ミシガン湖に面した河口の町。マスキーゴンの観光スポットをご紹介!

ミシガン湖に面した河口の町。マスキーゴンの観光スポットをご紹介!

ミシガン州の西岸、五大湖の1つミシガン湖に面したマスキーゴン川の河口に、人口4万人ほどの町マスキーゴンがあります。周囲の都市圏を含めると20万人弱ほどの規模となり、周辺地域の中核的な役割を担っています。

古くは毛皮、次いで木材の交易拠点として発展したマスキーゴンは、今ではミシガンの文化・芸術の一大中心地として知られています。芸術祭や音楽祭が毎年開かれるほか、映画や演劇、クラシックコンサートなども盛んです。

今回は、そんな文化観光都市マスキーゴンのおすすめ観光スポット4選をご紹介します。

目次

ミシガン湖に面した河口の町。マスキーゴンの観光スポットをご紹介!

⒈ハックリー&ヒューム史跡公園

出典: commons.wikimedia.org

マスキーゴンの歴史観光スポットといえば、この「ハックリー&ヒューム史跡公園」は外せません。材木の製材・輸出で栄えていた19世紀末に、ハックリーとヒュームという2つの家族が建てた邸宅が残っています。

ムーア様式の立派な2棟の間には、もう1つやや小さめの建物があります。「シティ・バーン」と呼ばれるこの可愛らしい建物は、両方の邸宅と橋で結ばれていて、両家でシェアされていました。3つの家屋のなんとも独特な外観に、マスキーゴンの時代を感じることができるでしょう。邸宅内の装飾もとても立派に整えられているので、マスキーゴンを訪れたらまず見学してみてくださいね。

2.USS LST 393

出典: commons.wikimedia.org

マスキーゴン川河口のマスキーゴン湖の港に係留されている1隻の軍船。これは、第二次世界大戦中に開発されたLST-1級戦車揚陸艦の1つUSS LST-393です。敵地の砂浜に乗り上げ、艦内に収容されている戦車などの車両を揚陸させるための船艇で、ノルマンディー上陸作戦やサレルノ上陸作戦など、数々の重要な戦いに投入されました。しかし、敵の火砲正面に頭から突入する上に艦自体の武装は薄いため、建造された揚陸艦の多くが大破したり戦後に放棄されたりしたため、マスキーゴンのように現存して浮かんでいるものはとても貴重なんですよ。

現在、USS LST 393の内部は博物館となっていて、戦争に関する多くの資料が展示されています。事前予約制でガイドツアーに申し込むこともできるので、マスキーゴンを訪れる予定が立ったら、参加してみるのもよいでしょう。なお、艇内にははしごや急な階段があるので、動きやすい服装で観光するようにしましょう。

3.ヘリテージ・ランディング

出典: eaanderson

ヘリテージ・ランディングは、マスキーゴン湖岸のアリーナ周辺に広がる大きくてさわやかな公園です。とくに湖の入り江をぐるっと回る遊歩道は、マスキーゴンの地元の人々にも親しまれている散策路です。

毎年夏になると、このヘリテージ・ランディングではいくつかの音楽祭やジャズフェスティバルが開催され、一日中多くの人々でにぎわいます。マスキーゴンでは音楽や文化振興が盛んなだけあって、ほかにもさまざまなイベントがこのヘリテージ・ランディングを会場として開催されます。

4.パー・マーケット・パーク

ミシガン湖とマスキーゴン湖に挟まれた半島状のパー・マーケット・パークは、ここが湖の水際とは思えないような一大ビーチリゾートです。白い砂浜に湖の穏やかな波が寄せては引き、リゾートムードは満点ですよ。また、ミシガン湖側のビーチからは、水平線に沈むロマンティックな夕日を拝むこともできます。

2つの湖は運河で結ばれていますが、その先にひっそりとたたずむマスキーゴン灯台も観光のアクセント。小ぶりながら赤く塗られた円錐形のフォルムが印象的で、灯台のすぐ下まで歩いていくこともできます。マスキーゴンでゆったりとした観光を楽しむにはうってつけのスポットといえるでしょう。

◎まとめ

ミシガン州西岸の町マスキーゴンの観光スポットを4か所ご紹介しました。ミシガン湖に面していることからビーチリゾートを楽しめるほか、歴史や文化に触れられる観光スポットが点在しています。

対岸の大都市、ウィスコンシン州のミルウォーキーとは船で直接結ばれているので、ウィスコンシンを観光する際に立ち寄ることも可能ですよ。ミシガン州というとデトロイトのイメージが強いですが、その反対側に位置するマスキーゴンへも、一度観光に訪れてみてはいかがでしょうか。

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