた時計塔も必見!一日に三度美しい鐘の音色を奏でてくれるこの音楽時計は、ホーエンザルツブルク城があるメンヒスベルクの丘を背景とした写真撮影のおすすめスポットです。
モーツァルト広場はレジデンツ広場のはす向かいにあり、周辺にはザルツブルクの主要な観光スポットが揃っているのも魅力です。
名称:Mozartplatz
住所:Mozartplatz, Salzburg
公式・関連サイトURL:https://goo.gl/Rriapu
10.カプツィナーベルク
カプツィナーベルクは、ザルツブルクの街を見下ろす標高636mの山で、麓からでも200mほどの高さがあります。頂上までは結構な道のりですが、登山道の入口近くの「フェリックスの門」からでも、ザルツブルク旧市街の美しい町並みを俯瞰することができます。
また、新石器時代から人が住んでいたといわれるカプツィナーベルクは歴史的にも重要な場所で、山の尾根先にあるカプツィナーベルク修道院もまた、人気の観光スポットです。この修道院に向かうリンツァー通りには、キリストの受難を描いた6枚のプレートや小さなモーツァルト記念碑があるので、こちらも見逃さないようにしましょう。
名称:Kapuzinerberg
住所:Kapuzinerberg 6, 5020 Salzburg
公式・関連サイトURL:https://goo.gl/Rbzgmx
11.メンヒスベルク近代美術館
ホーエンザルツブルク城があるメンヒスベルクの丘には、2004年にオープンしたメンヒスベルク近代美術館があります。4つのフロアにわたって国内外の作品を展示していて、とくに20~21世紀の美術品を中心に収蔵しています。
メンヒスベルク近代美術館の観光の魅力はそのコレクションだけではありません。美術館は崖の上に建てられているため、窓の外にはザルツブルクの絶景が広がっているのです。美しい景色をより楽しめるよう、メンヒスベルク近代美術館の窓は、とても大きく作られています。館内に併設されたレストランで食事をすれば、景色とザルツブルク料理を同時に楽しめますよ。
メンヒスベルク近代美術館ではガイドツアーも開催されているので、作品をより詳しく理解したいという人にはおすすめです。メンヒスベルク近代美術館へはザルツブルクの旧市街から徒歩でも行けますが、公共の交通機関も整備されています。また、旧市街にはもう1つルペルティウム近代美術館もあるので、近代芸術に興味のある人はそちらも訪ねてみてくださいね。
名称:Museum der Moderne Mönchsberg
住所:Monchsberg 32, 5020 Salzburg
公式・関連サイトURL:http://www.salzburg.info/ja/sights/top10/museum_of_modern_art
12.レオポルツクローン宮殿
ザルツブルク音楽祭の記念すべき第一回目が開催されたレオポルツクローン宮殿は、映画『サウンド・オブ・ミュージック』に登場したことでも有名な観光スポットです。レオポルツクローン宮殿は、1736年に建設されて以来個人が所有していて、今はザルツブルクでもっとも豪華なホテルのひとつとなっています。
残念ながら一般には開放されておらず、内部を観光するには宿泊しなければなりません。ただ、宮殿の目の前にあるレオポルツクローナー湖の周りは自由に訪れることができますよ。この湖も、『サウンド・オブ・ミュージック』でも使用されているので、観光客が散策している姿を数多く見ることができるでしょう。
名称:Schloss Leopoldskron
住所:Leopoldskronstrasse 56-58, Salzburg
公式・関連サイトURL:http://www.schloss-leopoldskron.com/en.html
13.ヘルブルン宮殿
ザルツブルク大司教の夏の離宮であったヘルブルン宮殿は、手の込んだ仕掛け噴水が数多く存在する庭園が有名な観光名所です。60ヘクタールもある庭園には、訪れた客人を驚かせるために作られた仕掛け噴水がいくつもあり、池や井戸、洞窟、ギリシャ神話の彫刻などから水が飛び出すさまを楽しむことができます。
なかでもおすすめは1750年に作られた機械劇場で、バロック時代の街並みが再現された舞台に約200体の人形が水力で動く仕掛けです。水は勢いよく噴き出すので、濡れてもいい服装やタオルなどを持参するようにしましょう。
ヘルブルン宮殿の内部には、ダンスホールの壁と天井に描かれた街路風景のフレスコ画や、「ヒュルステンツィンマー(領主の間)」と「ムジークツィンマー(音楽の間)」にあるフレスコ画はおすすめです。他にも屋外には岩窟劇場や動物園もあるので、大人から子供まで楽しめる観光スポットです。
ヘルブルン宮殿はザルツブルク旧市街の南の郊外にあり、ザルツブルクの市街地からバスで訪れることができますよ。
名称:Schloss Hellbrunn
住所:Furstenweg 37, 5020 Salzburg
公式・関連サイトURL:https://goo.gl/5DMa3G
14.ノンベルク修道院
ホーエンザルツブルク城の1段下に建つノンベルク修道院は、714年に創建されたドイツ語圏で最も古い女子修道院として有名な観光スポットです。また、映画『サウンド・オブ・ミュージック』の主人公マリアが過ごしとされる修道院でもあり、映画好きの観光客もよく訪れる場所となっています。
ノンベルク修道院内部は一般公開されていないため、観光客が立ち入ることはできないのですが、併設されている教会は見学可能です。そこには聖母子像や、キリストの受難の場面が描かれているゴシック様式の主祭壇の衝立があり、シンプルながらも美しい装飾を鑑賞することができます。
メンヒスベルクの丘の中途にあり、下から行っても上から行ってもやや歩く時間が長いため、履き慣れた靴で訪れることをおすすめします。
名称:Stift Nonnberg
住所:Nonnberggasse 2, 5020 Salzburg
公式・関連サイトURL:https://goo.gl/C9ewm4
15.聖ペーター僧院教会
ザルツブルク旧市街にある聖ペーター僧院教会は、696年にノンベルク修道院と同じく聖ルパートによって創建された、ドイツ語圏最古の男子修道院です。回廊や玄関はロマネスク様式、マリア礼拝堂は初期のゴシック様式、18世紀に改築された際は後期バロック様式と、様々な建築様式を楽しめるのが特徴です。身廊の天井にある、聖ぺトロの生涯が描かれたフレスコ画も有名ですよ。
聖ペーター僧院教会のもう1つの見どころは、教会の裏にある墓地です。ここには、メンヒスベルクの山肌をくりぬいて作られたカタコンベと呼ばれる納骨堂や岩窟礼拝堂などがあります。おすすめの観光スポットの1つですが、墓地という場所柄あまり騒いだり写真を何枚も撮影するなどの失礼は控え、マナーを守るよう注意しましょう。
名称:Sankt Peterstiftskirche
住所:Sankt-Peter-Bezirk 1, 5020 Salzburg
公式・関連サイトURL:http://www.stift-stpeter.at/de/stiftskirche/index.asp?dat=Stiftskirche
16.アウグスティナー醸造所
かつては修道院だったアウグスティナー醸造所は、1600年代初期から現在に至るまで秘伝のレシピでビールを作り続けているザルツブルクの老舗のビール工場で、お酒好きにはたまらない人気の観光スポットです。
ツアーに参加すれば、発酵から瓶詰までビールの醸造過程を勉強することができます。もちろん、肝心のレシピについては秘密です。その代わり、ツアーの後にはお待ちかねの試飲が待っていますよ。オーストリア最大のビアホールや、付属の庭園で造りたてのビールを飲むことができます。
アウグスティナー醸造所は、ザルツブルク旧市街の北西の郊外にあります。ザルツブルクの中央駅からバスや徒歩でも訪ねられる距離にありますよ。ツアーは事前に予約が必要なので、忘れずに手配しておきましょう。
名称:Augustinerbräu
住所:Lindhofstrasse 7, Salzburg 5020
公式・関連サイトURL:https://www.augustinerbier.at/?L=1
17.ザルツブルク祝祭劇場
ザルツブルク音楽祭のメイン会場となる祝祭劇場は、映画『サウンド・オブ・ミュージック』の撮影地としても有名な観光名所です。ザルツブルク音楽祭などでの壮大なコンサートを楽しめる一方で、ホールには大理石でできた彫像や十字架などがあり目でも芸術を鑑賞できるのが、祝祭劇場の特徴です。
祝祭劇場を見学するなら、ホールの舞台裏もまわれる観光ツアーがオススメ!『サウンド・オブ・ミュージック』の音楽祭のシーンで使用されたホール「フェルゼンライトシューレ(Felsenreitschule)」や、場合によってはステージでのリハーサルも見学できますよ。
ザルツブルク祝祭劇場はメンヒスベルクを削って作った劇場なので、岩肌に沿うようにたたずむステージを眺めているだけでも、スケールの大きさを体感することができるでしょう。
名称:Großes Festspielhaus
住所:Hofstallgasse 1, 5020 Salzburg
公式・関連サイトURL:https://goo.gl/Mjgzng
18.カラヤンの生家
モーツァルトの生誕地として有名なザルツブルクですが、もう1つ「カラヤンの生家」も重要な観光スポットです。ヘルベルト・フォン・カラヤンは1908年にザルツブルクで生まれた世界的な指揮者で、日本でも有名なベルリン・フィルハーモニー管弦楽団を34年間にわたって率いてきました。ザルツブルク音楽祭の芸術監督を務めたこともあり、20世紀の音楽史には欠かせない人物といわれています。
カラヤンの生家は一般には公開されていないので、観光客が見学できるのは建物の外観のほか、門扉にあるプレートや庭に建つカラヤンの銅像あたりです。それでも毎年何万人もの音楽ファンが訪れるという、ザルツブルクの一大観光スポットとなっています。
ザルツブルク中央駅から旧市街に向かう途中のザルツァハ川沿いにあるので、ザルツブルク観光での散策がてらに立ち寄ってみてはいかがでしょう。
名称:Karajan Geburtshaus
住所:J. F. Hummelstrasse 1 5020 Salzburg
◎まとめ
モーツァルトにゆかりのある観光名所や、『サウンド・オブ・ミュージック』の撮影で使用された場所、中世の街並みを堪能できるゲトライデガッセなど、ザルツブルクで訪れるべきスポット18選をご紹介しました。
歴史の深いザルツブルクでは、音楽祭やクリスマスマーケットなど時期によってさまざまなイベントが開催されているので、季節にあわせた旅行を計画してみてください。