山脈とリオグランデ川が育んだ雄大なアラモサの観光地5選!

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山脈とリオグランデ川が育んだ雄大なアラモサの観光地5選!

ザパタフォールズやモンティ・ビスタ国立野生動物保護区、アラモサ国立野生保護区など数々の自然に囲まれた町アラモサは、コロラドの壮大な景観を観光するのに素晴らしい場所です。年々拡大している砂漠が懸念されるところですが、そばにはリオグランデ川を含むいくつかの川が流れ大地を潤しています。それらの恵みによって生まれた湿地には野鳥が集い、生態系を作り出しています。さらにリオグランデ観光列車に乗れば、これらの景色を一気に観察することが可能。今回はそんなアラモサの魅力に迫っていきましょう。

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山脈とリオグランデ川が育んだ雄大なアラモサの観光地5選!

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1. ザパタフォールズ

出典: Imranchwilder (CC BY-SA 4.0)

内陸に位置するコロラド州は、雄大な山々で大地が形作られています。その山々のひとつ、ブランカ山の麓にあるのがザパタフォールズです。夕暮れ時になると草原が茜色に染まり、遠く見えるコロラドの山並みが美しく見える瞬間です。

冬になるとザパタフォールズ周辺では雪が見られ、滝は凍ります。川が凍るのはよく見かけますが、滝が凍るという光景はなかなか貴重。観光に訪れる際には防寒具をしっかり準備しましょう。無骨な岩肌から飛び出す水が凍って静止している姿もなかなか美しい観光スポットです。

春が過ぎて夏が近づくころになると、穏やかに流れ落ちるザパタフォールズが鑑賞できます。周辺には展望台があるので、観光に来たらコロラドの大地と青い山脈、そしてアメリカの広い空を目に焼きつけましょう。

2. リオグランデ観光列車

出典: Larry Lamsa (CC BY 2.0)

リオグランデ観光列車は、アラモサからラ・ヴェータまでを駆け抜ける観光専用の列車です。途中、フォートガーランドとファーの町を経由します。車両にはダイヤモンド席/一等席/普通席/オープン型普通席/エコノミー席の5種類が用意され、目的や希望に沿った席を選べます。

ダイヤモンド席ではカウボーイのような出で立ちをしたミュージシャンが、ギターやバンジョーを陽気に奏でてくれます。一等席は窓が天井まである丸みを帯びた設計になっているので、コロラドの雄大な自然や山々が存分に楽しめます。普通席は4人掛けで家族連れにちょうどいいシート。オープン型普通席は、歴史ある車両の一部とともに流れ行く車窓の景色をカメラに収めるには最適なシートです。

途中の「ファー駅」では大自然の中での音楽イベントを開催しており、開放的な雰囲気で演奏に耳を傾けることができます。主に夏の週末に開催されるので、興味のある方は事前に調べてくださいね。

3. モンティ・ビスタ国立野生動物保護区

出典: USFWS Mountain-Prairie (CC BY 2.0)

モンティ・ビスタ国立野生動物保護区はアラモサの西にある野鳥が観察できる広大な観光地。面積はアラモサの町全体に匹敵するほどの大きさで、自然の生態系そのままの姿を遠目に観察できます。

はるか向こうには雪化粧をした山並みが見渡せ、アメリカの雄大な自然を満喫できる観光スポット。砂漠化が進み、湿地の面積が徐々に狭くなっているため、野生動物にとって水の存在の有無が生命線を左右します。春にはアヒルの群れやツル、夏には水辺で巣作りをする水鳥の姿が見られます。秋になるとツルやカナダアヒルなどの他、渡り鳥もやって来て湿地を賑わせてくれますよ。冬に入ると水が減って辺りは様変わりし、タカやフクロウといった生き物が見受けられるようになります。

季節ごとにいろいろな表情を見せるモンティ・ビスタ国立野生動物保護区。自然の中に生きる野生の鳥を観察したい観光客の方にオススメです。

4. サンルイスバレービールカンパニー

出典: Quinn Dombrowski (CC BY-SA 2.0)

アラモサの町のメインストリートにあるサンルイスバレービールカンパニーでは、数種類のビールを製造しています。ここではビール製造の他食事も楽しむことができ、出来たてのビールを片手に友人たちと親交を深められる観光スポット!

工場ではクラッシクビールの「アラモサアンバー」や「グランデリバーIPA」など6種類、その他にもスペシャルビールを2種類、製造しています。また、月に数回ライブやイベントを開催し、まさにアラモサ市民の憩いの場といったところでしょうか。

肝心のメニューですが、前菜におつまみ、ハンバーガーやパスタなどのラインナップ。サンドイッチは8種類あり、お店自慢のメニューです。デザートにもプリンやブラウニーなどしっかりと一通り揃っているので、観光中のランチにもディナーにもオススメです。

5. アラモサ国立野生保護区

出典: Jeffrey Beall (CC BY 3.0)

町の中心から南東方向にあるアラモサ国立野生保護区は、野鳥と砂漠、川が一度に見られる観光スポット。冬こそ見られる野生動物は少ないですが、日本のように四季で風景が変わります。春には春、夏には夏の野鳥が見られ、また秋になると渡り鳥もやってくるのでバードウォッチングには最適の名観光地。

砂漠には普通に入ることができるので、ぜひ行ってみましょう。モンティ・ビスタの保護区とは全く違う場所にあり、川が中心を流れているので、また違った表情を味わうことができます。砂漠に生い茂る草原、そして間をサラサラと流れる小川など千変万化の景色を堪能できますよ。果てしなく続く草原や雄大な自然が好きな方に特におすすめしたい観光スポットです。

◎まとめ

ザパタフォールズをはじめ、モンティ・ビスタ国立野生動物保護区など多くの自然が残るアラモサ。日本にはないような広大な自然を満喫することができる地域です。観光列車に乗って山並みを見物するもよし、歩いてザパタフォールズの凍りついた滝を見物するのもよしと、自然が身近に存在している町です。登山や自然が好きな仲間を集めてコロラドの雄大な大地を肌で感じるのもいいのではないでしょうか。

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