名称:世界遺産中央スリナム自然保護区
住所:スリナム中央部
公式・関連サイトURL:http://whc.unesco.org/pg.cfm?cid=31&id_site=1017
2000年に世界遺産に登録された「中央スリナム自然保護区」は、かつてからあった3つの自然保護区が結び付けられて誕生しました。国の約11パーセントをも占める巨大な自然保護区は、スリナム観光の目玉ともなっていますよ。
「中央スリナム自然保護区」は熱帯雨林に覆われ、非常に多くの動植物が暮らしています!気候的には雨季と乾季とがあり、一年の平均気温は約30度。まさに赤道直下のジャングルと言うにふさわしい場所ですね。ここでは世界遺産「中央スリナム自然保護区」の魅力を紹介します。
目次
珍しい動植物とジャングルツアーが魅力!世界遺産中央スリナム自然保護区
世界遺産中央スリナム自然保護区とは?
世界遺産「中央スリナム自然保護」区内は、ほとんどが熱帯雨林に覆われています。特記すべきは生息する動植物の種の豊富さで、5,000以上が生息すると言われています。その多くは世界遺産「中央スリナム自然保護区」でしか見られない希少なものですので、訪れる価値があるでしょう。
哺乳類ではジャガー・ピューマ・オオアルマジロ・オオアリクイ・バク・ナマケモノ・オオカワウソがジャングルを住処としており、日本では動物園でしか見られないものばかり。さらに魚類に関してはピラルクなど800種近く、昆虫類と両生類は100から150種確認されています。また珍しい鳥類も多く、聞いたことのない鳴き声も聞こえるかもしれませんよ。
地域内には未だに未開の地もあり、世界遺産「スリナム自然保護区」の多様性についてはこれからも広がるでしょう。
世界遺産中央スリナム自然保護区へのアクセス
世界遺産「中央スリナム自然保護区」へ行くには、まず何度か国際線を乗り換えてスリナムの首都パラマリボに行きます。長旅となるので、ここで宿泊施設を予約すると良いでしょう。パラマリボには観光スポットも多く旅の拠点となりますよ。世界遺産「中央スリナム自然保護区」へのツアーもここから出発しており、日本から予約すればホテルへの送迎サービスもありますよ。パラマリボから「中央スリナム自然保護区」までは30km程度です。
多くの日本人にとってはなじみの薄い国だと思われますので、信頼できるツアーに入ることをおすすめします。ちなみにパラマリボの空港からチャーター機で世界遺産「中央スリナム自然保護区」へ行くという手もあります!
世界遺産中央スリナム自然保護区のおすすめポイント①:バードウォッチング
世界遺産「中央スリナム自然保護区」が世界遺産の中でも高く評価されている点は、なんといっても暮らしている動物と稀な植物の豊富さ!特に鳥類の種類の多さはピカイチです。
400種以上いるといわれている鳥類ですが、日本では野外で見られないカラフルな鳥たちが多いですよ。頭頂にユニークな羽を持つ「ハーピーイーグル」、鮮やかなオレンジ色の「イワドリ」、赤と黄色と青のカラフルな羽を持つ「コンゴウインコ」、赤い頭に青い羽の「ベニコンゴウインコ」、鮮やかな黄色の胸に綺麗な水色の「ルリコンゴウインコ」など、素敵な鳥たちがあなたを待っていますよ。
バードウォッチングは、この世界遺産「中央スリナム自然保護区」ならではのおすすめアクティビティです。
世界遺産中央スリナム自然保護区のおすすめポイント②:ジャングルツアー
世界遺産「中央スリナム自然保護区」では、ジャングル地帯でさまざまなアドベンチャーツアーが体験できます!
熱帯雨林のジャングルの中を動物や植物を観察しながらのトレッキングは素敵な思い出となる事間違いなしですよ!またジャングルを流れる大きな川で、カヌーを漕ぎながら水のアドベンチャーもオススメです。流れを楽しみながらキャンプ場へ行き、ロッジに着いたらハンモックに寝そべってゆっくりと周りの美しい世界を眺めましょう!
また滝までのハイキングツアーや、小型飛行機とボートを使って探索するツアーも開催されていますので日本で申し込んでから行きましょう!ツアー会社により内容がさまざまですので、ぴったりのものを選んでくださいね!
◎まとめ
世界遺産「中央スリナム自然保護区」の魅力を紹介してきましたが、いかがでしたか!?動物や植物を見て楽しんだり、たくさんの自然にふれたりと、いろいろな経験ができる場所でしたね。スリナムへお越しの際はぜひ世界遺産「中央スリナム自然保護区」へお越しくださいね。