NASCARの聖地!シャーロットのおすすめ観光スポット30選

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NASCARの聖地!シャーロットのおすすめ観光スポット30選

アメリカ南東部ノースカロライナ州のシャーロットは、「NASCARの聖地」として世界にその名を轟かせる活気あふれる商業都市。しかし、この街の魅力はモータースポーツだけにとどまりません。最先端のレース体験はもちろんのこと、心豊かな時間をもたらすアートや歴史探訪、家族みんなで笑顔になれるエンターテイメント施設、そして美しい大自然でのアクティビティまで、訪れる人々を魅了する多様な顔を持っています。

この記事では、そんなシャーロットの絶対に訪れたい厳選スポットを巡りながら、あなただけの特別な体験を見つける旅へとご案内します。さあ、シャーロットの奥深い魅力を発見しに出かけましょう!


この記事を書いた人


Y Yasue

京都出身、旅行が趣味です。カプリ島「青の洞窟」、ユングフラウ、アンテロープキャニオン、マウナケアでのサンライズは、特に心に残る絶景でした。またアイスランドでは、オーロラやアイスケーブの神秘的なクリスタルブルーなど、多くの感動を体験しました。これからも、旅の計画に役立つ情報から、心に響くような感動まで幅広く発信していきます!


目次

NASCARの聖地!シャーロットのおすすめ観光スポット30選

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1. NASCAR殿堂博物館

NASCAR殿堂博物館 / NASCAR Hall of Fame(シャーロット)

アメリカのモータースポーツの伝統と文化が凝縮された「NASCAR殿堂博物館(NASCAR Hall of Fame)」。ここはNASCARファンにとって、まさに聖地とも言える必見の観光スポットです。広い館内には、歴戦の名車が多数展示されています。

目玉の一つは、レーサー気分をリアルに体験できるレーシングシミュレーター。大人も子供も、スリル満点のドライブに夢中になること間違いなしです。また、NASCARの白熱の歴史をたどる映像展示や、ピットクルーになりきってタイヤ交換に挑戦できる体験コーナーなど、インタラクティブなゲームや子供向けの展示も充実。家族みんなで一日中、エキサイティングな時間を過ごせます。本場アメリカのモータースポーツの熱気を肌で感じてみてくださいね。

2. ビリー・グラハム・ライブラリー

ビリー・グラハム・ライブラリー / Billy Graham Library(シャーロット)

20世紀のアメリカを代表する牧師の一人、ビリー・グラハム氏。その波乱に満ちた生涯と、多くの人々に影響を与えたメッセージに触れることができるのが「ビリー・グラハム・ライブラリー」です。「アメリカの伝道師」とも称されたグラハム牧師は、キリスト教福音伝道師として、その温かい人柄と力強い言葉で広く親しまれていました。

ここは、そんなグラハム牧師の生涯を辿る体験型資料館のような施設です。納屋を模した建物の中にグラハム牧師の説教映像やゆかりの品々、写真などが豊富に展示されており、その足跡とメッセージを深く知ることができます。敷地内には、彼が幼少期を過ごした家が復元されているほか、関連書籍やギフトを扱うショップ、そしてカフェも併設されていてゆっくりと過ごせます。

3. ディスカバリー・プレイス・サイエンス

ディスカバリー・プレイス・サイエンス / Discovery Place Science(シャーロット)

出典: By Ken Thomas - KenThomas.us(personal website of photographer), Public Domain, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=5623757

科学の不思議や新たな発見をテーマにした「ディスカバリー・プレイス・サイエンス」は、子供から大人まで楽しめる体験型の科学館です。館内には、子供たちが実際に手で触れて仕組みを学んだり、五感を使いながら科学の面白さを発見できるような展示やアトラクションがあります。

遊びながら自然と科学への興味や知識を深めることができるサイエンスショーやワークショップ、特別イベントなどを定期的に開催。これらに参加することで、遊びながら自然と科学への興味や知識を深めることができます。館内には、ミュージアムショップやカフェも併設。シャーロットを訪れるなら、家族みんなでワクワクするような発見に満ちた一日を体験してみてはいかがでしょうか。

4. ニューサウス・レバイン博物館

ニューサウス・レバイン博物館(シャーロット)

出典: By James Willamor - Own work, CC BY-SA 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=29873954 (CC BY-SA 3.0)

「ニューサウス・レバイン博物館」は、特に公民権運動をはじめとする社会の変革や、そこに生きた人々の物語に焦点を当てた展示で知られる博物館。シャーロットとアメリカ南部が南北戦争後から現代に至るまでの道のり、「ニューサウス」と呼ばれる時代の変遷を深く掘り下げています。

※ニューサウス・レバイン博物館は、2025年5月4日から休業中です。最新情報は、公式ウェブサイトでにて確認お願いします。博物館が新たな形で再開された際には、ぜひ訪れてみてください。

5. ミント美術館 アップタウン/ランドルフ

ミント美術館は、アップタウン地区とシャーロット郊外に2施設あります。

◆ミント美術館 アップタウン

ミント美術館 アップタウン(シャーロット)

洗練された現代建築とダイナミックな展示空間が人気の「ミント美術館 アップタウン」。シャーロットの活気あふれるアップタウン地区に位置する、都市型アートの発信地です。

館内には、アメリカ独立から現代に至るまでのアメリカンアート、刺激的なコンテンポラリーアート、そして国際的にも評価の高いクラフト・コレクションを展示。世界のファッションやテキスタイルに関するユニークな展示も見応えがあります。

併設されたスタイリッシュなレストラン「マリポサ」で食事をしたり、デザイン性の高いアイテムが揃うミュージアムショップでお土産を探すのもおすすめ。特別展も頻繁に開催されています。

◆ミント美術館 ランドルフ

ミント美術館にはもう一つ、シャーロット郊外に位置する「ミント美術館 ランドルフ」もあります。ランドルフは、ヨーロッパやアフリカンアート、アメリカ先住民美術、陶磁器コレクションなどがテーマ。落ち着いた雰囲気の中でじっくりと作品を鑑賞できます。

訪れたいテーマや雰囲気に合わせて、どちらのミント美術館を訪れるか選ぶのも楽しいかもしれません。訪問前には、公式サイトで各館の最新の展示スケジュールやイベント情報をチェックしておきましょう。

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6. ハービー・B・ガントセンター

ハービー・B・ガントセンター(シャーロット)

出典: By Mark Clifton - https://www.flickr.com/photos/37063827@N02/4040794999, CC BY-SA 2.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=8861331 (CC BY-SA 2.0)

シャーロットでアフリカ系アメリカ人の豊かな歴史、芸術、文化に触れるなら「ハービー・B・ガントセンター」がおすすめ。このセンターは、アフリカ系アメリカ人の功績を称え、その多様な芸術や文化を深く探求できる貴重な場所です。

館内には、絵画、彫刻、写真など、アフリカ系アメリカ人アーティストによる力強い作品群が展示されています。また、ガントセンターは単なる美術館に留まらず、講演会やパフォーマンスなども行われる活気ある文化交流の拠点。その美しい施設はイベントにも利用され、地域コミュニティにも親しまれています。

7. フォースワード・パーク

フォースワード・パーク(シャーロット)

「フォースワード・パーク」は、シャーロットのアップタウンに位置しながらも、緑豊かで落ち着いた雰囲気が漂う憩いの場。コンパクトながらも、美しく手入れされた公園です。

フォースワード歴史地区の美しい街並みと一体となっている点も、この公園の魅力。ヴィクトリア様式の歴史的な邸宅が立ち並ぶエリアは、まるで絵画のような趣があります。周辺に点在するおしゃれなレストランやカフェに立ち寄って、一息つくのもおすすめ。シャーロットの古き良き面影と現代的な魅力が交差するフォースワード地区の散策を、ぜひ楽しんでみてください。

8. エアポート・オーバールック(シャーロット・ダグラス国際空港)

エアポート・オーバールック(シャーロット・ダグラス国際空港)

1935年に開港した「シャーロット・ダグラス国際空港」は、アメリカン航空の主要ハブ空港の一つです。その敷地内にある人気の展望施設「エアポート・オーバールック」が、2024年6月7日にリニューアルオープンしました。

新しくなった展望エリアは以前よりも高い位置に設けられ、滑走路や駐機場を一望できるのはもちろん、遠くシャーロットの街並みまでパノラマビューで見渡せます。飛行機が離発着する迫力の光景を、より一層ダイナミックに楽しむことができるようになりました。

また、敷地内には退役したF-4ファントム戦闘機の実機が展示されています。さらに、子供たちが遊べるプレイグラウンドも新設。ピクニックを楽しめる緑地スペースや、ベンチも設けられ、快適に過ごせるよう工夫されています。

9. ノーマン湖

ノーマン湖(シャーロット)

シャーロットの北部に広がる「ノーマン湖」は、ノースカロライナ州最大を誇る人造湖です。地図で見てもわかるその広大なスケールと、複雑に入り組んだ美しい湖岸線はまさに圧巻。豊かな緑の森と紺碧の湖水が織りなす風景は、訪れる人々を魅了します。

この湖では、ボートクルーズやカヤック、パドルボード、フィッシングなど多彩なウォーターアクティビティが楽しめるほか、湖畔でのハイキングやサイクリング、ピクニックも人気。雄大な自然に抱かれながら過ごす時間は、心身ともにリフレッシュできますよ。

湖の周辺には魅力的な町が点在し、おしゃれなショップやレストラン、カフェで休憩しながら、のんびりと過ごすのもおすすめ。特に夕暮れ時は、湖面が夕日に染まるロマンチックなサンセットが見られると評判です。

10. アビッドエクスチェンジ・ミュージック・ファクトリー

アビッドエクスチェンジ・ミュージック・ファクトリー(シャーロット)

出典: By HangingCurve - Own work, CC BY-SA 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=70634972 (CC BY-SA 4.0)

「アビッドエクスチェンジ・ミュージック・ファクトリー」は、シャーロットのナイトライフを彩るエンターテイメント複合施設。広大な敷地内には、複数のライブ会場をはじめ、レストランやバーなどが軒を連ねています。

特に、施設内にある屋外コンサート会場は音響設備が充実しており、開放的な雰囲気の中で迫力あるライブパフォーマンスを味わうことができます。日本のコンサートとはまた違った、本場のダイナミックなスケール感と熱気を体験するのは、旅の印象的な思い出になるはずです。

ライブの前後に施設内のレストランで食事をしたり、バーで一杯飲んだりと、音楽と共にシャーロットでエキサイティングなナイトライフもお楽しみください。

11. PNCミュージック・パビリオン

シャーロット最大級の屋外コンサート会場として名高い「PNCミュージック・パビリオン」。国内外のトップアーティストや人気バンドが大規模なツアーで訪れる定番スポットです。

様々なジャンルの音楽ライブやフェスティバルが開催され、野外ならではの開放的な雰囲気と一体感を存分に味わえるのが大きな魅力。最先端の音響・照明設備が、パフォーマンスを一層ダイナミックに演出。シャーロットで本場アメリカの音楽エンターテイメントのスケールと興奮を体験したいなら、滞在中にどんな公演が行われているか、ぜひチェックしてみてくださいね。

12. リトル・シュガー・クリーク・グリーンウェイ

リトル・シュガー・クリーク・グリーンウェイ(シャーロット)

シャーロットの街中を縫うように続く「リトル・シュガー・クリーク・グリーンウェイ」は、市民や観光客に人気の癒やしのトレイルです。ここは、リトル・シュガー・クリークという小川を、都市の貴重な自然空間として再生させる大規模な「河川復元プロジェクト」によって整備されました。今では、美しい都会のオアシスとして多くの人々に親しまれています。

きれいに舗装されたトレイルは、サイクリングやランニング、ウォーキングに最適。穏やかな川の流れに沿って進むと、季節ごとに咲く美しい花々や、可憐な蝶、野鳥の姿など、心和む風景に出会えます。一部区間は公園や商業施設、アート作品などにも繋がっており、散策の楽しみを広げてくれます。

13. サウスパーク・モール

サウスパーク・モール (シャーロット)

出典: By HangingCurve - Own work, CC BY-SA 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=34481084 (CC BY-SA 4.0)

「サウスパーク・モール」は、シャーロットで最も高級と言われるショッピングモールです。洗練された雰囲気の広大な館内には、世界的に有名なラグジュアリーブランドのブティックや、日本でも人気のアパレルブランドのショップがずらりと軒を連ねています。ノードストローム(Nordstrom)やニーマン・マーカス(Neiman Marcus)といった有名デパートも入っており、最新のファッションアイテムからコスメ、ギフトまで、充実したラインナップを誇ります。

ショッピングの合間に一息つけるオシャレなカフェや、しっかり食事を楽しめるレストランも揃っているので、休憩を挟みながらゆっくり買い物を楽しめます。通路も広く、ベビーカーなどでも移動しやすいため、お子様連れの方も安心して過ごせるでしょう。大切な人へのお土産探しや、自分への特別なご褒美を見つけに足を運んでみてはいかがでしょうか。

14. メタルモーフォシス

メタルモーフォシス(シャーロット)

ユニークで巨大な「メタルモーフォシス」は、テクノロジーとアートが見事に融合した動くアート作品。チェコ出身の彫刻家デイヴィッド・チェルニー氏が手掛けたこの作品は、斬新なコンセプトで世界的に注目されています。

鏡面仕上げされたステンレススチール製のプレートが幾重にも重ねられて人間の頭部を形作っており、そのスケールと輝きはまさに圧巻。さらに驚くべきは、この巨大な頭部が不規則に回転し、時折、口の部分から水が噴き出す噴水としての仕掛けも持っていることです。

予期せぬ動きと変容する姿は、訪れる人々を魅了し、多くの驚きを与えます。ぜひ、このダイナミックで不思議なアートを間近で体験してみてください。

15. シャーロット・コンベンションセンター

シャーロット・コンベンションセンター

出典: By Kenneth C. Zirkel - Own work, CC BY-SA 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=67312549 (CC BY-SA 4.0)

シャーロットのアップタウン中心部に位置する「シャーロット・コンベンションセンター」は、国際会議や大規模な展示会、多様なイベントが開催される最先端のコンベンション施設です。1995年の開業後、2021年には大規模な拡張・改修工事が完了し、より近代的で機能的な空間へと進化を遂げました。

広大な展示スペースや最新設備を備えた多数の会議室を有し、ビジネス関連の催しだけでなく、一般の人も楽しめる展示会やポップカルチャーのイベントなどが開催されることもあります。ガラスを多用した明るくモダンな建築デザインや、館内に配されたパブリックアートも見どころで、洗練された空間は訪れるだけでも刺激的です。

16. ウィング・ヘブン・ガーデン・アンド・バード・サンクチュアリ

ウィング・ヘブン・ガーデン・アンド・バード・サンクチュアリ(シャーロット)

出典: By DysonsSphere - Own work, CC0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=152388501

シャーロットに息づく鳥たちの聖域「ウィング・ヘブン・ガーデン・アンド・バード・サンクチュアリ」は、訪れる人々にとっても都会の喧騒を忘れさせてくれる緑豊かな楽園です。愛情を込めて丁寧に手入れされた美しい庭園は、四季折々の色彩と香りで訪問者を温かく迎えてくれます。

名前のとおり、ここは多種多様な野鳥たちが安心して羽を休めに集まる場所です。心地よいさえずりに耳を澄ませて散策すれば、穏やかな時間を過ごせるでしょう。清らかな緑と鳥の声に包まれれば、心からの癒やしを感じられます。

また、ガーデンツアーやバードウォッチングのイベント、季節ごとの催しなども定期的に開催されています。庭園の魅力や鳥たちについて深く知る良い機会なので、訪問前に公式サイトでスケジュールを確認してみてください。

17. ヘンドリック・モータースポーツ

NASCARのトップチームの一つとして世界的にその名を知られる「ヘンドリック・モータースポーツ」。その広大な敷地内にあるチーム博物館とファクトリーは、レースファンにとって必見のスポットです。

館内には、数々の勝利を刻んできた実物のレースカーに、ドライバーたちが実際に着用したレーシングスーツ、輝かしいトロフィーなどがずらりと展示され、常勝チームならではの歴史と威厳を肌で感じることができます。

特にNASCAR史に名を残すレジェンドたちのマシンは必見。ケン・シュレーダーや、日本でもファンが多いジェフ・ゴードンが駆った名車、そしてジミー・ジョンソンの激闘の記憶が生々しいクラッシュしたマシンなどが、当時の面影そのままに展示され、ファンにとってはまさに聖地のような空間です。

チームの博物館エリアや併設のチームストアは、一般のファンも自由に見学や買い物を楽しむことができます。限定グッズなど、ここでしか手に入らないお土産をぜひゲットしましょう。シャーロットでのレース開催日やその前後は特に多くのファンで賑わうため、じっくりと見学したい場合は、レースが予定されていない平日などに訪れるのがおすすめです。

18. シャーロット・モーター・スピードウェイ

シャーロット・モーター・スピードウェイ(ラスティ・ウォレス・レーシング・エクスペリエンス)

出典: By Dough4872 - Own work, CC BY-SA 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=148793195 (CC BY-SA 4.0)

「NASCARの聖地」シャーロットでは、「ラスティ・ウォレス・レーシング・エクスペリエンス(Rusty Wallace Racing Experience)」が、夢のようなNASCARドライバー体験を提供してくれます。

実際にレースで使用される本物のNASCARストックカーの運転席に乗り込み、ヘルメットを装着。エンジンの轟音と振動を身体全体で感じながら、伝説の舞台「シャーロット・モーター・スピードウェイ」のバンク(傾斜)付きオーバルコースを疾走できるという、まさにレースファンにとって究極の体験が叶います。

普段からスポーツカーの運転を楽しんでいる方や、一度は本物のレーシングマシンを自分の手で操ってみたいと憧れていた方にとっては、アドレナリン全開、興奮の連続!

もちろん、走行前にはプロのインストラクターによる丁寧な安全説明や運転指導があるので、安心して挑戦できます。このシャーロットならではの特別なアクティビティで、一生の思い出に残るスリリングな体験をぜひ味わってみてください。

19. バンク・オブ・アメリカ・スタジアム

バンク・オブ・アメリカ・スタジアム(シャーロット)

本場のアメリカ・プロスポーツの熱気を体験するなら、「バンク・オブ・アメリカ・スタジアム」は外せません。このスタジアムは、NFL(ナショナル・フットボール・リーグ)の「カロライナ・パンサーズ」に加え、2022年に誕生したMLS(メジャーリーグサッカー)の「シャーロットFC」のホームスタジアムでもあります。アメリカンフットボールとサッカー、両方のトップレベルの試合を観戦でき、1996年の開場以来、数々のドラマが生まれてきました。

試合開催日には、スタジアム内外がチームカラーをまとったファンで埋め尽くされ、その一体感と興奮は格別。また、毎年NCAAカレッジフットボールのボウルゲーム「デュークス・マヨ・ボウル」の開催地となるほか、世界的に有名なアーティストによる大規模コンサートなども行われています。

ちなみに、開業時の名称は「カロライナズ・スタジアム」でしたが、現在はシャーロットに大規模な拠点を置く金融機関「バンク・オブ・アメリカ」が命名権を所有しています。

20.トゥルイスト・フィールド

トラスト・フィールド(シャーロット)

「トゥルイスト・フィールド」は、2014年に開場したモダンな野球場です。メジャーリーグ、シカゴ・ホワイトソックス傘下のAAA(トリプルエー)級チーム「シャーロット・ナイツ」の本拠地として知られています。かつてチームの球場は郊外にありましたが、現在はアップタウンの中心部に移転し、格段にアクセスしやすくなりました。

この球場の最大の魅力の一つは、何と言ってもそのロケーション。外野席の向こうにはシャーロットの美しい高層ビル群が広がり、まるで摩天楼に向かってホームランを打つかのような、都市型ボールパークならではの絶景が楽しめます。

球場内はどこも清潔で、家族連れにも優しい施設です。すぐ隣には美しい「ロメア・ビアーデン・パーク」があり、周辺にはレストランやカフェも充実。試合がない日でも散策するだけで楽しめます。

21.スペクトラム・センター

スペクトラム・センター(シャーロット)

シャーロットのアップタウンに位置する「スペクトラム・センター」は、街のインドア・エンターテイメントを象徴する多目的アリーナ。ここは、男子プロバスケットボールリーグNBAの「シャーロット・ホーネッツ」が本拠地を構える場所として有名ですが、実はプロアイスホッケーリーグAHLの「シャーロット・チェッカーズ」のホームアリーナでもあります。

本場のNBAの試合の興奮や、氷上の格闘技とも言われるアイスホッケーのスピード感を体感したい方におすすめの観光スポット。さらに、スポーツ観戦だけでなく、年間を通じて世界的なスーパースターによるコンサートや、家族で楽しめるショー、様々な大規模イベントが開催され、常に多くの人々で賑わっています。ローリング・ストーンズのような伝説的なバンドも、このステージに立ってきました。

アリーナ内には多彩なフードスタンドやバーも充実しています。シャーロット滞在中にどんなイベントが開催されているか、公式ウェブサイトでスケジュールをチェックしてエキサイティングな夜を過ごしてみてはいかがでしょうか。

22.シャーロット・プレミアム・アウトレット

シャーロット・ダグラス国際空港からほど近い場所にある「シャーロット・プレミアム・アウトレット」は、広大な敷地に100以上もの店舗が集まる人気のショッピングスポットです。日本でもお馴染みの人気アパレルブランド、スポーツウェア、高級ブランドなどがアウトレット価格で手に入ります。

非常に規模が大きいため、訪問前にお目当てのショップを絞って効率よく散策するのがおすすめ。各ブランドや時期によって割引率は異なりますが、驚くような掘り出し物が見つかるかもしれません。宝探しのような感覚で、お得なショッピングを存分に楽しんでください。

敷地内にはフードコートやカフェも充実しているので、ショッピングの合間に休憩を挟みながら、一日中ゆっくりと過ごすことができます。

23.ブルーメンタール・アーツ

ブルーメンタール・アーツ(シャーロット)

出典: By Rschoneman of English Wikipedia - Own work, Public Domain, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=23468417

複数の劇場を内包するシャーロット随一の総合芸術施設「ブルーメンタール・アーツ」。一歩足を踏み入れれば、きらびやかなシャンデリアが輝く豪華なロビーと、贅沢な空間の広がりに息をのむでしょう。

ここでは、ニューヨークから直接ツアーで訪れる大人気のブロードウェイ・ミュージカルをはじめ、クラシックコンサート、オペラ、バレエ、人気コメディアンのライブまで、実に多彩なトップクラスのパフォーマンスが年間を通じて上演されています。

世界的に評価の高い音響設備と、どの席からもステージが見やすいように設計された快適な座席は、観客を深く物語の世界へと引き込みます。特別な夜を過ごすのにふさわしい、ラグジュアリーな空間で、本物の舞台芸術に触れる感動をぜひ体感してみてください。

24.カロウィンズ

「カロウィンズ」は、スリル満点の絶叫マシンが好きな方におすすめの巨大アミューズメントパークです。このパークの最大の特徴は、ノースカロライナ州とサウスカロライナ州の州境にまたがって建設されていること。園内の地面に引かれた州境のラインを越えて、2つの州を一度に行き来するというユニークな体験ができます。

世界クラスの絶叫マシンがそろっていますが、中でも超大型ジェットコースター「フューリー325(Fury 325)」は、その高さとスピード、長さで世界有数のギガコースターとして有名!世界中からスリルを求める観光客が訪れます。

さらに、広大なウォーターパーク「カロライナ・ハーバー」も利用でき、多種多様なウォータースライダーやプールで一日中遊べます。敷地内にはキャンプ場やキャビン、隣接するホテルといった宿泊施設も完備。時間に余裕のある方は、数日間滞在してパーク全体を遊び尽くすのも最高の思い出になりますよ。

25.U.S.ナショナル・ホワイトウォーター・センター

U.S.ナショナル・ホワイトウォーター・センター(シャーロット)

シャーロットでアウトドア・アドベンチャーを体験するなら、「U.S.ナショナル・ホワイトウォーター・センター」が最適。ここは、アメリカのオリンピック・カヌー/カヤックチームの公式トレーニング施設にもなっている、世界最大級の人工急流を中心とした巨大アドベンチャーパークです。

スリル満点のホワイトウォーター・ラフティングやカヤックはもちろん、ジップライン、ロープコース、ロッククライミング、マウンテンバイクなど、陸・水・空のアクティビティが30種類以上も揃っています。一方で、広大な敷地内には森を抜ける穏やかなウォーキングやハイキングのトレイルも整備されており、自分のペースで自然を満喫したい方やお子様連れでも楽しめます。

この施設のユニークな点は、アクティビティに参加しなくても、その雰囲気を存分に楽しめること。レストランやバーのテラス席から、急流に挑む人々の歓声を聞きながら食事やビールを楽しむこともできますよ。夏場には「リバー・ジャム」と呼ばれる野外コンサートも頻繁に開催され、多くの人々で賑わいます。アウトドア好きから、ユニークな場所でリラックスしたい方まで、誰もが楽しめるシャーロット屈指の観光スポットです。

26.マクダウェル自然保護区

マクダウェル自然保護区(シャーロット)

シャーロット市街地から南東へ約20km郊外に位置する「マクダウェル自然保護区」は、都会の喧騒から離れて雄大な自然を堪能できるワイルドライフの聖域。ここはメクレンバーグ郡で最も古く、そして最も広大な自然保護区として知られています。

保護区は美しいワイルイー湖畔に位置し、森と湖が織りなす息をのむような美しい景色が広がっています。多彩なハイキングトレイルを歩けば、森林浴を楽しみながら、美しい湖の眺望や季節の野草、野鳥の姿に出会えるでしょう。

また、郡内では数少ない公営キャンプ場が完備されており、デイキャンプはもちろん、宿泊して満点の星空の下で過ごすのも格別です。カヤックや釣り、ピクニックなど、アウトドア愛好家から、静かな時間を過ごしたい家族連れまで、誰もが満足できる場所としておすすめ。この広大な自然の楽園、心身ともにリフレッシュしてください。

27.イマジン・オン(ザ・ジョー&ジョアン・マーティン・センター)

イマジン・オン(ザ・ジョー&ジョアン・マーティン・センター)

出典: By Property of PLCMC - https://www.flickr.com/photos/plcmc/2568011403/in/set-72157605540496140/, CC BY-SA 2.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=5100765 (CC BY-SA 2.0)

シャーロットでお子様連れの家族に断然おすすめなのが、一日中、遊びと学び、そして感動に出会える「イマジン・オン(ザ・ジョー&ジョアン・マーティン・センター)」です。この施設は、全米でもトップクラスの評価を受ける公共図書館と、プロの児童劇団が融合したユニークな文化施設です。

館内には、年齢別に分けられた複数のエリアがあります。幼児向けエリアは、絵本の世界に入り込んだような空間。ブロックなどの知育遊具を使いながら親子で自由に遊べます。児童書やヤングアダルト向けの蔵書が豊富に揃う図書館エリアは、静かに読書に没頭できるだけでなく、PCを使った教育的なアクティビティや、創造性を刺激するワークショップも体験できます。

さらに、併設された2つの劇場では、「チルドレンズ・シアター・オブ・シャーロット」による本格的な演劇が上演されています。ここは、子供たちの想像力(Imagination)をオン(On)にするという名前通り、遊び・読書・舞台芸術を通した知的好奇心と創造力を育む工夫が満載!家族みんなにとって忘れられない一日を約束してくれる場所です。

28.サレンバーガー航空博物館

「カロリナス航空博物館」は2024年6月、「サレンバーガー航空博物館」としてリニューアルオープンしました。この博物館の最大の目玉は、映画『ハドソン川の奇跡』で世界的に有名になった、USエアウェイズ1549便の実物機です。2009年のハドソン川不時着水から乗員・乗客155名全員が生還したこの奇跡ともいえる物語の中心に立つことができます。

展示されているのは、川から引き揚げられた本物の機体だけではありません。当時の緊迫した状況や人間ドラマをリアルに伝える、パイロットやクルー、乗客たちの個人的な所持品や証言なども展示されており、その感動をより深く心に刻むことができます。

さらに、新しい博物館ではコレクションも大幅に拡充。世界で初めて有人動力飛行に成功したライト兄弟の飛行機のレプリカをはじめ、歴史的な軍用機や民間機など、数多くの貴重な航空機も展示されています。

29.フリーダム・パーク

フリーダム・パーク(シャーロット)

「フリーダム・パーク」は、シャーロットの「セントラルパーク」とも称される広大な都市公園。天気の良い日には、多くの地元の人々や観光客で賑わう人気のスポットです。園内を散策すれば、春には満開の桜、秋には鮮やかな紅葉と、四季折々の美しい木々が目を楽しませてくれます。

公園の中心には大きな池があり、その周りの芝生でのんびりと読書をしたり、ピクニックにぴったり。テニスコートやバレーボールコート、野球場などのスポーツ施設も充実しています。

園内を貫く「リトル・シュガー・クリーク・グリーンウェイ」は、ウォーキングやサイクリングにおすすめ。公園の周辺にはおしゃれなカフェやレストランが多いので、散策後に立ち寄ってもいいですね。シャーロット市民の日常に触れながら、心豊かな時間を過ごしてみてください。

30.シャーロット歴史博物館

シャーロットのルーツを探る時間旅行へ出かけるなら、「シャーロット歴史博物館」が最適です。シャーロットのアップタウンから車で約10分の場所に位置し、この地域の歴史を多角的に伝えています。

この博物館の敷地内には、メクレンバーグ郡に現存する最も古い邸宅「ヘゼキア・アレクサンダー・ハウス」が保存されています。頑丈な石造りのこの建物は、アメリカ独立革命期の暮らしを今に伝える貴重な史跡。一歩足を踏み入れると、当時の生活様式を再現したクラシックなインテリアや調度品が並び、まるで18世紀にタイムスリップしたかのような感覚を味わえます。

隣接する現代的な博物館のメイン館では、シャーロットとカロライナ・ピードモント地域の歴史を紹介。先住民の時代から、南北戦争後の「ニューサウス」と呼ばれる時代への変遷まで、豊富な資料や工芸品を通して深く学ぶことができます。

歴史的な邸宅とその周りの趣ある庭園、そして地域の通史を学べる博物館を併せて訪れることで、シャーロットという街がどのように形成されてきたのかを、より立体的に理解できます。

◎日本からシャーロットへのアクセス

シャーロット(アメリカ合衆国ノースカロライナ州)

2025年6月現在、日本からシャーロット・ダグラス国際空港(CLT)への直行便は就航していません。そのため、アメリカ国内の主要なハブ空港で飛行機を一度乗り継いでシャーロットへ向かうのが一般的なルートとなります。

ダラス・フォートワース、デトロイト、アトランタ、シカゴ、ワシントンD.C.などが主な経由地で、日本を出発してからシャーロットに到着するまでの総移動時間は、15時間から20時間程度が目安です。

NASCARの聖地としての熱狂、最先端のアートやカルチャー、そして心癒される豊かな自然。これら多彩な魅力が融合したシャーロットを訪れ、あなただけの忘れられない旅を楽しんでください。

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