蝶とワニとフロリダ大学の町、ゲインズビルの注目観光スポット6選！

ゲインズビルはアメリカ合衆国のフロリダ州北部にあります。有名なフロリダ大学があり、町の南側は湖や湿地帯、森林などが多く、特有の生態系が見られます。そんなゲインズビルから、フロリダ大学のキャンパス内で楽しめる観光スポットを2つ、野生の馬やバイソン、野鳥観察が楽しめる州立公園を1つ、そして町で最高の園芸イベントが行われる植物園と、ゲインズビルならではの湿地帯とワニが見られる観光スポットを2つご紹介します！

1.バタフライ・レインフォレスト

フロリダ大学には教育機関としての役割のみならず、ゲインズビルで人気の観光スポットもいくつかあります。その一つがフロリダ自然史博物館の一部である「バタフライ・レインフォレスト」です。

バタフライ・レインフォレストは、滝や池、熱帯の木々、アナススや欄、トロピカルフラワーが見られる自然豊かな所。自由に飛び回っている数百匹の蝶や鳥、そして間近で見られる亀や魚たちもいます。

ここにいる蝶は世界各地で育てられたものです。平日に行われる新たな蝶のリリースが見たい人は、時間をチェックしてから行ってくださいね。手で蝶に触ったり、皿の上の新鮮な果物を食べにくる姿を近くで観察することができますよ。美しい蝶が舞うこの場所を、ぜひ訪ねてみてください。

2.フロリダ自然史博物館

次にご紹介する「フロリダ自然史博物館」もフロリダ大学の中にある施設です。見どころがとても多く、ゲインズビルで特に人気の観光スポットになっています。

6500万年前からの地球の歴史を物語る「フロリダ化石」展示場では、国際的に評価されている化石コレクションが見られますよ。ハイライトは今までに存在していた中で最大と思われるサメの顎の展示です。約60センチ～3メートルもあり、その大きさと迫力に驚くことでしょう。

屋外にある「化石植物園」には、フロリダ州ガズデン郡から運ばれてきた1800万年前の8トンもある化石樹が！庭園を歩きながら、情報パネルで化石について学ぶことができますよ。

「自然学習トレイル」では、生息している木々やカラフルな野生の花から、フロリダの一般的な生態系が学習できます。また、子ども達に大人気の「ディスカバリールーム」や、賢いエネルギーの使い方を考えさせらえる「私達のエネルギーの未来」もあり、とても盛りだくさん！フロリダ自然史博物館は、ゲインズビル観光には絶対欠かせません。

3.ペインズ・プレイリー・プリザーブ州立公園

ゲインズビルの町から南に車で約15分行くと「ペインズ・プレイリー・プリザーブ州立公園」があります。生物学的にも地質学的にもユニークな公園で、日本では味わえない自然を体験できる場所として一押しの観光スポットです。

ビジターセンターでは公園内の自然と文化的歴史の説明が受けられるので、まずは情報収集をしましょう。ビジターセンター近くにある約15mの高さの展望塔からは、公園内のパノラマビューが見られますよ。

パーク内には野生の馬やバイソン、ワニなど20種以上の動物が生息しており、自然のままに活動する様子が見られます。鳥においては270種以上も！また、ハイキングや乗馬、サイクリングが楽しめる8つのトレッキングコースがあります。ゲインズビル観光では、この場所をお忘れなく。

4.カナパハ植物園

ゲインズビルの町から南西方面に車で約15分の地にある「カナパパ植物園」は、カナパパ湖に隣接する美しい観光地です。植物園の特徴は、何種類もあるユニークなガーデン。赤い実がとても美しいジンジャーの庭や水面に浮かぶ巨大な葉と滝が見どころの水庭園、僧侶の彫像が置いてある竹林の庭やサボテン科の植物をそろえたロックガーデンなど、10種類もある美しい庭が楽しめますよ。

植物園で毎年行われるスプリングガーデンフェスティバルは、ゲインズビル最高の園芸イベントです。植物やランドスケープ・ディスプレイ、ガーデン・アクセサリーに加え、芸術品や工芸品、食料品など、170以上のブースが並びます。

また、ライブエンターテインメントやオークションも！初夏には2キロメートル程の歩道沿いを、約1500近くの美しいライトや灯ろうが照らす「ムーンライト・ウォーキング」というイベントも人気がありますよ。

こんなに沢山の庭が楽しめるカナパハ植物園、ゲインズビル観光に来たら見逃せませんね！

5.スウィートウォーター湿地公園

ゲインズビルの南西にある、フロリダ州らしい観光地をご紹介しましょう。「スウィートウォーター湿地公園」は、その名の通り125エーカー以上の湿地と池からなる公園です。この公園は、湿地帯の水質を改善するという自然保護の目的で作られました。

約5キロメートルの砂利道を歩いていくと、野生の馬や鹿、亀、うさぎ、ワニ、ボブキャット、カラフルな蝶など、様々な生き物が自然に暮らす様子を観察できますよ。野鳥観察には最適な場所で、確認されている鳥は200種以上。春から夏にかけては「バード・ウォーク」というイベントも行われています。

また、すぐ近くにはもう一つのゲインズビルの観光地「ビベンズ・アーム自然公園」もありますよ。温暖な気候のフロリダらしいこの観光地にぜひ行ってみてください！

6.ラ・チュア・トレイル

フロリダには野生動物が見られる観光スポットはたくさんあります。しかし、ワニが多く生息している有名な観光スポットといえば、ゲインズビルの「ラ・チュア・トレイル」です。

ラ・チュア・トレイルは、先にご紹介したスウィートウォーター湿地公園の近く。少し高くなった遊歩道と観察塔があります。ワニの数がすごいので、ペット同伴は厳禁！小さな子どもを連れている観光客は、遊歩道を歩くことを勧められています。

観察塔に登るために歩道を離れる場合は、ハイキング用の棒を持ち、周囲に注意しながら行動するように！ここでは、バイソンや野生の馬、そしてワニが自由に歩き回っているからです。

トレイルを進んでいくと分かりますが、ここで見るワニの数は信じられないほど。ラ・チュア・トレイルは、ゲインズビル特有の珍しい観光地。エキサイティングな観光を楽しみましょう！

◎まとめ

ゲインズビルのおすすめ観光スポットはいかがでしたか？まだまだ日本ではなじみのない都市ですが、メディアの調べでは過去に「最も住みやすく遊べる都市」の一つに選ばれたこともあります。実際に訪れれば新たな発見が皆さんを待っていますよ！ぜひ一度、訪れてみてくださいね。

蝶とワニとフロリダ大学の町、ゲインズビルの注目観光スポット6選！