ミーワシン・トレイルからスタート!サスカトゥーンの人気観光地10選

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ミーワシン・トレイルからスタート!サスカトゥーンの人気観光地10選

カナダ・サスカチュワン州最大の都市であるサスカトゥーンは、市の中心をサウスサスカチュワン川が流れる風光明媚な街です。7つの橋が架かることから別名「橋の街」とも呼ばれています。ミーワシン・トレイルをはじめ、川沿いには観光スポットや絶景ポイントが点在しており、休日にもなると自然を楽しむサスカトゥーン市民や多くの観光客で賑わうのだとか。今回は、そんなサスカトゥーンでおすすめの観光スポットを10ヶ所厳選してご紹介いたします。動物園や博物館、美術館、遊園地など、子供から大人まで楽しめる施設が目白押しですよ。

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ミーワシン・トレイルからスタート!サスカトゥーンの人気観光地10選

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1.サスカトゥーン・フォレストリー・ファーム・パーク&ズー

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約80種以上もの動物が暮らす「サスカトゥーン・フォレストリー・ファーム・パーク&ズー」は、今までサスカトゥーンでは見られなかった珍しい動物たちが展示されていることで有名です。クマのレスリングやピューマのショーなどもあり、子供から大人まで楽しめる観光スポットとなっています。

お子様連れのファミリーにはガイディングツアーがおすすめ。トレインに乗って園内を周遊しながら、動物にまつわる面白いお話を聞いてみましょう。ヤギやウサギ、トカゲ、コウモリなどの小動物が集まる子供動物園で動物とのふれあいを楽しむのも良いですね。

その他、釣り堀やピクニックエリアなど一日中遊べる施設が充実したサスカトゥーン・フォレストリー・ファーム・パーク&ズー。ファミリーでのサスカトゥーン観光にはもってこいですよ。

2.ミーワシン・トレイル

出典: Dougall_Photography

サスカトゥーン市民にも観光客にも愛されている「ミーワシン・トレイル」は、川沿いに続く約26Kmのトレイルコースです。街の北西から始まり、歴史スポットや自然保護エリアなど数々の観光名所や公園を通っているので、サスカトゥーン観光の出発点とすると良いでしょう。

ミーワシン・トレイル沿いには、バードウォッチングにぴったりな「コスモポリタンパーク」やテニスコート完備の「ロータリーパーク」など、ピクニックに最適な公園が点在しているのもポイント。
散策の締めは、キャピラノ展望台から臨む絶景なんていかがでしょうか?

3.西洋開発博物館

出典: Kevin M Klerks/Flickr

サスカトゥーンの「西洋開発博物館」は、20世紀初頭にタイムスリップできる大人気の観光スポットです。館内にはサスカトゥーンの経済活動が活発化した1910年頃の街並みが忠実に再現されており、なんと街中にあるカフェでは実際に食事をとることもできます。

1950年代のブリキのおもちゃやロッキングチェアーのほか、かつて川から取ってきた氷塊をサスカトゥーンに運んでいた赤い箱型ワゴン車などアンティーク展示も充実。ギフトショップには、街の名前の由来にもなったサスカトゥーンベリーのジャムやゼリー、紅茶など地元の名産品が揃っています。観光客に人気のオールドファッションキャンディーも要チェック!

4.ビーバー・クリーク保護地域

出典: Kneale Quayle/Flickr

サスカトゥーン中心部から南へ約13kmに位置する「ビーバー・クリーク保護地域」は、1979年に設立されました。ミーワシン・バレーに生息するビーバーは、周辺の木々を集めて川の水をせき止めダムの中に住処を構えるのですが、このダムは他の野生動植物を保護する役割も果たしているんですよ。

運が良ければ、川から頭だけを出してスーっと泳いでいる野生のビーバーを見ることができるかも。
周辺には4種類のハイキングコースがあるので、サスカトゥーンの自然の中でのんびり散策を楽しんでみるのも良いかもしれません。

5.カナダ・ウクライナ博物館

「カナダ・ウクライナ博物館」は、ウクライナからカナダに移住してきた人々の歴史を物語る博物館です。様々なウクライナアートが見られる展示ギャラリーには、ウクライナの教科書や著名人の資料が保管されている図書館も完備されています。

どの展示物も故郷ウクライナを思う移民達の気持ちが伝わってくるものばかり。レオナルド・クロウチクという人が40年以上かけて集めてきたウクライナの写真や本、宝石、陶磁器、絵画などのコレクションは、単なる物ではなくウクライナの精神が宿る大切なものとして扱われています。

6.ワヌスケウィン・ヘリテイジ・パーク

出典: commons.wikimedia.org

「ワヌスケウィン・ヘリテイジ・パーク」は、カナダ先住民の生活様式や伝統芸術を展示する施設です。ガイド付きの観光ツアーやドリームキャッチャー作りを楽しめるほか、外にはクリー族の住居「ティーピー」や儀式に使われていた石のサークルなどが展示されており、当時の生活ぶりを垣間見ることができます。

ワヌスケウィンに先住民が住むようになったのは約6千年前。ここに残された遺跡の数々は、北アメリカで最も重要な考古学的発見とも言われており、その多くはエジプトのピラミッドよりも古いものなのだとか。
広大な自然の中を散策しながら古に思いを馳せれば、きっとサスカトゥーン観光の良い思い出になりますよ。

7.ニュートリエン・プレイランド

キンズメンパーク内にあった「ポタシュ・コープ遊園地」が、この度「ニュートリエン・プレイランド」として生まれ変わりました。サスカトゥーンの自然に溶け込んだ緑の美しい園内には、観覧車やメリーゴーランド、周遊列車など小さなお子様が楽しめるアトラクションが充実しています。

自然を満喫するならプレイグランドへどうぞ。一面に芝生が敷かれたプレイグランドには、丸太のアスレチックスや泥遊びエリアなどが備えられており、地元サスカトゥーンの親子連れで賑わっています。
ランチを持参してピクニック気分を味わうのもおすすめですよ。

8.サスカチュワン大学

出典: Kyla Duhamel/Flickr

サスカチュワン大学は、サスカトゥーンでもかなり人気の高い観光スポットです。大学の敷地内には自然科学博物館やグレイストーンシアター、天文台、アートギャラリー、古美術館、デジタルリサーチセンターがあり、ここだけでもサスカトゥーンの観光名所が6つも集まっています。

観光客に人気なのは、自然科学博物館にある恐竜と現代哺乳類の骨格のレプリカ。館内にはたくさんの魚が飼育されているほか、昆虫や蝶の展示も充実しています。古美術館で見られるギリシャやローマ、エジプトの本格的な彫刻レプリカも美しいですよ。

また、天文台では週に1回観測が行われており、条件が合えば惑星や銀河、彗星までも見ることができるのだとか。大学内のシアターやギャラリーでは展覧会やパフォーマンスが定期的に行われているので、観光の際は事前にスケジュールを確認してから行くことをおすすめします。

9.サスカチュワン鉄道博物館

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鉄道ファンにおすすめの「サスカチュワン鉄道博物館」。ここには、実際に動いていたストリートカーのコレクションや機関車、モーターカー、カナダ鉄道で使用していた修復済の建物など、アンティークの珍しいものがたくさん展示されています。寝台車から除雪車まで、ありとあらゆる列車が揃っていますよ。

そのほとんどには階段が付いていて、なんと中に入って見学することもできるのだとか。子供はもちろん、鉄道好きの大人も童心に帰って楽しめること間違いなしでしょう。ギフトショップで販売されている人気アイテム、エンジニアの帽子も要チェックです。

10.パイク・レイク州立公園

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「パイク・レイク州立公園」は、サスカトゥーンから20分ほど離れた場所に位置する人気観光スポットです。観光客のみならず、地元サスカトゥーン市民の憩いの場となっており、休日にはピクニックやアウトドアスポーツを楽しむ人々で賑わいます。

パーク内は手入れの行き届いた芝生でとても気持ちが良いですよ。スポーツ道具を持ってきて遊ぶも良し、砂丘を散策するも良し。ボートの貸出やゴルフ場もあるので一日中遊べちゃいます。特に夏のウォータースライド付き屋外プールは、サスカトゥーンでも大人気です。

メインビーチ近くには2つのピクニックエリアがあり、ビーチからは車椅子の観光客にも優しいバリアフリーのトレイルが展望台まで続いています。展望台からは野生の動物を観察することができるのだとか。自然豊かなこの地域ならではの観光をお楽しみくださいね。

◎まとめ

サスカトゥーンには、今回紹介した10ヶ所以外にもドイツの古城に似せて作られた「ホテル・ベスボロー」やメンデル美術館など、観光客に人気のスポットがたくさんあります。また、ミーワシン・トレイルを含むミーシワン・バリーにも、スポーツを楽しめる施設や絶景スポットが多数存在するんですよ。サスカトゥーンに行ったら、ミーワシン・バリーの観光マップをもらって散策してみると良いでしょう。ぜひこの記事を参考にサスカトゥーン観光を計画してみてくださいね。

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