ハートアイランド黒島で味わう、黒島のおすすめ民宿6選

黒島は、沖縄県の八重山郡、竹富町に属する島です。この島は、形がハートに似ているので「ハートアイランド」と呼ばれることも。せっかく旅をするなら、そんなほっこり温まりそうな島へ出かけてみるのがお勧め！さらにこの島は、日本では観測するのが難しい南十字星や、カノープスといった星座をみることも出来ますよ。そんな黒島でおすすめの民宿を6選ご紹介していきます。

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1. なかた荘

民宿と聞くと、そこまで綺麗ではなく設備も不十分な宿泊施設と思う人もいるかもしれません。しかし、「なかた荘」の売りは、なんといってもそんな概念を吹き飛ばすような清潔感！清掃、整理整頓が行き届いたこの宿なら、女性だけの宿泊客でもゆったりとくつろぐことができます。

お風呂は通常の部屋になく共同の浴場になりますが、2ヶ所にあるので安心。ボディソープやリンスインシャンプーなどが備え付けてあるので、ありがたいですよね。バスとトイレ付きの洋室もありますが、追加料金が必要なのでご注意を！さらに建物の前には芝生やテラスが広がり、気持ちよくくつろげる空間があります。

また平屋なので屋上へ登ることもでき、南国の日差しをめいっぱい浴びたい人にはお勧め。なかた荘からのびている道路は、仲本海岸へ続く直通道路となっているため迷わず海岸へ行けるでしょう。なかた荘へ行く手段としては、港についたら宿のスタッフの方が迎えにきてくれるという嬉しいサービスがあります。もちろん、帰りは送ってもらうことも。ただし、港への迎えは11時過ぎの船の場合に限られますので、事前にきちんと宿側と連絡をとっておくことが必要です。黒島で綺麗な民宿に泊まりたいのなら、なかた荘がおすすめですよ！

2. 民宿あ～ちゃん

民宿「あ～ちゃん」のお勧めは、なんといっても新鮮な食材でつくられた美味しい食事。黒島で採れた新鮮な野菜をふんだんに使った料理を振る舞ってくれます。さらに、魚介類は南国の海から採れた新鮮素材を使用。野菜や魚など、その時に採れた鮮度高いものを使用してケース・バイ・ケースで美味しい食事を作ってくれます！

また、黒島は「アーサー汁」「アバサー汁」で有名。もちろんそれらも堪能することが出来ます。アーサー汁は、海藻を用いた汁なので冬から春にかけての時期が非常に美味だと評判。アバサー汁のアバサーとは、ハリセンボンのことを言います。ちなみにアバサー汁には、ハリセンボンの肝が入っています。

黒島のおすすめ民宿「あ～ちゃん」のオリジナルサービスとしての目玉は、なんとオーナーさんと一緒にヤシガニを採りに行けること！ヤシガニを採るなんて、なかなか経験出来ることではありません。是非、黒島を訪れる計画があるのなら、予定してみると面白いかも。ただ、冬はヤシガニの冬眠時期となりますので、宿泊を予約する際に確認をしておきましょう。

また自転車のレンタルも可能。レンタルとはいっても、宿泊客であれば無料で借りられます。12台あるので数が足りなくなる心配もありません。新鮮な食材を使用した美味しすぎる料理が自慢、しかもオーナーとヤシガニ採りが体験できる民宿「あ～ちゃん」、黒島ならではの宿を、ぜひ堪能してみてはいかがでしょうか。

3. 民宿みやよし荘

「みやよし荘」は、黒島の中でも老舗中の老舗。建物や設備については、新しい旅館と比べると不十分なところもありますが、それでも常連のリピーターが多いのは、それなりの理由があるからなんです。それは冷房が設置されている部屋で「ゆんたく」（沖縄でいうおしゃべり）を楽しめるからです。

トイレや洗面台、冷蔵庫、洗濯機はすべて共同。洗濯機の使用料は無料なので、これは嬉しい！また、冷房は一部の場所のみに設置されているため、各居室にはありません。でも、実はこれには理由が。というのは、この宿の一番の特徴というのが「ゆんたく」がゆっくりと楽しめること。お客さんから店員さん、宿のオーナーさんまでもがゆんたくに参加し、お酒を飲みながら世間話などを楽しみます。

旅先で初対面の人と会話をするのも旅行の醍醐味、1つの大切な思い出になりますね。夜風に当たりながら晩酌を交わし、のんびりとゆんたくが楽しめる黒島のおすすめ民宿「みやよし荘」で、あなたの人生に、想い出の一ページを加えてみてはいかがですか。

4. 民宿のどか

民宿「のどか」は、2005年の7月にオープンしたばかりの新しい宿。この宿のお勧めポイントは、なんといってもオーナーのおもてなし精神！実際に訪れてみると、そのもてなしの数々に心を奪われてしまう人が続出。また、オーナーの温かみのある対応には、それだけでリピーターになる人もいるようです。

そんな主なサービスとしてウェルカムドリンクがあります。通常のウェルカムドリンクであれば、宿に着いた時の一杯…そして、せめて翌日、また一日の中で一杯～数杯というのが一般的なのでは。しかし「民宿のどか」は、なんと、ウェルカムドリンクも飲み放題。しかも一般的なウェルカムドリンクといえばコーヒー…ですが、それだけではなく、泡盛まで飲み放題なんです！「民宿のどか」のウェルカムドリンク泡盛はどのような味なのか、是非訪れて確かめてみたくありませんか！？

また、他の黒島のおすすめ民宿同様に、この宿も無料で自転車を貸し出してくれています。黒島のようにすぐ近くに海が広がっているところに泊まりに行くのであれば、やっぱり、自分達の好きなように海巡りをしたいものですよね。コーヒーも泡盛も飲み放題というおもてなしの心で迎えてくれるオーナーがいる「民宿のどか」。お酒好きの方なら、迷うことなく予約してみては。

5. 民宿くろしま

黒島のおすすめ民宿の1つ「くろしま」。この宿の特徴として真っ先に挙げられるのは、海を楽しむためのマリンサービスが充実していることです。民宿くろしまは、仲本海岸が目と鼻の先。また、パナリ島とも呼ばれている新城島へのツアーも企画されています。

黒島近海には5つの有名なダイビングエリアがあり、黒島・新城島周辺、ヨナラ水道周辺、西表島鹿ノ川湾周辺、波照間島周辺、最後に仲の御神島周辺です。この辺りの海は綺麗な砂地になっており、多くの熱帯魚が生息しているため大人気！サンゴ礁で出来たリーフ沖には、季節問わずマンタが見られます。

ダイビングはちょっと…という方にはシュノーケルがお勧め！もちろん、道具一式もレンタルできます。また、近くの仲本海岸では、陸エンと呼ばれるビーチダイブを楽しむことも出来ちゃうんです！これらの事を全部楽しみたいあなたは、迷うことなく「くろしま」へ宿泊するしかありません。部屋は12部屋あり、30名までの宿泊が可能。ちなみに、この民宿も自転車の貸し出しは無料で、さらに黒島港までの送迎も行ってくれているので便利。ぜひ、黒島の海をご堪能あれ。

6. 民宿みやき荘

「民宿」といえば、一人旅をしている人同士で顔見知りになり、新しい関係を築いて夜もお酒で盛り上がる…ということも定番ですよね。そんな宿を求めるのであれば、ここ「みやき荘」がお勧め！建物は、歴史を感じさせるような味がある建物。

何よりも、玄関の前に置いてあるテーブルで過ごす時間が気持ちよく、夜は食堂で宿泊客だけではなくオーナーも一緒に盛り上がり、ずっと黒島に住んでいたかのような気分になれちゃいます。メインロードに面しているみやき荘では自転車を貸し出してくれるので自由な時間も満喫。

洗濯機は共同で一つ、各部屋には冷房がついていないので、皆で集まれる共同の場所に自然と顔を出すことに。それもまた、旅の楽しみの1つ。「みやき荘」は、静かさを求める宿ではないんです。とにかく皆でワイワイと、初対面の人とでも楽しくやりたい方にはおすすめの宿です。賑やかにお酒を飲んで楽しみたいなら「民宿くろしま」。初対面でも昔からの友人のように打ち解けられるオーナーや常連客に囲まれて、楽しいひと時を過ごしてみてはいかがでしょう。

◎まとめ

沖縄県のハートアイランド「黒島」を思う存分に楽しむためには、やっぱり、自分に合った宿を探すことが先手です。こじんまりとした民宿が多いですが、島の温もりを感じられるところがほとんど。ご自身にあった宿泊スタイルで宿を検討してみてくださいね！

ハートアイランド黒島で味わう、黒島のおすすめ民宿6選