ベーコモーの観光スポット3選!セント・ローレンス川沿いの森と水の街

モントリオールからおよそ420km北東に位置するベーコモーは、人口2万2千人ほどの小さな街です。コモー湾に隣接していることから「ベー・コモー(フランス語でコモー湾の意味)」と名付けられました。豊かな森林と水辺に囲まれているため、紙・パルプ産業がさかん。200kmほど上流には世界最大級の水力発電所を有することでも知られています。毎年クルーズのシーズンになるとたくさんの観光客が訪れ、小さな街ベーコモーが一気に賑わいます。避暑にピッタリなので、観光するなら夏がおすすめですよ。今回は、そんなベーコモーでおすすめのスポットを3ヶ所ご紹介します。

目次

ベーコモーの観光スポット3選!セント・ローレンス川沿いの森と水の街

2. 聖アメリエ教会

宗教史の象徴ともいわれる「聖アメリエ教会」は、ベーコモー歴史地区の中心部に位置します。1937年に建設が始まり、第二次世界大戦中に完成。1939年には初めてのミサが行われたと言われています。

大きな木製アーチに天井のフラスコ画、窓にはステングラスと、どこを見ても美しい内部は必見!ちなみに聖アメリエ教会は、建設時のスポンサーでもあったロバート・マコーミック大佐の妻にちなんで名付けられています。

現在ではミサだけではなく、街の会合やコンサートなどさまざまなイベントの会場として利用されています。道を下れば海辺の広々とした公園にでるので、ベーコモーの散策コースにもおすすめです。

3. フランクリンいにしえの森の村

20世紀初頭、ノースショア地域の発展に大きな役割を果たした山林業の労働者たち。そんな彼らが過ごした開拓村の面影を残す歴史スポットが、「フランクリンいにしえの森の村」です。ベーコモー市街から車で20分ほど東に行ったところにあるこの観光施設では、開拓時代の住宅を屋外展示しています。内部では、写真や生活用具などの資料を見ることができます。

ベーコモー周辺では、紙やパルプ生産のために森林伐採が長年行われてきましたが、当時はまだ現代のような技術がなく、自然と闘いながら人力で木を切り倒していまいした。展示室では伐採や切断、運搬の際に使用されていた道具を見ることもできますよ。ベーコモーの歴史を知るにはうってつけの観光スポットです。

◎まとめ

セント・ローレンス川沿いにあるベーコモーは、ケベック州の発展に大いに貢献してきた街。自然に恵まれたこの小さな街の資源がどのような形で生かされているのか、観光を通して学んで見るのも良いかもしれませんね。大都市モントリオールやケベック・シティーの観光もおすすめですが、セント・ローレンス川を少し北上して、ベーコモーにもぜひ立ち寄ってみてください。

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