とてもカラフルでにぎやかな街！オラニエスタッドの観光スポット5選

南米ベネズエラの沖合に浮かぶアルバ島は、オランダ王国の自治領なっています。その首都オラニエスタッドは、伊豆大島2つ分ほどのアルバ島の西岸に位置しています。オラニエスタッドとは、オランダ語で「オレンジの街」という意味です。オラニエスタッドの街並みは、オレンジだけでなくピンクに水色に緑と、とってもカラフル！

美しいビーチやアルバの歴史を感じさせる博物館など、オラニエスタッドのおすすめスポットを一挙にご紹介しますよ。街の中には免税店やショップも多く、ショッピングを楽しむのにもピッタリです。

1.ゾートマン砦

オラニエスタッドの歴史は、1798年にオランダによってこのゾートマン砦が築かれたことから始まります。何度も増改築を重ねながら、砦の周囲に町場が建設されていきました。19世紀半ば以降は要塞としての必要性は薄くなっていき、1868年には砦の東隣に「ウィレム3世塔」が建設されました。これは、防衛のためではなく灯台として建てられたもので、1963年までオラニエスタッドの沖合を航行する船に光を発し続けていました。

現在、ゾートマン砦とウィレム3世塔はアルバ歴史博物館として観光客に開放されています。館内には、アルバとオラニエスタッドの発展の歴史を物語るさまざまな資料が展示されています。

そして夜には、ウィレム3世塔のライトアップも行なわれます。えんじ・水色・白のカラフルな塔が闇に浮かび上がり、オラニエスタッドの夜を鮮やかに彩りますよ。

2.イーグル・ビーチ

アルバの西岸には、美しいビーチがいくつも並んでいます。オラニエスタッドの北西にあるイーグル・ビーチは、その中でもとくに素晴らしいビーチと評判！世界トップクラスといわれる青く澄んだ海に白くてサラサラな砂が魅力です。

波も穏やかなので、水に浮かべばまるで空を舞っているかのような気分になってしまうでしょう。水に入らなくとも、ターコイズブルーの水面を眺めているだけでも、うっとりしてしまいますよ。ビーチに沿ってリゾートホテルも建ち並んでいるので、せっかくアルバまで来たら贅沢な一夜をここで過ごしてみてはいかがでしょうか。

3.バタフライ・ファーム

イーグル・ビーチ前の通りをさらに北へ走ったところにあるバタフライ・ファームは、その名の通りチョウ類の楽園ともいうべき観光スポット。飼育されている蝶（ガも含めて）は、なんと約50種類・1000匹以上！色鮮やかで、南国らしいカラフルな蝶をたくさん見ることができます。

約50種類の蝶は世界各国から輸入されていて、アジアや南米、北米、アフリカなどのさまざまな種類の蝶は、ここでちゃんと幼虫から育てられ、サナギとなって羽化します。手を伸ばせば、指先や甲にチョウチョが止まってくれることも。運が良ければ、羽化の瞬間を観察できるかもしれませんよ。

4.デ・パーム島

デ・パーム島は、アルバ島のさらに沖合にある細い砂州の島です。ボートでしか行けないこの島には、美しい海や白い砂浜はもちろんのこと、多種多様なアクティビティを楽しむことができます。

シュノーケリングでサンゴ礁を眺めたり、バナナボードで海上を疾走したり、海中を散歩したり。ストレス発散には最高ですね！あまりにたくさんのプランがあるので、とても1日では遊びきれませんよ。

5.アルバ考古学博物館

オラニエスタッドのバスターミナルからほど近いアルバ考古学博物館では、オランダによる入植以前のアルバ島の先史について学ぶことができます。植民地時代にコロニアル様式で建設された有力者の屋敷を改装した博物館は、2009年に修復を終えてリニューアルオープンしたばかり！

館内には、アルバ島だけでなく、カリブやメキシコなど周辺地域から発掘された、さまざまな出土品が展示されています。セラミック製の工芸品や巨大な土器瓶、石で作った道具、装飾品などなど、コレクションの数は10,000点を超えます。

バスターミナルからアルバ考古学博物館に寄って、そのまま旧市街を真っ直ぐ歩けば免税店の集まるメインストリートに出るので、オラニエスタッド観光の散策コースにもピッタリの観光スポットですよ。

◎まとめ

オラニエスタッドにはビーチだけでなくいろいろな観光スポットがあります。歩くだけでわくわくするカラフルな街並みや、歴史ある建物に博物館、そしてちょっと変わった生き物のファームなど、小さい島だからと侮ってはいけませんよ。

カリブの島々でどこに行こうと悩んだら、アルバ島のオラニエスタッドはイチオシです。

とてもカラフルでにぎやかな街！オラニエスタッドの観光スポット5選