スヌーピーとワインの町、サンタローザのおすすめ観光スポットご紹介!

スヌーピーとワインの町、サンタローザのおすすめ観光スポットご紹介!

サンタローザはカリフォルニア州北部サンフランシスコから車で1時間半程の、カリフォルニアワインの名産地ソノマ郡の中心にある町です。そして、世界一有名な犬、スヌーピーのホームタウンです。

空港から始まり、町のあちこでスヌーピーやビーナッツの仲間たちに出会えるサンタローザは、スヌーピーファンには夢のような観光地!スヌーピーファンでない人もサンタローザ観光後はファンになってしまうかもしれません。

また、サンタローザはカリフォルニアワインのワイナリーが点在しているのでワイン好きの観光客にはワイナリー巡りができる絶好の観光地でもあります。ワイン好きではなくてもワイナリーの景色は至福のひとときを与えてくれるはずですよ。

目次

スヌーピーとワインの町、サンタローザのおすすめ観光スポットご紹介!

目次を閉じる

1.シュルツミュージアム

出典: Joe Loong (CC BY-SA 2.0)

サンタローザが「スヌーピーの聖地」と呼ばれる観光地なのはなぜ?スヌーピーの生みの親、チャールズMシュルツ氏が晩年30年以上サンタローザに住み、作品を描き続けたからなんです。シュルツ氏とスヌーピーたちがサンタローザの人たちにとってどれほど大切な存在か、シュルツミュージアムを見るだけでも感じ取れる、ここはそんな観光スポット。

入るとすぐ壁面に巨大なスヌーピーとルーシーの絵があります。実はこれピーナッツの漫画が描かれたタイルの組み合わせなんです。しかもシュルツ氏の希望で取り入れた日本人アーティストによる作品だそうで、日本人観光客にとって特別に感じられるものですね。

展示は、初期のスヌーピー、アンティークスヌーピー、シュルツ氏が実際に使っていたペンや家具を置いたアトリエの再現など、貴重なものばかりです。またアートワークショップでは、実際にピーナッツのキャラクターを描く体験学習にも参加できます。

2.レッドウッド・エンパイア・アイスアリーナ

出典: J. Miers (CC BY-SA 4.0)

レッドウッド・エンパイア・アイスアリーナは、シュルツミュージアムの隣にあるアイススケートリンクで、シュルツミュージアムと並んで、サンタローザで人気の観光スポットです。

シュルツ氏はアイスホッケーのチームを持つほどのスケートファンで、とうとうアイスアリーナまで設立しました。というわけで、「スヌーピーのホーム・アイス・アリーナ」とも呼ばれ、観光客のみならず地元の人々にも親しまれています。

一般客の他に、フィギュアスケートやアイスホッケーのクラブ、スケートレッスンも行われます。窓越しにリンクが見えるカフェの暖炉脇のテーブルはシュルツ氏の指定席でした。今もテーブルには「RESERVED」のサインが。

隣にあるギャラリー併設のギフトショップでは、世界中のスヌーピーグッズが揃っており、観光客の中でも特にスヌーピーファンは大興奮すること間違いなしです。

3.レールロードスクエア歴史地区

落ち着いた趣のあるレールロードスクエア歴史地区には1904年に建造された鉄道車庫があり、鉄道史を物語るたいせつな存在です。併設されているノースウェスタン・パシフィック鉄道博物館には、鉄道に関するいろいろな展示があるので、鉄道ファンはもちろん一般観光客にとっても興味深い観光スポットになっています

また、ここにはカリフォルニア・ウエルカムセンターがあり、観光客に情報を提供してくれる場所になっています。この地区にはサンタローザで一番古いホテルやそのほか観光客にお馴染みのホテル、レストラン、カフェ、ショップが徒歩圏内にたくさんあります。

ウエルカムセンターでマップやパンフレットをゲットして、お茶をしながら、またはその辺りを散策しながら、古き良きアメリカ西部の駅舎を想像してみるのも、観光のスタートとして楽しいかもしれませんね。

4.パラダイスリッジワイナリー

出典: Jim G (CC BY 2.0)

サンタローザは、カリフォルニア州の有名なワインカントリーのひとつです。中でも、このパラダイスリッジワイナリーは薩摩藩士だった日本人、長澤鼎(ナガサワ カナエ)が開拓したワイナリーなのです!日本ではほとんど知られていない長沢氏ですが、カリフォルニアでは「ぶどう王」「カリフォルニア・ワインの父」とも呼ばれる存在だそうです。テイスティングルームの1階には長沢氏の写真や小物が展示されているので、ちょっと立ち寄ってみては?

ワイナリーのスタッフにおすすめなどを聞いてテイスティング、お気に入りは改めてグラスで。ワイナリーでは石窯ピザを焼いてくれますし、スタッフに断りを入れれば持ち込みもOK。テラスで広大なぶどう畑を眺めながら、カリフォルニアワインを味わう、なんとも贅沢な時間を過ごせます!

カリフォルニアの数あるワイナリーの中で、サムライワインを味わえる特別な体験は、サンタローザ観光だけです!

5.マタンザス クリーク ワイナリー

出典: Sarah Stierch (CC BY 2.0)

マタンザスクリークワイナリーがあるベネット・ヴァレーという土地は3つの山に囲まれた狭い地域で海からの涼しい風が吹き込み、豊かな環境の中で世界クラスのワインが産出される、特にワイン好きには人気の観光地です。

カリフォルニアワインは日本人にとってはまだ新しい存在。ワイン好きでなくともせっかくサンタローザに観光に訪れたのであれば、ツアーに参加してワイナリーのはしごをするというのもおもしろいかもしれません!

マタンザス クリーク ワイナリーは、敷地内にある美しい庭園と見事な景観の中でのワインテイスティングを楽しみに、一年中たくさんの観光客が訪れます。ラベンダー・ガーデンとしても有名で、6 ~7 月に開花中のラベンダー畑を観光客に開放するので、特にその時期は賑わうそうです。ラベンダー色に包まれてワインを味わうなんて、おしゃれなひとときですね!

6.ルーサー・バーバンク邸

出典: Frank Schulenburg (CC BY-SA 3.0)

ルーサー・バーバンクは、アメリカを代表する植物学者・園芸家。サンタローザで広大な農園や温室を作り、様々な野菜や果樹の品種改良と新品種開発を行いました。

ルーサー・バーバンク邸には、バーバンク夫妻が暮らした家と美しい庭、設計した温室があります。庭にはバーバンク氏のパネル写真が展示されているのですが、その中にバーバンク氏とトーマス・エジソンとヘンリー・フォードの写真があります。バーバンク氏は、エジソン、ヘンリー・フォードと共にアメリカ合衆国3大発明家と称されましたが、なんとも豪華なスリーショット写真です。

12月にはビクトリア風クリスマスオーナメントで飾られ、クラフト作りやクリスマスキャロルを聞きながらアフタヌーンティーを楽しめるルーサー・バーバンク・ホリデー・オープンハウスも開催!冬の観光ならぜひ行ってみたいですね。

7.サファリウエスト

サファリウエストは、サンタローザにある本格派サファリパークです。

広大なサファリパークを、キリン、サイ、シマウマ、ヌーにガゼルなどの草食動物たちがそれぞれのテリトリーの丘や林の中を自由に歩いています。フラミンゴ、ダチョウ、コウノトリ、鶴といったかなりの種類の鳥類も飼育されています。定番のトラックやジープに乗ってサファリを巡るツアーもあるので、参加してみませんか?草食動物のエリアでは本当に間近で観察できます。

また、サファリウエストには、日本でも注目されているグランピングを体験することができます。豪華なベッドやバスルームなど充実した設備のサファリ風テントに泊まると、野生動物たちの声が聞こえてきます。カリフォルニアでアフリカの疑似体験というのもユニークですが、サファリパークでのグランピングは日本にはないので、サンタローザ観光でしか体験できない貴重な思い出になりますよ。

8.スプリングレイク・パーク

スプリングレイクパークは、サンタローザの街中とは違った、自然の中にある観光地といった感じです。

ここはアウトドアアクティビティに最適の観光スポットで、ウォーキング、ランニング、ハイキングはもちろん、カヤックやペダルボートのレンタルや乗馬もできますし、キャンプ場もあります。また、ライフガードが待機しているラグーンでは水泳ができますし、のどかに泳いでいるあひるにはえさをあげたりもできますよ。

なお、ラグーンと外のカフェは季節によってクローズしているそうなので、ご注意ください。

スプリングレイクパークは早朝は霧が深く幻想的な風景になり、昼間は太陽がさんさんと照り、夕方は暖かさが残る中夕日が落ちる景色を見せてくれます。時間とともに変化する美しさも魅力のひとつでしょう。カリフォルニアの自然を全身で感じられる観光スポットです。

あまり人で混雑しておらず、ゆったり過ごせる観光スポットとしても人気ですよ。

9.アナデル州立公園

出典: Brian Michelsen (CC BY 2.0)

アナデル州立公園は、サンタローザの町からさほど遠くない距離なのに、緑の丘陵が続く大自然!アウトドア派にぴったりの観光地です。

約2000ヘクタールという広大な公園内には、56kmにおよぶ道が整備されているので、特にマイナスイオンをいっぱいに吸いながらの森林浴がおすすめです!森の中のハイキングはもちろん、マウンテンバイクをするにもいいコースになっていますし、瞑想やヨガをする人もいます。

また森の中で乗馬を楽しむ人も少なくないようで、道の途中に馬が水を飲める場所もあるんですよ。

アナデル州立公園には、様々な鳥もたくさんいるので、バードウォッチングにもよい観光スポットですし、1月から9月まで四季折々の花々を見ることができます。花の見頃は4月と5月ということなので観光スケジュールのねらい目ですね。

10.パシフィックコースト航空博物館

出典: CrabTree13 (CC BY-SA 3.0)

サンタローザのチャールズ・M・シュルツ・ソノマカウンティ空港には、航空機製造大国のアメリカを象徴する観光スポットであるパシフィックコースト航空博物館があります。

この飛行場はかつてサンタローザ陸軍航空フィールドで、終戦後「戦争の遺跡」として市民空港となり、サンタローザに長年住んで名作を生み出したシュルツの名がつけられたそう。

博物館の看板が、破棄する航空機の尾翼を廃物利用されているところからもう飛行機ファンは興奮してしまいますね!パシフィックコースト航空博物館には、過去それぞれの時代に活躍した、30機以上のプロペラやジェットの米軍用機が展示してあり、米軍の航空機の歴史を知ることができます。

身近にない軍用機を間近で見たり触ったり乗ったり、貴重な体験ができるパシフィックコースト航空博物館は、サンタローザでもわくわくする観光スポットのなかのひとつです。

◎まとめ

サンタローザの観光スポットをいろいろとご紹介しましたが、いかがでしたか?

空港に到着するとスヌーピーと仲間たちの像が出迎えてくれ、町のあちこちでもスヌーピーたちに出会える、そんなのどかであったかい町がサンタローザです。

一方、世界レベルのカリフォルニアワインを作り出す豊かな大地と気候や、すぐそこにある大自然に包まれた町。いろいろな顔を観光客に見せてくれるサンタローザは、とても魅力的な観光地です。

スヌーピーに会いに、ワインのテイスティングに、自然のパワーを吸収しに、ぜひサンタローザに訪れてみてはいかがでしょうか。

国内のエリア一覧

海外のエリア一覧

カテゴリー一覧

サンタローザでおすすめの記事

    サンタローザの記事はまだありません。

サンタローザのアクセスランキング