中部ジャワ島のもう一つの古都スラカルタを訪ねて。観光の見どころ7選

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中部ジャワ島のもう一つの古都スラカルタを訪ねて。観光の見どころ7選

中部ジャワの内陸にある都市スラカルタ。18世紀以前の呼び方である「ソロ」という名称でも広く知られています。ブンガワン・ソロという民謡で有名なジャワ島最長の河川ソロ川を有する、ジャワ島の二大古都の一つとして有名な観光地です。南西のジョグジャカルタから車で約2時間の距離にあり、北に向かえばインドネシア五大都市の1つスマランに達します。18世紀にマタラム王国の都となったスラカルタは、バリ島やジョグジャカルタほどではありませんが、インドネシアを代表する観光地として世界中の観光客を魅了しています。古都らしい風情を味わうことができますよ。それでは、古都スラカルタのおすすめ観光スポット7選をお送りします。

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中部ジャワ島のもう一つの古都スラカルタを訪ねて。観光の見どころ7選

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1.サンギラン初期人類遺跡

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世界文化遺産のサンギラン初期人類遺跡は、スラカルタの北の郊外にある必訪の観光スポットです。人類の化石が出土する世界屈指のエリアとして有名で、初期人類・直立猿人であるジャワ原人(ピテカントロプス)の化石が発見されたのを始め、世界中の人類化石の半数がここで出土しています。

スラカルタ観光の筆頭にあがる観光地ですが、観光客が訪れることができるのはそれほど広くない博物館なので、あっという間に観光が終わってしまうかもしれません。それでも貴重なジャワ原人の頭蓋骨の化石や、さまざまなマンモスの化石は見る価値あり!インドネシアで世界遺産を巡るならスラカルタは避けて通れませんよ。

2.マンクヌガラン王宮

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マンクヌガラン王宮は、スラカルタにある2つの王宮の1つです。1757年にマタラム王国のススフナン家から分離・独立したマンクヌゴロ1世によって造営されました。ジャワ建築様式が美しい王宮で、スラカルタ観光といえばほとんどの観光客が訪れる有名スポットです。

現在は王族の豪華な調度品や装飾品に肖像画などが展示されている博物館となっていて、見ごたえがあります。王宮内には案内ガイドがいて、日本語での説明もありますよ。だいたい30分ほどの案内ツアーですが、スラカルタの王宮の歴史を学びながら楽しく観光できます。スラカルタ市内の観光ツアーでもたいがい含まれている観光スポットになっていますよ。

3.クレウェル市場

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スラカルタ中心部には、インドネシア特産の「バティック」と呼ばれるろうけつ染めの布や服を売っているクレウェル市場があります。クレウェル市場は、スラカルタでは有名なバティック市場でいつもローカルの買い物客で賑わっています。

穴場的な知る人ぞ知る観光スポットといえ、大量のお土産を買いたい観光客はバティック製品を求めてやってきます。地元の人から情報を得たり、値段交渉をしながら、お好みのバティックを見つけてみてください。手染めのものから安価なプリント品まで、予算や目的に合わせて観光のお土産を探してみてくださいね。

4.ソロ川

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「ブンガワ~ンソロォォォ~」という歌い出しの、インドネシアの有名な民謡「ブンガワンソロ」。ブンガワンソロとは「ソロ川」という意味で、日本でも1947年に日本語版がヒットしました。歌があまりにも有名なので、インドネシア人は観光客は必ずソロ川を観光します。そこからだんだん外国人観光客にも広まっていったという、ちょっと変わったスラカルタの観光スポットです。

特に川辺に観光用の施設や博物館などがあるわけではないので、観光といっても移動途中に車窓から眺めるくらい。あるいは、ちょっと下車して記念写真に収めるのもアリですね。ある意味スラカルタで最も有名なスポットのソロ川、観光に来たという思い出に残る観光スポットでしょう。

5.スクー寺院

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スクー寺院はスラカルタの東、標高3265mのラウ山の麓にあるヒンドゥー寺院です。マヤ文明の遺跡を彷彿とさせるようなピラミッド型をした建造物は、インドネシアではとても珍しいんですよ。本殿の参道では、3体の大きな亀の像が出迎えてくれます。ヒンドゥー教では、亀は大地を鎮め守る動物として崇敬されています。マハーバラタ物語に出てくる動物や人物のレリーフや石像も大きな見どころです。

近隣にあるチュト寺院もスラカルタの観光スポットなので、合わせて観光コースに組み込むと効率よく見学できますよ。

6.チュト寺院

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スラカルタのニ大寺院、チュト寺院とスクー寺院。どちらもヒンドゥー教の寺院遺跡で、お互い近くに位置します。チュト寺院の本殿は、スクー寺院と同じくピラミッドを彷彿させます。寺院は7段のテラスになっていて、上り詰めたところに本殿があります。

標高の高いところにあるので、チュト寺院本殿からの眺めは絶景です。ラウ山麓にたたずむ神秘的な寺院は、一度は見ておきたいスラカルタの観光スポットですよ。

国内の観光客でも賑わうチュト寺院は、スクー寺院と同じエリアにあるので、スラカルタ観光にきたのなら1日で2か所のヒンドゥー寺院を見学することができますね。

7.ラジャ・プスタカ博物館

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ラジャ・プスタカ博物館は、インドネシアで2番目に古い博物館です。スラカルタの中心街近くに位置するので、観光のアクセスも良いですよ。

博物館にはオランダ東インド会社時代の大砲からジャワ文化に関するワヤン・クリ(影絵人形)、クリス(短剣)など様々な資料が展示されていて、インドネシアの歴史を知ることができます。また図書館も併設されていて、歴史に関する様々な文書や書籍が収められています。

スラカルタで、古都を回想しながら博物館見学もよいものですね。スラカルタの市内観光をする際に立ち寄ってみたい観光スポットです。

◎まとめ

スラカルタの魅力を感じることのできる観光スポットをご紹介しました。古都スラカルタにはかつての首都であった面影を感じさせる、さまざまな観光スポットが点在しています。ジャワ島中部へ出かける際は、ジョグジャカルタからちょっと足を延ばして、スラカルタも観光してみてくださいね。

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