ホースシューカーブで知られる鉄道の町アルトゥーナの観光地5選!

画像出典:Farragutful (CC BY-SA 4.0)

ホースシューカーブで知られる鉄道の町アルトゥーナの観光地5選!

ペンシルベニア鉄道が走るアルトゥーナは、ホースシューカーブやアルトゥーナ鉄道記念博物館など、鉄道が身近に感じられる観光都市です。少し郊外に足を伸ばせば、レイズタウンレイク保養地などの自然も広がっているので自然観光にもおすすめ。アルトゥーナの町はピッツバーグとフィラデルフィアの中間に位置し、南北に国道99号線が走っています。町の北部には大きな車両基地があり、鉄道と共に発展してきた町と言えるでしょう。さらにアルトゥーナカーブという野球チームが本拠地とする市民天然ガス球場では、本格的な野球観戦が楽しめます。隣にあるレイクモント遊園地には世界最古のジェットコースターがあるなど、規模は大きくなくとも貴重な体験ができますよ。そんなアルトゥーナの観光スポットをご紹介します。

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ホースシューカーブで知られる鉄道の町アルトゥーナの観光地5選!

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1. ホースシューカーブ国立歴史地区

出典: Center for Earth Resources Observation and Science, United States Geological Survey

山腹にあるホースシューカーブは、列車が大きな曲線を描いて走る珍しい観光名所。斜面がきつく、数台のディーゼル車で貨物車を引っ張ります。曲線の内側には池があり、ちょっとしたビューポイント。山腹までは小型の登山列車も運行しており、人々を楽しませてくれます。山には木々が茂り、時期が来ると紅葉を愛でることもできる観光エリアなんですよ。

線路は複線になっており、何十両も連結された貨物列車がゆっくりとホースシューカーブを走る姿は圧巻です。アメリカの貨物列車は一度にできるだけ多くの荷物を運ぶため、パレードのように長い車両が続きます。これも国土の広いアメリカならでは光景と言っても過言ではないでしょう。電車好きでなくても展望台からは遠くまで見渡せるので、訪れる価値があります。

2. アルトゥーナ鉄道記念博物館

出典: David Brossard (CC BY-SA 2.0)

ホースシューカーブでも有名なアルトゥーナには、鉄道歴史博物館もあります。博物館では、ペンシルベニア鉄道の歴史について理解を深めることができます。館内には初期の頃に活躍していたディーゼル機関車の実物が展示されており、車体が錆びた様子もそのままの状態で保存されていて興味深いです。

赤レンガで作られた4階建ての倉庫のような建物には駅のプラットフォームが再現され、まるで展示車両が本当の駅に停車しているかのような雰囲気。線路やポイントも原型で残っているので、電車好きなら必ず立ち寄っておきたい観光スポットです。また、博物館の外は広場になっていて音楽イベントも開催されることがあるので、事前にチェックしておくとより楽しい観光ができますよ。

3. 市民天然ガス球場(アルトゥーナカーブ)

出典: MghtyRoach (CC BY 3.0)

マイナーリーグのアルトゥーナカーブ(AA)が本拠地としている球場。外野席の奥にはジェットコースターが見えます。内野席は三階まであり、地方の球場にしては大きめ設計。外野席も芝生ではなくシートが設けられ、しっかりと野球観戦ができます。ナイター設備も整い、アメリカンスタイルの野球が見られる観光スポットです。

アルトゥーナカーブのマスコットキャラクターはかわいい目をした黄色のドラゴンのようなデザインで、ファンサービスを忘れません。冒頭で述べたジェットコースターは本当にライトスタンドのすぐ後ろに見えるので、場外ホームランが出れば当たってしまうのではと、心配する観光客も多いことでしょう。

日本ではドーム球場が普及し屋外球場が減っているので、アメリカならではの面白い光景と言えるのではないでしょうか。アルトゥーナカーブの応援だけでなく、スリルも味わえる球場です。

4. レイクモント遊園地

出典: Geowizerd

ここレイクモント遊園地はアルトゥーナカーブの本拠地、市民天然ガス球場の隣にあります。名所は何と言っても世界最古のジェットコースター。このジェットコースターは1902年に建設され、100年以上の歴史を持っています。1996年には世界で一番古いジェットコースターとして認定され、「スカイライナー」の名称で親しまれています。白く塗られた土台の上に3両ほどのコースターがゆうゆうと走り抜け、距離も比較的長いので歴史ある乗り心地を体感できることでしょう。

園内には観覧車や飛行機型の乗り物に乗ってくるくる回るアトラクションなど、子どもにはぴったりの遊園地。野球観戦を終えて時間があまっていたら、寄ってみるのもいいですね。待ち時間も少なく、ゆったりと楽しめる観光スポットです。

5. ボイヤーキャンディー工場直売所

出典: Mike Mozart (CC BY 2.0)

キャンディーやスムージーが好きなら迷わずボイヤーキャンディー工場直売所へ行きましょう。店内には工場併設のショップがあり、キャンディーをはじめとしたお菓子がきれいにディスプレイされていて、キャンディ好きにはたまらない観光スポットですよ。

カロリーが気になる人には、ダークチョコレートや無糖の商品も販売されています。黄色の看板が目印で、月曜から土曜は午前10時から午後6時まで、日曜は午前11時から午後4時まで営業しています(2019年月現在)。ボイヤーキャンディー工場直売所は、アルトゥーナ鉄道記念博物館の裏手にあるので、そこを目安に向かうとわかりやすいでしょう。ボイヤーキャンディーの商品ばかりですが、工場の製造過程で生じたアウトレット商品も売っているので、リーズナブルに手に入りますよ。お菓子好きにはたまらないショップは、観光のついでにでも足を延ばしてみてくださいね。

◎まとめ

アルトゥーナは、ペンシルベニア鉄道とアルトゥーナカーブに代表される町です。町の北側には大きな車両基地があり、鉄道ファンにぴったりの観光スポットと言っても過言ではありません。また、大きな弧を描いて鉄道が通り過ぎホースシューカーブが、鉄道ファンでなくても見ごたえがありますよ。アルトゥーナのいいところは、これらの観光名所を博物館という形で紹介していること。ただ列車を眺めるだけではなく、過去にどういった歴史があるかも学べるので勉強になる観光ができます。

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