名称:西ノルウェーフィヨルド群-ガイランゲルフィヨルドとネーロイフィヨルド
住所:ノルウェー、ガイランゲル及びネーロイ
公式・関連サイトURL:http://whc.unesco.org/ja/list/1195
西ノルウェーフィヨルド群-ガイランゲルフィヨルドとネーロイフィヨルド(以降、「西ノルウェーフィヨルド群」)は2005年に登録されたノルウェーの世界遺産です。
ガイランゲルフィヨルドとネーロイフィヨルドは、2つとも西ノルウェーにありノルウェー屈指の観光スポット。その壮大な景観が世界遺産登録への一要素となりました。今回は、世界遺産に選ばれたこの西ノルウェーフィヨルド群の見所をご紹介します。日本では見ることのできない絶景を見に行きましょう!
目次
氷河が作り出した壮大な世界遺産!西ノルウェーのフィヨルド群
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西ノルウェーフィヨルド群とは
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世界遺産の西ノルウェーフィヨルド群は西ノルウェーの海岸沿いに形成されたフィヨルド地帯で、2005年の世界遺産登録では特にガイランゲルフィヨルドとネーロイフィヨルドが選ばれています。
「フィヨルド」とはノルウェー語で「入り江」という意味を持ち、氷河による浸食作用によってできた複雑な入り江のことを指します。ノルウェー西部の海岸地帯にはこのフィヨルドがたくさん形成されていますが、特に有名なのが世界遺産に登録されたガイランゲルフィヨルドとネーロイフィヨルドです。
船や鉄道を使って圧巻のフィヨルド群を見ることができます。
西ノルウェーフィヨルド群へのアクセス
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世界遺産のガイランゲルフィヨルドのあるガイランゲルとネーロイフィヨルドのあるネーロイに行くには、まず成田からオスロに飛行機で移動します。
ガイランゲルフィヨルドへは、オスロから飛行機でオーレスンへ向かい、そこからヘレシルトにバスで移動します。ヘレシルトからはガイランゲルフィヨルドを観光できるフェリーが出ています。
ネーロイフィヨルドへは、オスロからベルゲン急行でミュルダールに向かいます。ミュルダールからはネーロイフィヨルドを観光できるフロム鉄道に出ています。
おすすめポイント①:ガイランゲルフィヨルド
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ガイランゲルフィヨルドは、壮大な滝があることでも知られています。特に観光客に親しまれているのが、「7人姉妹の滝」と「求婚者の滝」です。
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この2つの滝はお互いに対岸にあるのですが、「7人姉妹の滝」は落差が250mで、細い滝が7本流れ落ちています。その対岸にある「求婚者の滝」は落差170mの滝。7人姉妹全員に一人ずつ求婚したけれど、すべて断られたという逸話に基づいて名付けられたのだと言われています。
このほかにもユニークな名前のついた滝があり、見る人の目を楽しませてくれます。世界遺産のガイランゲルフィヨルドでは、ここならではのさまざまな滝の美しさ、豪快さを楽しんでください。
おすすめポイント②:ダルスニッバ展望台
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世界遺産のガイランゲルフィヨルドの玄関口にあるダルスニッバ山は標高1500mの山で、ここにはガイランゲルフィヨルドを見渡せる展望台「ダルスニッバ展望台」があります。
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ここから見下ろす景色はまさに絶景!言葉を失うほどの絶景に出会うことができますよ。世界遺産の登録に伴い訪れる観光客も増え、今では土産屋、カフェ、トイレなどの観光施設が整いさらにアクセスしやすくなっています。
ガイランゲルのダルスニッバ展望台は、自然がまだまだたくさん残っている所で、世界遺産のガイランゲルフィヨルドのクルーズと併せてぜひ訪れたい観光スポットです。雪が降る時期には行くことができないのでご注意ください。
おすすめポイント③:ネーロイフィヨルド
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世界遺産「西ノルウェーフィヨルド群」のもう一つのフィヨルド「ネーロイフィヨルド」は幅が狭く、その狭い川に切り立った崖が迫るように立っています。最も狭い場所ではおよそ250mしか幅がありません。
また、大迫力のショースの滝も見どころのひとつ。フロム鉄道では、ショースの滝を通過する際に写真撮影のために5分ほど停車してくれる時間があるんですよ。
ノルウェーを訪れたらぜひとも観光したい人気スポットです。
注意事項
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世界遺産の西ノルウェーフィヨルド群は、北極に近いため真冬の日の出は9時ごろ、日の入が15時と日照時間がわずか6時間ほどしかありません。そのため、西ノルウェーフィヨルド群を観光するなら夏がおすすめです。
◎まとめ
世界遺産の西ノルウェーフィヨルド群にある2つのフィヨルド、「ガイランゲルフィヨルド」と「ネーロイフィヨルド」。日本では絶対に見られない光景が見られるだけに、ぜひ足を運んでみたい場所ですね。氷河が作り出した壮大な風景を楽しんでください。