ドクターペッパー発祥の地!テキサス州ウェーコのおすすめ観光地5選

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ドクターペッパー発祥の地!テキサス州ウェーコのおすすめ観光地5選

ウェーコはアメリカのテキサス州の中東部にある町。ダラスから南へ100キロ程のところにあります。日本からの観光旅行先としては知られていませんが、史跡や有名な動物園が多くの観光スポットがあるんですよ。また子供たちでも楽しめる施設や湖もあるので、家族で観光するのにも最適な場所です。清涼飲料ドクターペッパーの故郷でもある、ウェーコの見どころ・観光スポットを紹介します。

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ドクターペッパー発祥の地!テキサス州ウェーコのおすすめ観光地5選

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1.キャメロンパーク動物園

出典: bastrop_attitudes/flickr

キャメロンパーク動物園はウェーコにある大きな動物園。大型の哺乳類から爬虫類まで数多くの動物が飼育されており、観光客からも地元の方たちからも人気です。広い園内には自然も多く、バリアフリーに改良されているのでどんな人でも散策が楽しめるようになっていますよ。日本では見ることのできない動物も飼育されていて、動物たちとの距離が近いことも魅力的で観光客を楽しませてくれています。

また子供たちのための遊具や小さな水族館などもあり、家族で1日中遊べると人気の動物園。子供たちの遊び場にはウォータースライダーのあるプールや2階建てのツリーハウスなどもあり、遠方からの観光客だけではなくウェーコの子供たちもよく遊びに訪れる観光スポットとなっています。

最高気温が40℃を超えることもあるウェーコの真夏。動物たちが日陰に隠れて見つかりにくいこともあるため、遊びに出かける際は真夏は避けた方が良いですね。ただ屋内の展示場や小さな滝、水遊び場などもあるのでそちらを楽しむことはできますよ。

2.テキサスレンジャーホール・オブ・フェイム・アンド・ミュージアム

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「テキサスレンジャー」とは、アメリカテキサス州公安局に属する法務執行官のことをいいます。もともとはまだウェーコのあるテキサス州がメキシコの一部であった1823年頃、インディアンの襲撃から町を守るためにスティーブン・F・オースティンと副官のモーゼ・モリソンが創設した民間の兵士による組織でした。この200年近く前に発足したテキサスレンジャーは、北アメリカ大陸で最も古い州管轄の法執行組織とされています。

メジャーリーグチーム「テキサスレンジャース」という名はこの組織にちなんで名づけられたもので、彼らがいかに英雄であったかを物語っています。そのテキサスレンジャーについての歴史や展示品をこのウェーコにある博物館で見ることができます。

テキサスレンジャーはカウボーイハットをかぶり、ウェスタンジャケットを着用したスタイルを発足当時から守り続けており、現在でもそのスタイルは継承されています。博物館内ではテキサスレンジャーの歴史についてのビデオを放映しており、またテキサスレンジャーが使用した白いカウボーイハットや銃などの武器類なども展示されています。そのため観光客は実物を見ながらもテキサスレンジャーの歴史について知ることができます。中でも武器コレクションを見たさに訪れる観光客が多く、その数の多さと保存状態の良さは圧巻ですよ。

3.ウェーコマンモス国定公園

出典: Rockin'Rita/flickr

ウェーコマンモス国定公園は、2015年に新たに国定なった公園。その名の通り、マンモスが展示されているんですよ。1978年にボスケ川付近で大きな動物の骨が発見され、研究者たちによってその骨がコロンビアマンモスの体の一部であることを突き止めます。その後10年以上に渡る発掘作業が続けれ、その結果20体以上のマンモスや約7万年前の氷河期に存在した動物たちの骨を見つけることができました。この公園では1時間ごとにガイドツアーが開催されているので、初めて観光に訪れる場合はぜひ利用することをおすすめします。

ウェーコマンモス国定公園では、発掘された状態のままマンモスや動物たちの骨が展示されているため、発掘現場全体を見学することができます。沼地にはまった子マンモスをキバで助けようとしている親マンモスや洪水から子マンモスを守ろうとしている親マンモスなど、リアルで貴重な展示品を目にすることができます。子供向けのイベントも開催されており、参加すればジュニアレンジャーの証としてバッジがもらえますよ。子供から大人まで楽しめる人気の観光スポットです。

4.ウェーコ吊り橋

出典: commons.wikimedia.org

ウェーコにはブラゾス川という幅の広い川が流れています。1866年に当時のウェーコの有力者たちによって、ウェーコで初めての橋を架けるということが計画されました。そして1870年に全長145メートルのウェーコ吊り橋が完成しました。

ケーブルと鉄構造部材を使用した技術は当時としては画期的な工法と称賛され、長い間ミシシッピ川より西では最長の橋だといわれてきました。この吊り橋がもたらした経済効果は大きく、ウェーコ発展のきっかけとなりました。1914年に改修工事が行われ1971年からは歩行者のみが通行できる橋となり、現在は国定歴史登録財となっています。

橋は遠くから眺めても壮大。実際橋を渡ってみると、橋からのブラゾス川の眺めが美しく散策にはぴったりです。川沿いには空の色を反射するブラゾス川と吊り橋、それを囲む緑の木々を写真におさめる観光客や地元の方々が多くいます。また夜はライトアップされるので、昼間とは違った印象の吊り橋を見ることができますよ。家族やカップルにおすすめの観光スポットとなっています。

5.ドクターペッパー博物館

出典: commons.wikimedia.org

有名な清涼飲料ドクターペッパーは、ウェーコ発祥。ウェーコのダウンタウンにドクターペッパー博物館があり、毎日多くの観光客が訪れています。ウェーコの観光スポットの中で1番の人気を誇るといわれるドクターペッパー博物館。博物館がオープンしたのは1991年のことですが、建物自体は1906に建設された古く趣のある建築物。ドクターペッパーは1885年に薬剤師によって開発され、その薬剤師の勤め先であるウェーコのドラッグストアで初めて発売されました。ドクターペッパーという名前の由来は、初めて発売した薬局のオーナーの名前にちなんで名付けられたと言われていますが、諸説あり、博物館によると「はっきりしない」ということです。

博物館内には歴代の看板や広告、発売当初から現在までの数々のボトルなどが展示され多くのドクターペッパーファンを喜ばせています。また生産設備や過去に使われていたレトロな配送トラックなども見ることができますよ。博物館1階にはソーダファウンテンがあり、本場のドクターペッパーをその場で飲むことができ観光客に人気です。博物館でドクターペッパーの歴史を知りながらビンテージの瓶や看板なの価値ある展示物を見ることができ、どんな世代の方でも楽しむことのできる観光スポットです。

◎まとめ

アメリカテキサス州にあるウェーコの見どころについてご紹介しました。ウェーコにはマンモスを発掘当時の状態のまま見られる場所や、日本では見ることのできない動物が飼育された動物園など興味深い施設がたくさん。またドクターペッパーファンにははずせない博物館もあります。ぜひテキサス州ウェーコへ観光に訪れてみてくださいね。

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