名称:madara rider
住所:Madara Town, Shumen 9971, Bulgaria
公式・関連サイトURL:http://whc.unesco.org/en/list/43
マダラの騎士像は、ブルガリアの北東部にあるシュメン州のシュメン県に存在する、マダラ高原の崖に刻まれた非常に謎のある巨大なレリーフです。このレリーフに描かれた騎士像は、ブルガリアの硬貨にも描かれています。それだけにこの騎士とブルガリアとの繋がりが深いことを物語っているようです。
マダラの騎士像があるマダラ高原ですが、この高原の山の高さが約100m近くもあるにも関わらず、地面から20m以上もの高い場所の崖に騎士像が描かれたことが不思議とされ今現在も造られた過程は謎となっています。そして、騎士像は世界でも大変貴重価値のあるものとされ、1979年ユネスコの世界遺産に登録されました。
目次
今も謎として残るブルガリアの世界遺産!マダラ高原にあるマダラの騎士像
マダラの騎士像とは
マダラ高原の崖に描かれた巨大なレリーフは、縦が2.5mと横3mしかも20m以上も高い場所に描かれていますが、上記でも述べましたが、未だに製作方法は未解明となっています。描かれているのは馬に乗っている騎士がライオンに槍を突いてます。そしてその後方には犬が描かれています。
これが描かれたのは710年頃で、ブルガ-ル人でハーンのテルヴェルだと推測されていますが、この騎士像にはたくさんの仮説があり確かなことは未だ明らかになっていません。ただ、この騎士像の周辺にはギリシャ語で3つの碑文が刻まれていて、それを基にブルガリアの考古学者などは3つのうちの古い碑文は、テルヴェルのものであとの2つの碑文については、ハーンのクルムとオムルタグが関係しているとしています。
マダラの騎士像のなぞが解明されればブルガリアの歴史はもっと大きく変わるとも言われています。また、マダラの騎士像は1979年に世界遺産のひとつとなっていますが、今日では風化が進んでおりユネスコからの補修が行われている現状です。
マダラの騎士像へのアクセス
鉄道で、ソフィアからシューメンに鉄道もしくはバスで向かい、シューメンからは徒歩でマダラ高原に直接向かうか、レンタカーがベター。
マダラの騎士のおすすめ2
ブルガリア共和国
ブルガリアはバルカン半島の中でも、とくに優れた自然や海に囲まれた豊かな国です。ブルガリアだけが持つ独自の文化を守り続ける精神は、今のブルガリアの人々にも伝えられ、マダラの騎士像もブルガリアを象徴する記念碑となっています。
ブルガリアの山地一帯にはバラが咲き口-ズオイルは、もとより世界で第2位の温泉の数を所有しています。また産地を生かしたエステは口ーズオイルを惜しみなく使ったマッサ-ジが人気で、世界中からの観光客を呼んでいます。また、ブルガリアは蜂蜜やチョコレートを使ったエステも好評です。
ストティンキ
世界遺産になったマダラの騎士像は、古代の預言者イヴァン・リルスキーでブルガリアで最も偉大な修道院の創設者でもあります。この肖像はブルガリアの硬貨にも使われています。ブルガリアのお金はレフと呼ばれ1レフは大体に日本円で70円に相当しています。そのレフの100分の1の単位にストティンキと呼ばれる硬貨で1.2.5.10.20.50のストティンキがあります。このコインの裏にライオンを刺すマダラの騎士が描かれています。
マダラの騎士像への注意事項
ソフィアを起点としてマダラの騎士像などへ行かれる際にも大きなカバンなどは持たないことがポイントです。また、ひったくりなども起きていますので、観光地でスマ-トフォンなどを使って撮影される場合は、周りをよく見てから撮影してください。
また、ネックレスやブレスレットなどは身に付けないことをおすすめします。近年ではエステを目的としてブルガリアへ訪れる日本女性が増えています。現地の情報は常に確認出来るようにして楽しい旅行にしてくださいね。
◎まとめ
いかがでしたか。ブルガリアのマダラ高原の山に刻まれた謎の騎士像ですが、この騎士の精神は今のブルガリア人にも受け継がれています。広大な山地に青い海に恵まれたブルガリアは自然がおいしい国のひとつで体にもリラックスできる素晴らしい場所なんです。ぜひ、ブルガリアを訪れる際は、この記事を参考にしてくださいね!