カナダ東部ニューブランズウィック州フレデリクトンのおすすめ観光スポット

カナダ東部ニューブランズウィック州フレデリクトンのおすすめ観光スポット

セントジョン川に沿いに広がるフレデリクトンは、カナダ東部に位置するケベック州とノバスコッシア州の間にあるニューブランズウィック州の州都です。18世紀に、カナダに進出した英軍が駐屯地としたところですが、その駐屯地跡では現在も衛兵交替式が行われています。

こうした歴史があるためか、フレデリクトンはカナダの公用語である英語とフランス語の両方を併記をするバイリンガルの街となっています。ケベックと併せて、ぜひ観光に立ち寄ってみて下さい。それでは、フレデリクトンの観光スポットを5か所ご紹介しましょう。

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カナダ東部ニューブランズウィック州フレデリクトンのおすすめ観光スポット

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1.士官広場

出典: Mark Goebel

セントジョン川の屈曲部の内側に面した士官広場は、1785年から1869年まではイギリス軍、1883年から1914年まではカナダ軍の駐屯地となっていたところです。 現在は、うってかわってフレデリクトンの街のコンサートや演劇、スケートリンク、お祭り行事の拠点となっています。

士官広場の土地は長らくニューブランズウィック州政府の所有でしたが、2016年夏にフレデリクトン市が買い取ったことで、これからいっそう観光名所として発展していくことが期待されます。夏には往時を偲んで衛兵交替式が行われ、フレデリクトンの人気観光スポットとなっていますよ。河川敷にも近いので、フレデリクトンの散策がてらに立ち寄ってみるのも良いでしょう。

2.フレデリクトン・ボイス農業市

出典: ActiveSteve

旅行で大切なもののひとつは、旅行先の食事ですよね。フレデリクトンでぜひお勧めしたいグルメスポットが、このボイス農民市です。土曜日の午前中にに開かれるフレデリクトンの物産市で、地元の旬の食材はもちろんのこと、多国籍な食材やフレデリクトンのお土産品などが売られています。

1951年に始まるといわれる農業市には、今では250種以上もの店舗が集まっています。金曜~土曜にフレデリクトンを訪れるなら、活気あるフレデリクトンの顔をぜひ観光してみてください。

3.ニューブランズウィック州立法議会

1880年の火災で焼け落ちたのち、1882年に再建されたフレデリクトンにあるニューブランズウィック州立法議会の建物は、政治と歴史の中心としてのアイデンティティともいえる観光名所です。セカンド・エンパイア様式のフレンチ屋根に、3本の尖塔を隅にもつ3階建ての砂岩の建物でメインルーフ中央の高さ41mの八角形のドーム型主塔は、フレデリクトンの象徴ともなっています。

建物内には、ニューブランズウィック州の政治の記録を保管する議会図書館なども併設されています。フレデリクトンの観光スポット、ビーバーブルック・アート・ギャラリーの向かい側にあるので、併せて観光に立ち寄って下さい。

4.ビーバーブルック美術館

出典: Aomu / PIXTA(ピクスタ)

ビーバーブルック美術館は、ビーバーブルック卿マックス・アトキン氏が主にカナダとイギリスを中心とするおよそ300点の作品を収蔵するために、1959年に設立されました。その後、多くの寄贈品を加えて、今では3000点以上ものコレクションを擁しています。その内容はカナダとイギリスに限らず、イタリアやスペイン、フランス、オランダの絵画や陶器、家具へと及んでいます。

この美術館は、ニューブランズウィック州の正式なアートギャラリーで、フレデリクトンの芸術観光では外せないスポットとなっています。セントジョン川の川べりにあり、アクセスも良好ですよ。

5.ノー・エスケイプ

日本発祥のリアル脱出ゲーム「エスケープ」をご存知でしょうか。これがフレデリクトンのダウンタウンで「ノー・エスケイプ」として根付き、今ではファミリーや若者、観光客の間で静かな人気を得ています。「アンプラグド・ゲーム・カフェ」が運営するこの「ノー・エスケイプ」は、3つのテーマの閉ざされた部屋から、室内にある手がかりを見つけて25分以内に脱出するフィジカルゲームです。

友達と謎解きを楽しんだり、あるいはチームワークづくりのトレーニングとしても活用されています。また、このカフェにはほかにもボードゲームが500種類以上取り揃えられています。フレデリクトン市民たちの集まりの場として人気のゲーム・カフェで、日本生まれの密室ゲームを楽しんでみてはいかがでしょうか。

◎まとめ

フレデリクトンは、カナダ東部ケベック州のモントリオールに次ぐバイリンガルの都市で、フランス語と英語の併記を目にすることがごく当たり前です。

フレデリクトンの街中には、アメリカのメイン州まで下るセントジョン川が流れていて、川辺を歩いて街を散策すれば、フレデリクトン主要観光スポットを網羅できてしまうでしょう。

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