のどかな中央ヨーロッパの景色!カルパチア山地のスロバキア地域の木造教会群

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のどかな中央ヨーロッパの景色!カルパチア山地のスロバキア地域の木造教会群

中央ヨーロッパに存在するスロバキア。日本のおよそ7分の1程度の面積しかない小さなこの国には、のどかで美しい景観が魅力的な世界遺産が存在します。

「カルパチア山地のスロバキア地域の木造教会群」とは2008年に登録された世界遺産です。カルパチア山地には同じく世界遺産になっているブナ原生林がありますが、カルパチア山地のスロバキア地域の木造教会群はその山間部に点在する複数の木造の教会等を指します。

いかにも中央ヨーロッパらしいのどかな草原に点在する教会はどれも素朴でかわいらしく、その一つひとつが絵になりますよ。そんなカルパチア山地のスロバキア地域の木造教会群をご紹介します。

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のどかな中央ヨーロッパの景色!カルパチア山地のスロバキア地域の木造教会群

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カルパチア山地のスロバキア地域の木造教会群とは

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カルパチア山地のスロバキア地域の木造教会群とは、16世紀から18世紀にかけて建造された8つのキリスト教会と1つの鐘楼の合計9つの建築物から構成されるスロバキアの世界遺産です。

これらの建物は周辺地域の伝統や美術を取り入れながら発展していった、ラテン文化とビザンチン文化の融合というスラブ人特有の建築文化があらわれています。

そして木造教会群にはローマカトリック、プロテスタント、東方教会という3つの宗派の教会が混在しているのも、様々な文化を融合させるスラブ人気質の顕著な例といえますね。これらの異なった宗派の教会が衝突することもなく一つのエリアに混在するというのは広いヨーロッパ内といえども大変めずらしいことなのだそう。

素朴な建築様式や技術の素晴らしさ、そして歴史的に見ても争いが起こることの多い複数のキリスト教の宗派が平和に共存している希少な場所であることなどから、2008年に世界遺産に登録されました。

カルパチア山地のスロバキア地域の木造教会群へのアクセス

スロバキアの山奥のため公共機関などが発達しておらずアクセスが困難な「カルパチア山地のスロバキア地域の木造教会群」。スロバキア東部のプレショフ県バルデヨフ郡の都市「バルデヨフ」のツーリストインフォメーションで、ガイド兼運転手付きの車をチャーターすることをオススメします。要予約ですので、事前にコンタクトを取るようにしましょう。

そのほか信頼できる大きなホテルのフロントからタクシーをチャーターしてもらうか(時間・距離・料金などについてはしっかりと確認する必要があります)、レンタカーを借りて自力で巡るという選択肢もありますね。

カルパチア山地のスロバキア地域の木造教会群のおすすめポイント①ケジュマロクの教会

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ケジュマロクの教会はカルパチア山地のスロバキア地域の木造教会群の世界遺産の中でも最も美しいと評判の教会。この世界遺産には随所に壁画や彫刻がなされていてとても豪華な内装です。

特に木造のパイプオルガンが自慢で、定期的に行われるコンサートでこのオルガンの音色を聴くことができます。1500人も収容できるという聖歌隊席も圧巻。

ケジュマロクも属するプロテスタント系の教会は1681年に行われたショプロン会議の議決によって、釘など一切の金属を使ってはいけないという規約がつくられました。ほかにも1年以内に建造すること、塔を作ってはいけない、旧市街の外に建設するなどかなり厳しいルールがあったのです。

そういった厳しいルールを守り造られた教会だけあり、静謐かつ厳粛な雰囲気があります。しかし木造らしい暖かみも兼ね備えていて、つい長居してしまいたくなるような居心地の良さがありますよ。

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