世界で最も美しい廃墟の世界遺産、バラの街パルミラの遺跡!

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ナツメヤシの街という意味をもつパルミラはシリア中央部にある都市です。紀元前1世紀から3世紀までは、砂漠の交易拠点として栄えたオアシス都市かつ隊商都市でもありました。そんなパルミラには有名なパルミラ遺跡があります。世界で最も美しい廃墟の一つと言われ、特に夕暮れ時は格別の美しさです。その美しさは「世界で最も夕日が美しい」と言われているほど。この記事ではパルミラ遺跡について紹介します。

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世界で最も美しい廃墟の世界遺産、バラの街パルミラの遺跡!:目次

パルミラの遺跡とは?

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パルミラ遺跡はローマ帝国支配時代の都市遺跡。シリアを代表する遺跡の一つです。1980年に世界文化遺産として登録されました。シリアで2番目に登録された世界遺産で、同年に古代都市ボスラと共に2つの世界遺産が登録されています。ローマ様式の建造物が数多く残っていて、有名な建築物としてはベル神殿や列柱道路、ディオクレティアヌスの浴場やディオクレティアヌス城砦、バールシャミン神殿などです。

しかし残念ながらバールシャミン神殿とベル神殿は、2015年にイスラム過激派組織「イスラム国」によって爆破されてしまいました。特にベル神殿はパルミラの都市遺跡の中で最も保存状態の良い貴重な遺跡でした。シリア内戦が始まるまでは、年間15万人もの観光客がパルミラの遺跡を訪れていました。世界的損害といっても過言ではありません。

パルミラの遺跡へのアクセス

パルミラの遺跡はシリアの二大都市、首都ダマスカスとアレッポの中間にあるホムス県タドモルにあります。首都ダマスカスからバスで約3時間のアクセスで到着します。パルミラの遺跡はタドモルの郊外にあるため、ホムス県の県都ホムスからもアクセスすることができますよ。所要時間は約2時間です。いずれも安全のため、正規のバスまたは旅行会社のツアーに参加して訪れることをおすすめします。

パルミラの遺跡のおすすめポイント3

列柱道路

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神殿からはじまるパルミラの列柱道路は、古代都市の残る部分に通じる古代のデクマヌスに相当します。デクマヌスとは古代ローマの都市の中心部を東西に貫く基幹道路のことです。列柱道路には華麗な装飾が施された記念門があります。綺麗に並んだ列柱は太く丈夫なことから威厳さが感じられるでしょう。

パルミラ遺跡の端には大部分が復元された4塔門建築の四面門があって、4つの基壇にそれぞれ4組の柱が備えてありました。残念ながら四面門も破壊されてしまい、列柱も被害にあっているそうですが詳細は不明。貴重な世界遺産がこれ以上破壊されないことを願うばかりです。

ディオクレティアヌス城砦

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パルミラの遺跡はローマ帝国時代に軍事基地として利用されていました。皇帝ディオクレティアヌスが3世紀末に建造させたのがディオクレティアヌス城砦。シリアの統治者ソシアヌス・ヒエロクレスによって築かれました。かつて回りは城壁で囲まれていましたが現在は城壁の面影はありません。

横軸となる通りはディオクレティアヌス城砦へとつながり、中央には軍隊の本営を収容する大きな広間の遺構があります。遺構には内陣へと通じる柱廊玄関のポルチコが見れますよ。近隣にはシリアの女神・アラートの神殿や西暦17年に建立されたダマスカス門、バールシャミン神殿がありますが、バールシャミン神殿は空爆により破壊されてしまいました。

中東三大遺跡とバラの街

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このパルミラの遺跡は中東三大遺跡と呼ばれると共に、中東の3P遺跡とも呼ばれています。中東三大遺跡とはシリアのパルミラの遺跡、レバノンのバールベック、ヨルダンのペトラ遺跡のことで3つとも世界遺産です。3つの遺跡の頭文字をとって中東の3P遺跡とも呼ばれています。

パルミラの遺跡は「世界でもっとも夕陽が美しい」と言われ、夕陽に染まった遺跡のあまりの美しさに、砂漠を行きかうシルクロードの商人たちは「バラの街」という愛称で呼んでいました。現在はその美しさを確かめることができませんが、一度は見てみたいものです。

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