砂漠のオアシス都市アル・アインをのんびり巡ろう!お勧め観光スポット5選

砂漠のオアシス都市アル・アインをのんびり巡ろう!お勧め観光スポット5選

アルアインはアラブ首長国連邦(UAE)にある7つの首長国の1つ、アブダビにあります。アブダビ市に次いで2番目の都市で人口は約65万人。オマーンの国境近くに位置しています。初代アラブ首長国連邦の大統領シェイク・ザイードはこのアルアイン出身なので、モスク、橋、公共施設などあちこちで彼の名前を見かける事になります。

アルアインとはアラビア語で「泉」という意味で、その名の通りアルアインにはたくさんの泉があり緑の多いオアシスの町として知られていて、湾岸諸国のガーデンシティと呼ばれているんです!アブダビなら聞いた事はあるけど、アルアイン?という方も多いはず。アルアインで是非訪れて頂きたいお勧めスポットを5ヵ所お届けします!

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砂漠のオアシス都市アル・アインをのんびり巡ろう!お勧め観光スポット5選

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1.ジャバル・ハフィート

ジャバルハフィート山脈の3分の2はオマーンにあり、残り3分の1がアルアインにあります。1986年に山頂行きのハイウェイ11.7キロが開通すると、素晴らしい景色の中で、直線とコーナリングがとても滑らで楽しいコースだと評判になり、アメリカの大手車情報会社EDMUNDS社は、世界一のハイウェイだと評価した程なんですよ!
1250mの山頂から見る夕陽とアルアインの全景は地元の人にも観光客にもとても人気があります。山頂には洞窟があり、周辺には珊瑚の遺跡が見られる事から、太古の昔にはここが海だった事がわかります。レストランやカフェもあるので、山頂からの絶景を眺めながらのんびりとした時間を過ごすのもいいですね。

2.ムバッザラ

ジャバルハフィートの麓にはムバッザラと呼ばれるオアシスがあり、36.5度から51.4度の天然温泉が湧いています。男女別の温泉プールや、足湯など気軽に温泉を楽しめる施設が沢山あり、観光客と地元の人達で賑わっています。UAEでの温泉体験なんて珍しいですよね、日本と違って水着着用なのでご注意を!
ウォータースポーツ好きの方にはワディ・アドベンチャーがお勧めです。この地域では唯一の人工の激流ラフティング、カヤックやサーフィンを楽しむ事ができる施設です。3.3mの人工波は世界最大で、1.7キロにおよぶカヤックルートは世界最長となっています。

有名なドライブコースで山頂に行きサンセットを楽しんだあとはムバッザラのリゾートホテルで是非一泊してみて下さい。

3.シェイクザイードパレス博物館

UAEの最初の大統領になったシェイクザイードが大統領になる前に実際に住んでいた屋敷で、1937年に建てられた物です。2001年博物館として開館して以来、人気の観光スポットになっています。シェイクザイードは砂漠の民であるベドウィンスタイルが好きだったので、天井にはヤシの木の根が使われていたり、ヤシの葉で作られた敷物や、中庭にはイランで作らせたベドウィンスタイルの大きなテントなどがあります。

ほとんどの部屋はベドウィンスタイルでしたが、応接室だけはヨーロッパスタイルでした。シェイフザイードが最初に所有したのがランドローバーでしたが、当時を再現して同じ年代のランドローバーも展示してあります。当時のシェイクザイードのライフスタイルを知る上で興味深い展示物がたくさんありますよ。

4.アルアイン国立博物館

この博物館はアル・アイン・オアシスの端にあり、石器時代から現代まで約7500年の歴史を現わす様々な展示物があります。中は考古学・民族学・シェイクザイードへの世界からのプレゼントの展示と3つのエリアに分けられています。

10kmほど離れたヒリには、青銅器時代(紀元前2500~2000年)の集落跡がありここから発掘された物や、ガルン・ビン・サウドから発掘された紀元前1000年頃の物などが展示されています。シェイクザイードが受け取った様々なプレゼントも貴重な展示品です。金の刀、銀の短刀、金のヤシの木などUAEでのシェイクの富や権力のほどを垣間見る事ができますよ。展示物はアラビア語と英語の解説がついています。

5.アルアイン動物園

アルアイン動物園は、1968年にシェイク・ザイード初代大統領が、野生の動物が狩りの対象となっていることを危惧して、保護する施設として建設しました。
9000ヘクタールの広大な敷地に4000頭の動物が飼われていて、まるで放し飼いをしているみたい!動物園というよりサファリパークといった感じです。小動物と触れ合える広場や、ラクダ乗り体験、キリンへの餌付けなど子どもが喜びそうなアトラクションがいっぱいで人気のある観光スポットです。

UAEらしいのは、その開館時間で冬場は朝から開いていますが、真夏は暑さを避けて、午後4時から10時までの営業時間です。内部には無料のシャトルバスが走っているので自由に乗り降りできるので便利ですね。肝心の動物はホワイトライオン・ホワイトタイガー・アラビアンオリックス・ラクダ・ミーアキャット・ガゼル数えあげたらきりがありません。あえて夜の動物園に行って見るのも楽しいかも?

6.アルジャヒリ城塞

1891年にザイード1世の命で作り始め、1898年に完成した城塞で、周りにあるオアシスや井戸と大切なヤシの木などを守る目的で作られました。時が経ち需要がなくなってしまったので、1980年代に修復され、二度目の修復を経て現在は一般公開されています。この城塞は正方形で一辺が35mです。外には円形の警備の為の塔があり、その4段重ねの姿がウェディングケーキなどと言われており、UAEで有名なアルアインサッカークラブのエンブレムにも使われているんですよ!

アルアイン遺跡群として2011年に世界遺産に登録されています。真っ青な空と砂色の城塞のコントラストがとっても美しい場所なので是非訪れてみて下さいね。

7.ラクダ市場

アルアインのラクダ市場は一般公開しているので、観光客も気軽に見学する事が出来ます。個人的な入場は無料ですが、団体ツアーの場合は有料になっています。特別なテントに案内されて、アルアイン名産の数種類のナツメヤシを味わったり、コーヒーや紅茶を飲みながら見学する事ができます。UAEの民族衣装を着て写真を撮る事も出来ますよ。
ラクダ市場では、実際に値段交渉をしている姿やラクダが売られていく姿を見る事が出来ますが、写真を撮る際は、必ず一声かけてからにして下さいね。相手によってはチップを要求される場合もあります。ラクダ市場という名前ですが、ヤギや羊なども取引されていて、一日中活気に溢れています。
アブダビの空港からは車で約1時間半、アルアインの一番の観光地ジャバルハフィートの西側に位置しています。ローカル感が強すぎて立ち入りにくいラクダ市場もありますが、アルアインのラクダ市場は人気観光スポットになっているので安心ですよ。

◎まとめ

2011年にUAEで最初の世界遺産(文化遺産)に指定されたのが「アルアインの文化遺跡群」です。遺跡が点在しているのと交通の便が悪いのでどの遺跡にもあまり観光客が多くないのですが、逆に言えば世界遺産を貸し切り状態で見学できるチャンス!アルアインへは、ドバイ、アブダビからのバスが便利です。真夏はとても暑いので休憩を取りながら熱中症にならないように水分補給を忘れずに観光しましょう!アルアイン名産のナツメヤシ(デーツ)での栄養補給もお忘れなく。大型のショッピングモールも沢山あり、有名ブランド品から地元の人に人気のスーパーなども入っているので、暑い日の観光途中に立ち寄って休憩がてらショッピングを楽しむのもお勧めです!

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