エアーズロック|オーストラリアの世界遺産ウルル-カタ・ジュタ国立公園

エアーズロック|オーストラリアの世界遺産ウルル-カタ・ジュタ国立公園

オーストラリアの中央部にある「ウルル-カタ・ジュタ国立公園」は、ウルルというよりも「エアーズロック」と呼んだ方が馴染み深いオーストラリアの有名な世界遺産です。あまりにも雄大でダイナミックなウルルの一枚岩は、間近で見るとより迫力満点!朝焼けや夕焼けを受けてそびえ立つこの世界遺産を眺めれば、一生忘れられない思い出になるでしょう。世界中から観光客が訪れる壮大なウルル-カタ・ジュタ国立公園をご紹介しましょう。

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エアーズロック|オーストラリアの世界遺産ウルル-カタ・ジュタ国立公園

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ウルル-カタ・ジュタ国立公園とは

ウルル-カタ・ジュタ国立公園は、オーストラリア大陸の真ん中に位置する広大な敷地を誇り、その総面積は1,326平方メートル。ウルルの一枚岩と共に、36個もの岩が重なり合ったカタ・ジュタの2つのスポットが存在します。ウルル-カタ・ジュタ国立公園は1987年に自然遺産として登録されましたが、原住民であるアボリジニーとって重要な聖地であることが考慮され、文化遺産としても登録された複合遺産になっています。

エアーズロックという呼び名がありますが、これは発見時の南オーストラリア総督の名前が由来。現在は、それよりもずっと前から先住民に親しまれていたウルルという名称で登録されています。

「地球のおへそ」や「大地のおへそ」とも呼ばれるウルル-カタ・ジュタ国立公園は、他の土地では見ることの出来ない自然のダイナミックさを身体で感じるだけでなく、原住民アボリジニーやその歴史を知ることが出来るとても貴重な世界遺産なのです。

ウルル-カタ・ジュタ国立公園へのアクセス

日本からウルル-カタ・ジュタ国立公園までの飛行機の直行便はありません。シドニーやケアンズを経由しAyers Rock Airport まで行きます。空港からエアーズロックリゾートまではシャトルバスが出ているので利用すると良いでしょう。

エアーズロックリゾートから世界遺産ウルル、カタ・ジュタまでは車で20分程です。バス付きツアーも多数行われています。

ウルル-カタ・ジュタ国立公園のオススメポイント①:ウルル

出典: yuki@0205 / PIXTA(ピクスタ)

オーストラリアのほぼ中央にあるウルル・カタ・ジュタ国立公園。そこにあるエアーズロックことウルルは、その巨大過ぎる一枚岩があまりにも有名ですね。この世界遺産は周囲が9.4kmで、高さは340mもあります。これだけでも驚きなのですが、実はこのウルルは地上に出ている部分は一割で、残りの9割は地中にあるというから想像もつかないほど。

太古にはウルル周辺には山脈があったそう。海水で侵食されながらなんと5億年もの年月をかけ、今の形になったそう。ちなみに現在の形は7000万年前に作られたというから地球の規模の大きさを感じることができる世界遺産です。

7色に変わるというこの世界遺産は太陽の位置や時間によって色が変わって見えます。オススメの時間帯は朝焼けと夕焼け。堂々と聳える巨大な岩が真っ赤に染まる様子はたしかにここは地球の中心であり、へそだということを妙に納得してしまいます。

ウルル-カタ・ジュタ国立公園のオススメポイント②:カタ・ジュタ

出典: yuki@0205 / PIXTA(ピクスタ)

ウルル-カタ・ジュタ国立公園ではカタ・ジュタも併せて観光してください。一般的には「オルガ山」と呼ばれることも多いこの山も、やはり世界遺産の登録にはアボリジニーの言葉、カタ・ジュタが使用されています。

カタ・ジュタとは「多くの頭」という意味があるそう。それを表すように22平方kmに渡って広がるこのスポットは、ウルルとは異なり36の岩が連なる岩石群なのです。しかしやはり地中深くでは繋がっていて、表に出ている部分は侵食されたことで分断されている形になっているそう。

この世界遺産は岩群のそれぞれがアボリジニーにとっての聖地。うち4つは名前がつけられているのですが、マウント・ギーとマウント・ウルパの間は「風の谷」と呼ばれる、特に人気のスポットなので逃さないように!

ちなみにウルル-カタ・ジュタ国立公園の中でもカタ・ジュタは男性の聖地とされているそう。女性が立ち入ることができないエリアがあるのでご注意を。

ウルル-カタ・ジュタ国立公園の注意事項

出典: rheins (CC BY 3.0)

世界遺産ウルル-カタ・ジュタ国立公園は、原住民アボリジニの聖地です。その点を心得て観光するようにしましょう。なお聖地を保護することもあり、登山は2019年10月26日から禁止となりました。

このエリアは日差しが強いので帽子や日焼け止め、水が必須。歩きやすい靴と動きやすい服で出かけましょう。自然を楽しめる場所でもあるので、余裕のある行程組みをおすすめします。コバエ対策のネットが現地で販売されていますが、対策グッズを持参すると良いでしょう。

◎まとめ

ウルル-カタ・ジュタ国立公園の世界遺産をご紹介しましたが、いかがでしたか?死ぬまでに一度は見ておくべきと言われる、広大なオーストラリアの大陸を代表する世界遺産です。特に朝焼けはおすすめ。広大な大自然の地なので、滞在者はエアーズロックリゾートのホテルやキャンプ場を利用することになります。そちらを滞在のベースにして観光し最高の景色を胸に焼き付けてくださいね!

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