南米のサルサの都は踊りばかりじゃない!「カリ」の観光スポット5選

画像出典:Aleko (CC BY-SA 3.0)

南米のサルサの都は踊りばかりじゃない!「カリ」の観光スポット5選

南米コロンビアの第3の都市、カリ。正式名称はサンティアゴ・デ・カリと言いますが、一般的にはカリで通じてしまいます。毎年行われるサルサの国際大会で有名であり、また国内の経済や産業が集中する重要な都市のひとつとなっています。

標高約1000mの高地に位置する為年間の平均気温は約25℃、湿度も低いので観光客にとっては大変過ごしやすい場所です。そんなカリのオススメ観光スポットをご紹介いたします。

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南米のサルサの都は踊りばかりじゃない!「カリ」の観光スポット5選

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1.クリスト・レイ

出典: Pacmoc (CC BY-SA 1.0)

カリを代表する観光スポットが丘の上にあるクリスト レイ像。1900年代初頭に起きたコロンビアの内戦、1000日戦争終結50年を記念して建てられたそうです。

場所はカリの西、ロスアンデス村のクリスタルの丘と呼ばれる丘の上。キリスト像というとリオデジャネイロのものが有名ですが、それに引けを取らないほどの大きさです。また丘の上からはカリの街全体を見渡すことができるため、ビュースポットとしても人気です。

2.サトウキビ博物館

サトウキビの生産量では世界の10の指に数えられるコロンビア。ここカリも、コロンビアにおける重要な生産地の一つです。サトウキビ博物館は、18世紀のアシエンダ(大規模農園)で、サトウキビから砂糖が出来るまでをつぶさに再現した博物館。その名前が一風変わっている事から、観光客にも人気のスポットです。

館内にある美しい庭園は手入れが行き届き、地域の植物や野鳥を観察する事も出来るため、写真撮影スポットにもなっています。中でも観光客に人気なのが大迫力の赤い水車。この博物館のシンボルとして、観光写真にも頻繁に登場するものです。

3.アンドケ・バタフライ保護区(Mariposario Andoke)

カリの郊外、上記でご紹介したクリスト・レイ近くにある大変美しい蝶園、アンドケ・バタフライ保護区。アンドケというのは、アマゾンに住むこの地域の先住民族の名前です。日本では見ることの出来ない珍しい蝶を観察できる観光スポットで、地元の子供たちに交じって大勢の観光客も訪れる場所です。

この保護区は単に観光だけを目的とした施設ではなく、地域の教育にも力を入れているとか。従って、カリ周辺の学校の子供達は、ここで様々な生き物について勉強することが出来るようになっています。研究室には蝶が卵から成虫になるまでの過程が分かりやすく展示されていたり、蝶以外にも蟻、蜂、カエル、ハミングバード等の観察も出来るようになっています。

また売店では、本物の蝶の羽を使った珍しいアクセサリーが売られており、カリを訪れた記念に買い求めてみるのも良い思い出になるかも知れません。

4.サン・アントニオ教会

出典: Mateo Sánchez Cárdenas (CC BY-SA 3.0)

サン・アントニオ教会は、カリの市内にある坂の上の美しい教会。造られたのは17世紀とも18世紀とも言われる歴史ある建物で、白をベースに茶色のレンガがあしらわれた佇まいは、周辺の緑ともよく調和して観光客に人気の撮影スポットになっています。

またここから眺めるカリ市街の眺望も大変素晴らしい事から、教会の周りはいつも地元の人や観光客で終日賑わっています。それほど有名な観光地と言うわけではありませんが、付近にはレストランやマーケット、アクセサリーを売る店等もあり、ちょっとした空き時間にカリ市内を散策する場合のオススメのコースと言えるでしょう。

5.カリ動物園

出典: Maria Claudia (CC BY-SA 2.0)

コロンビア国内の中でも内容が最も充実していると評判の動物園が、ここカリ動物園。園内には通常の動物園の他に水族館や蝶館まであり、非常に内容が充実しています。

ここに公開されている動物や魚たちの多くは、ここ南米のアマゾンに生息するものが中心になっており、一般的な動物園では見る事の出来ない動物が一杯!そのため観光客も沢山訪れるようで、カリの重要な観光スポットの一つになっています。

◎まとめ

いかがでしたでしょうか?コロンビアと聞くと首都のボゴタや港町カルタヘナなどが思い浮かびますが、ここカリにも多くの魅力的な観光スポットがあることがわかっていただけたかと思います。コロンビアを観光する際にはぜひカリも行先のひとつとして検討してみてくださいね。

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