文化の交差点アイオワ州ダビューク！おすすめ観光スポットの魅力に迫ります

アメリカ中西部、アイオワ州にある町ダビューク。アイオワ州やイリノイ州、ウィスコンシン州と3つの州の境目に位置しているダビュークは、文化や教育などそれぞれの州の特徴の中心として栄えています。歴史も古くアメリカを語るときには欠かせない町と言われるほど。

ダビュークというよりアイオワ州自体、あまり日本人観光客には馴染みがありませんが、ミシシッピー川に隣接しているので外輪船でミシシッピ巡りができますよ。魅力的な観光スポットがたくさんあるので、ご紹介しますね。

1.フェネロンエレベ－ター

ダビュークの観光スポットで一番のおすすめが、フェネロンエレベーター。世界一急なケーブルカーとして知られているフェネロンエレベーターは、元々丘の上に住んでいたダビュークの資産家が、麓の町まで馬車で通うのが時間もかかり大変だからという理由で個人的に造ったもの。現在でも車を利用しない地元住民にとっては重要な足で、人気の観光スポットです。

ケーブルカーに乗り込み、ベルのひもを引っ張ると、それが丘の上にいるスタッフさんへの合図になって、ケーブルカーが登り始めるという仕掛け。このアナログ感がいいですよね。

頂上に到着すると、展望台からミシシッピー川とトライステイト（アイオワ、イリノイ、ウィスコンシンの3州をこう呼びます）のパノラマが眼下に広がります。まさに絶景なので、ダビュークに行ったらここははずせませんよ。

2.フィールド・オブ・ドリームス　ムービーサイト

1990年公開の映画『フィールド・オブ・ドリームス』で実際に撮影に使われた野球場が、ダビューク西郊のとうもろこし畑の中に残っています。この観光スポットは入場料無料で、映画公開から25年間変わらず、一般観光客に開放されています。

野球場はボランティアによって管理されており、映画にまつわる色々な話を聞かせてくれますよ。ダビュークの町と人にとっても大切な場所ということがわかります。できればダビューク観光の前に映画を見ておくと、より感動できるかもしれません。2014年には映画公開25周年を記念したイベントが行われ、主演のケビン・コスナーも家族と共に訪れたそうですよ。

3.国立ミシシッピー川博物館＆水族館

ダウンタウンのミシシッピー川沿いに、国立ミシシッピー川博物館＆水族館があります。館内にはミシシッピー川の生物やメキシコ湾の海洋生物をはじめ、生物の展示が盛りだくさん。外には、カワウソやワニが見られるエリアもあり、新しくできたアカエイに触れるプールはダビュークの地元の子供たちや観光客に人気です。また中庭には、アカオノスリやハクトウワシもいて、迫力満点。

デイリーアクティビティとして、チョウザメの餌やりがあるので、スケジュールを確認してみてくださいね。また、3Dシアターと4Dシアターがあり、それぞれ森の虫たちとストームチェイサーについて1日数回上映されています。

蒸気船や川の歴史などの展示からもわかるように、ダビュークにとってミシシッピー川がとても重要な存在であるということが感じられる観光スポットです。

4.イーグル・ポイント・パーク

イーグル・ポイント・パークは、ダウンタウン北、ミシシッピー川を見下ろす断崖に位置しており、地元の人たち絶賛の場所。美しい木々や花壇があり、歩道もあるのでピクニックやハイキングに最適です。もちろんお子様が遊べる遊具もあり、プールやバレーボールコート、テニスコートまであります。

また、池のボートを眺めたり、アメリカの国鳥であるワシが優雅に飛んでいる様子が見られますよ。アメリカ観光に来たら、ハクトウワシは必見です。さらにビューポイントからのミシシッピー川の眺めは最高で、イリノイ州やウィスコンシン州まで見渡せます。

地元の人たちが度々訪れる場所で、観光客は少ない穴場と言えるかもしれませんね。ダビュークに来たら必ずミシシッピー川の絶景を見たいと思わせる観光スポットです。

◎まとめ

ダビュークのおすすめ観光スポットをご紹介しました。観光地としてはコンパクトな町ですが、可愛い街並みで、ミシシッピー川に寄りそう素敵な町です。丘陵地帯に位置する立地条件により、ダビュークは丘からの絶景をひとり占めできるポイントがあり、観光の見どころのひとつ。また丘からの眺めだけではなく、ミシシッピー川沿いの遊歩道をのんびりと景色を楽しみながら散歩するのも贅沢な過ごし方ですね。

文化の交差点アイオワ州ダビューク！おすすめ観光スポットの魅力に迫ります