自由を求めて戦ったテキサス人の心の故郷!サンアントニオの観光地12選

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自由を求めて戦ったテキサス人の心の故郷!サンアントニオの観光地12選

サンアントニオは、テキサス州の西部にある西部開拓時代の面影を色濃く残す都市です。テキサス州第2の都市で、観光地としての人気度は同州で第1位といわれてます。189人のテキサス人が自由を求めて戦った「アラモの戦い」の舞台となったことでも有名。ジョン・ウェインの名作『アラモ』をはじめ多くの映画の舞台にも使われているんですよ。

アラモ砦やリバーウォークなど人気の高い観光地もあり、年間1000万人もの観光客が訪れているサンアントニオ。ダウンタウンは比較的治安がよく、気候も1年を通して温暖なので観光しやすいのも魅力です。
今回は、テキサスの人々の心の故郷・サンアントニオの人気観光地を10ヶ所ご紹介します。ぜひ旅の参考にしてくださいね!

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自由を求めて戦ったテキサス人の心の故郷!サンアントニオの観光地12選

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1.リバーウォーク

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「リバーウォーク」は、ダウンタウンの中心を流れるサンアントニオ川に沿って設置された遊歩道です。リバーセンターモールからサンアントニオ美術館までの約8kmを結んでおり、別名「北米のベニス」と呼ばれています。川の両岸にはカフェやレストランが軒を連ね、ジャズやマリアッチの演奏が心地よく響き渡る様子は、最もサンアントニオらしさを感じられるスポットと言っても過言ではないでしょう。リバーウォーク無くしてサンアントニオ観光は語れませんよ。

昼夜問わず多くの人が訪れるリバーウォークですが、おすすめは夜。ライトアップされた姿はとってもロマンティックで、訪れる人々を魅了します。
リバーボートに乗ってカラフルに彩られた建物を眺めたり、ディナークルーズを楽しむのも良いでしょう。サンアントニオ観光、まずはリバーウォークからいかがでしょうか?

2.アラモ砦

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「アラモ砦」はメキシコから独立するための戦場となった、テキサスの人々にとっては栄光と悲しい歴史が混在する観光スポットです。2005年に登録された世界遺産「サンアントニオのミッション」の遺産群の一つとなっています。

建設された1718年当初は伝道所であったアラモ砦。しかし1800年代に入ると徐々に伝道活動は衰退し、やがてメキシコから来たスペイン軍の駐屯地となります。その後もメキシコ軍に占領され続けていたアラモ砦でしたが、1836年2月23日にメキシコからの独立を試みたテキサス市民が砦にたてこもり、かの有名な「アラモの戦い」が始まったのです。
テキサス軍189人に対し、メキシコ軍はなんと3,000人以上!13日間の激闘の末、テキサス軍189人は全滅し砦はメキシコ軍の手に落ちてしまいますが、後に無事メキシコからの独立を果たしました。

アラモ砦の中央部にある聖堂には189人の勇者たちの遺品や記念物が展示されており、こちらも併せて観光するのがおすすめ。砦の北西部にある兵舎博物館では、「アラモの戦い」はもちろんアラモ砦が出来てからの歴史を学ぶことも出来ます。隣接するギフトショップに造られている「アラモの戦い」の模型も必見ですよ!

3.テキサス・シーワールド遊園地

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サンディエゴとオーランドに並び、サンアントニオにも「シーワールド」があるんですよ。全米で3つしかないシーワールドなので、サンアントニオに来たらぜひ訪れたい観光スポットの一つではないでしょうか?
イルカとのふれあいや大人気のシャチのショーなど大人から子供まで楽しめるので、ファミリーでのサンアントニオ観光にはもってこいですよ。ショーの合間に楽しめるアトラクションが充実しており、効率よく周れるのも魅力です。

館内にはペンギンやフラミンゴ、ワニがいる動物エリアから遊園地まで完備。シャチの形をしたコースターや水の中へ飛び込んでゆくボートライド系まで豊富に揃っています。
ファミリーでもカップルでも友達同士でも楽しめるサンアントニオのシーワールドで、エキサイティングな一日を過ごしてみてくださいね。

4.ナチュラルブリッジ洞窟

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「ナチュラルブリッジ洞窟」はサンアントニオの中心部から車で約30分にある、アメリカならではのダイナミックな鍾乳洞を見ることができるスポットです。進む道のりはきれいに整備されており、洞窟探検観光ツアーなどもあるので安心して観光することができます。

最も人気のコースは、ディスカバリーツアーという約1.2kmの距離を75分かけて巡る旅。地下180フィートまで降りて行き、鍾乳石やフラワーストーン、鍾乳洞のシャンデリアまで色々な形をした鍾乳洞を見る冒険はまさに感動の連続です。実はこの鍾乳洞たち、まだ成長中なのだそうですよ。

ツアーは英語のみですが、目で見るだけでも充分楽しめるでしょう。知識豊富な観光ガイドさんが付いているので、より知識も深まります。
テキサス州で最も大きく壮観な洞窟での探検は、忘れられない思い出になること間違いなし!
この機会に、サンアントニオの自然が創り出した驚異を体感してみませんか?

5.ミッショントレイル

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サンアントニオの歴史を知りたい方には、教会巡りができる「ミッショントレイル」観光がおすすめですよ。18世紀にスペインの植民地となったサンアントニオの街には、スペイン人牧師たちによって建てられた4つの教会が点在しています。

中でも一度も修復されたことがないアメリカ最古の教会「ミッション・コンセプチオン」は必見!
現在は廃墟と化していますが、かつて色鮮やかに装飾されていた面影も見ることができます。

「ミッション・サンホセ」は1720年から約100年にわたり布教活動が行われた最も大きな教会で、多い時には300人以上もの人が住んでいました。壮麗なローズウィンドウは見どころの一つ。素朴な石造りの館内では、演奏会や結婚式を行われることもあるそうですよ。

遺跡の様に残る教会たちは、スペイン植民地時代の様子を今もなお色濃く残しており、サンアントニオが歩んだ歴史を知るには打ってつけのスポットと言えるでしょう。各ミッションでは無料の観光ガイドツアーも行われているのでお見逃しなく!

6.シックス・フラッグス・フィエスタ遊園地

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絶叫マシーン好きの方必見!バラエティー豊かな絶叫マシーンが揃った「シックス・フラッグス・フィエスタ遊園地」は、約40以上ものアトラクションを楽しめるサンアントニオ屈指の観光スポットです。

アメリカ初のロケットブラスやウォーターコースター、仮想現実を体感する「SUPERMANクリプトンコースター」など、大人も子供も大興奮間違いなしのアトラクションが目白押し。2017年には新しい乗り物もたくさん登場する予定なのだとか。

絶叫マシーンに疲れたらショーを観ながら一休みしたり、観覧車に乗ってサンアントニオの素敵な景色を眺めてみるのも良いですよ。クリスマスシーズンにはクリスマスツリーも登場し、より一層賑わうシックス・フラッグス・フィエスタ遊園地。デートにもおすすめです。

7.マクネイ美術館

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サンアントニオの有志マリオン・クーグラー・マクネイのプライベートコレクションを展示する「マクネイ美術館」は、エレガントな現代美術を楽しめる観光スポット。1953年に創設された小さな美術館は、スペイン風の建物と色とりどりの花が見事なパティオのコラボが美しく、まるで別世界にいるような気分にさせてくれます。

館内にはフランスの印象派やアメリカの現代絵画、ニューメキシカンアートなどが展示されており、コレクションの所蔵数はなんと7000点以上!モネやゴッホ、ピカソといった誰もが知っている名画家の作品も見ることができます。

また、マクネイ美術館は、全米で最も高い評価を受けている現代美術館の一つだとも言われているんですよ。テキサス有数の資産家が収集した絵画コレクションを、ぜひサンアントニオでお楽しみください。

8.マーケットスクエア

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ダウンタウンの西端にある「マーケット・スクエア」は、テキサス州最大級の巨大メキシカンマーケット。一瞬「ここってメキシコ?」と勘違いするほど、全てがメキシコのような場所なのです。レストランや民芸品を揃えたお店など、独特な雰囲気を楽しみながらお買い物できるのはマーケットならではですよね。

メルカドの建物の中には民芸品をはじめドレスやTシャツ、帽子、装飾品などなどお土産に最適なグッズがたくさん揃っています。レスリング用マスクは人気商品の一つだそうですよ。本場のメキシカンフードを堪能できるお店が50店舗以上あるのも魅力。リバーウォークをそぞろ歩きするついでにふらっと寄って見るのもおすすめです。

アメリカにいながらメキシコ気分を味わえるマーケット・スクエア。
最もサンアントニオらしい観光スポットだと思いませんか?

9.サンアントニオ動物園

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「サンアントニオ動物園」は、1914年に地元出身の慈善家たちによる寄贈から始まった歴史ある動物園です。約138ヘクタールあるブラッケンリッジ・パーク内に位置する動物園の総面積は、およそ14ヘクタール。敷地内にはゴルフコースや歴史的な跡地などの観光スポットが点在しています。

実はこのサンアントニオ動物園、国内でもトップクラスの繁殖プログラムが行われていることで有名なんですよ。絶滅危惧種のシロサイやアメリカシロヅル、ベニイロフラミンゴの繁殖に北米で初めて成功したという、輝かしい功績を持っている国内屈指の動物園なのです。

園内を観光する際は、イーグルトレインで周遊するのがおすすめ。効率よく観光できるので、年配の方や小さなお子様連れのファミリーに特に人気があります。
ワニや象、カバなどの餌やりを見学したり小動物と触れ合ったりと、様々な楽しみ方ができるのも魅力の一つでしょう。野生のアフリカ草原ゾーンや熱帯雨林ゾーン、ピラニアやカメが住む水族館も必見ですよ。

10.マジェスティック劇場

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「マジェスティック劇場」は、ブロードウェイのミュージカルの定期公演やサンアントニオ交響楽団のコンサートなども行われる歴史ある劇場です。客席数は2264席で、サンアントニオ最大の広さを誇っています。古い割に音響設備は整っており、なんといっても劇場内部の装飾がとても素敵なんです。
彫刻が施された天井やステンドグラスは必見ですよ。

リバーウォーク近くにあるので、散策ついでに立ち寄ってレトロな外観を楽しむのも良し。豪華な内装の劇場内でパフォーマンスを楽しむも良し。サンアントニオでのナイトライフを充実させたいなら、迷わずマジェスティック劇場へどうぞ!

11.日本茶庭園

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日本らしからぬ日本庭園がサンアントニオにあるのをご存知ですか?それがリバーウォークエリアに1981年に建てられた「日本茶庭園」です。サンアントニオの中でも緑豊かな庭園は、ちょっとした癒しを与えてくれる人気の観光スポットとなっています。

廻遊式庭園といえばそれらしくもあり、池の中には錦鯉が泳いでいたり石灯篭があったりするので、日本が懐かしくなったら行ってみる価値はあるかもしれません。石垣も日本で見るものとは少し違った感じで、異国情緒を楽しみながらの散策してみるのも良いでしょう。

園内にあるカフェでは、サンドイッチや軽食ランチも頂けますよ。サンアントニオ動物園と同じブラッケンリッジ・パーク内にあるので、併せて観光するのがおすすめです。

12.ヘミスフェア公園

出典: Nan Palmero/Flickr

ダウンタウンの南東にあるヘミスフェア公園は、1968年に開催された万国博覧会の会場となった場所です。現在は緑豊かで美しい公園となっており、園内にはテキサス州の民族文化に焦点を当てたテキサス文化研究所や、サンアントニオの街並みが一望できる高さ230mの「タワー・オブ・ジ・アメリカ」が集まっています。

子供向けの遊具やピクニックに最適な広場もあるので、のんびり過ごしたい方にはおすすめ。タワーレストランではサンアントニオ市内を見渡しながら食事を楽しむこともできますよ。夜は夜景がきれいなので、カップルで訪れてみるのも良いかもしれませんね。

◎まとめ

アメリカでもユニークな都市の一つとされるサンアントニオを気軽に巡るなら、「アラモトロリー」というバスを利用するのも一つの方法です。一日乗り放題のホップパスを利用すれば、より便利に観光出来ちゃいますよ!

サンアントニオはスペイン植民地時代を経ていることから、バラエティ豊かな文化を色濃く残しています。テキサス州の南東部にあるとっても小さな町ですが、奥深い歴史とエキゾチックな雰囲気を感じられる素敵な街ですよ。ぜひその魅力に触れてみてくださいね。

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