カザフスタン・アスタナの観光スポット8選

カザフスタン・アスタナの観光スポット8選

カザフスタンは世界第9位の国土面積、天然資源が豊富な国です。首都アスタナは、2019年に「ヌルスルタン」という都市名に変わりましたが、2022年9月に再び「アスタナ」に変更されました。アスタナは近未来的な街並みが広がっていて、中央アジアでもなかなか見られない珍しい景色が広がっています。

実はアスタナの街をデザインしたのは、世界的に有名な日本人建築家の黒川紀章さんです!今回はちょっと不思議な景観の近未来都市、カザフスタン・アスタナのオススメ観光スポット8選を紹介します。

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カザフスタン・アスタナの観光スポット8選

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1.バイテレク・タワー

バイテレク・タワー

カザフ語で「命の木」を意味するバイテレク・タワー。高さ97mのタワーは、カザフスタンにまつわる伝説をモチーフにデザインされたもので、アスタナの街のシンボルとなっている観光スポットです。てっぺんの球体とそれを支える独特な出で立ちが目を引きますよね。2002年にオープンしてから、アスタナを訪れる観光客が必ずと言っても良いほど訪れる場所です。

バイテレク・タワーの高さ86mの地点には展望台があり、アスタナの街を一望できる絶景スポットとなっています。バイテレク・タワーには水族館やギャラリー、そしてカフェも併設されていますので、アスタナの街を一望した後の休憩場所としてもピッタリな観光地となっています。ぜひ訪れてみて下さいね。

2.カザフスタン国立博物館

カザフスタン国立博物館

アスタナの街の中央を流れるイシム川沿いで、独立広場の向かいに位置しているカザフスタン国立博物館。中央アジアで最も新しく、そして最も敷地面積の大きい博物館で、アスタナの主要観光スポットになりつつあります。ヌルスルタン・カザフスタン元大統領の肝いりで建設された博物館なんだとか。

中に入ると、カザフスタンに関する展示物でいっぱい!アスタナの街の歴史、カザフスタンの歴史、カザフスタンの民族誌に関する資料など、カザフスタンのエッセンスがぎゅっと詰まった内容になっています。カザフスタン国立博物館の建物自体も大変斬新で見ごたえがあります。夜にはライトアップされ、その光景は何とも幻想的かつ近未来的です。アスタナ観光の際には、ぜひ夜の博物館もお見逃しなく!

3.平和のピラミッド

Palace of Peace and Reconciliation

ピラミッドと言えばエジプトのピラミッドを思い浮かべる方がほとんどかと思いますが、アスタナにもピラミッドがあるんです!2003年にアスタナで開催された「世界伝統宗教指導者会議」で、構想が発表され話題となった平和のピラミッド。2006年にオープンし、現在はアスタナの主要観光スポットとなっています。

平和のピラミッド1階には、「世界伝統宗教指導者会議」の様子やピラミッドの完成に至るまでの歴史を説明したパネルがあります。ガイドさんの話を聞きながらパネルを見ると、多民族・多文化国家カザフスタンの平和に対する強い思いが感じられますよ!さらに、館内にはカザフスタンの民族衣装や昔の遊牧民に関する資料が展示されているスペースもあります。多民族国家カザフスタンの文化を知るにはピッタリのスポットです。

また、コンサートホールなども併設されていて見どころ満載なので、小さいお子様も楽しむことができるでしょう。観光でアスタナを訪れた際にはぜひじっくりとご覧くださいね!

4.アスタナ・オペラハウス

アスタナ・オペラハウス

アスタナの中央を流れるイシム川の西側に位置している、アスタナオペラハウス。アスタナオペラハウスでは、世界各国の有名なバレエ団に引けを取らない、質の高いバレエやオペラが鑑賞でき、アスタナの一大観光地となっています。さらにアスタナオペラハウスは、日本人バレリーナが在籍している事でも有名です。

64,000平方mの敷地面積を誇るアスタナオペラハウスは、そのスケールの大きさにも驚きですが、ステージエリアに入るとより驚く事間違いなし!何と3000平方mもあるんです。後ろの席からステージが見えるのかどうか、不安になってしまいますね。しかし、そのスケールで演じられる演目には圧倒されること間違いなし。内装も赤と白を基調としており何とも豪華で、アスタナで観光している事を忘れてしまいそうです。

チケットはオンラインで購入可能ですので、アスタナ観光の際にはぜひバレエやオペラを鑑賞してみてくださいね!

5.独立広場

独立広場

アスタナ観光に訪れたらまず初めに訪れて頂きたいのが、独立広場。独立広場周辺には、カザフスタン国立博物館、平和のピラミッド、ハズラット・スルタンモスクなど、アスタナの主要観光スポットが多くあり、アスタナ観光のスタート地点としてピッタリな場所です。

独立広場でひと際目立っているのが、カザフ・エリのモニュメントです。カザフ・エリのモニュメントは高さ91mもあります。この91という数字はカザフスタンの独立の年で、その頂上にはカザフスタンに伝わる伝説の鳥サムルクの黄金の像が飾られています。これは、カザフスタンの自由や発展を象徴しているとの事です。青い空に高くそびえ立つ白い塔と黄金の鳥が何とも開放的な雰囲気で、美しい景観に一役買っています。

独立広場の敷地は大変広々としていて、休憩にもピッタリ!観光で歩き疲れた際の休憩地点としてもオススメですよ!

6.ハズラット・スルタン・モスク

Hazrat Sultan Mosque

アジア最大級の敷地面積を誇るこのハズラット・スルタン・モスク。2012年にオープンした比較的新しい新しいモスクですが、既にアスタナが誇る一大観光スポットになっています。

何と言っても、このハズラット・スルタン・モスクは外観が壮大!訪れた観光客を圧倒するような美しさです!中央アジアのモスクというと青いドーム型の屋根のイメージが強いですが、このハズラット・スルタン・モスクは、白を基調としています。部分的に施された金色の装飾が何とも上品で、つい見入ってしまいますよ。

モスクの中は広く開放的なだけでなく、大変豪華で芸術的なつくりになっています。まるでお城の中を観光している気分に浸れてしまうかも。夕暮れやライトアップされたハズラット・スルタン・モスクもまた美しいと評判です。アスタナに滞在する方は、ぜひ訪れてみて下さいね!

7. 大統領官邸(アク・オルダ)

大統領官邸(カザフスタン)

アスタナ市街地を流れるイシム川の西岸にどんと建つ、カザフスタン大統領官邸。2003年に完成したこの大統領官邸は、カザフ語でアク・オルダとも呼ばれおり、アスタナのシンボルとなっています。青いドーム型屋根に金の塔、そして建物の前に広がるカラフルな花壇が何とも近未来的な雰囲気を醸し出しています。

何とこの大統領官邸、観光で訪れる事ができ、アスタナ市内観光の人気スポットになっているんです!大統領官邸内を見て回るツアーが開催されており、広い館内を効率よく見学することができますよ。国の重要機関が集まる施設を観光できるなんて珍しいですよね!アスタナ観光の際は、ぜひツアーに参加してみてくださいね。

◎まとめ

中央アジア観光というと、ウズベキスタンなどの美しいイスラム建築が有名な都市をメインにする事が多いかと思います。しかしここでは、カザフスタン・アスタナの隠れた観光スポットやちょっと不思議で近未来的な風景について、新しい発見があったのではないでしょうか。日本人建築家がデザインした街というと、更に親近感も感じますよね!

日本からアスタナへはSCAT航空が成田国際空港より直行便を運航していましたが、2022年11月現在、新型コロナ禍で運休中。韓国のソウル/仁川空港を経由していくのが最適ルートといえます。アスタナはウズベキスタンなどの中央アジアの観光にプラスアルファで訪れる旅程もオススメですよ。ぜひカザフスタン・アスタナの観光を楽しんでくださいね!

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