バージニア州ノーフォークの観光スポット5選!アメリカ最大の軍港の街

バージニア州ノーフォークの観光スポット5選!アメリカ最大の軍港の街

アメリカのバージニア州南東部にある都市ノーフォーク。アメリカの首都ワシントンまで続くチェサピーク湾の湾口に位置し、アメリカ最大ひいては世界最大の海軍基地が置かれていることで有名です。植民地時代から港湾都市として発展していたノーフォークは、アメリカ独立戦争や南北戦争でも戦場となった経験をもちます。そのため、ノーフォークには海軍関連の観光名所のほか、史跡も多く残っています。ここでは、そんな軍港の街ノーフォークで、オススメの観光スポットを5つ取り上げます。

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バージニア州ノーフォークの観光スポット5選!アメリカ最大の軍港の街

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1. マッカーサー記念館

出典: David

ノーフォークの中心部にあり、日本人ならだれでも知っているダグラス・マッカーサー元帥を記念したミュージアム。ここはかつて、ノーフォーク市庁舎と裁判所だったところです。

館内には、数々の勲章や軍服、有名なコーンパイプ、日本駐留中に贈られた品々など、マッカーサー元帥に関わるさまざまな資料を展示。また、中央にある円形の広間にはマッカーサーと妻ジーンの墓碑が並んでいて、国旗や軍旗、碑文が囲んでいます。

戦後占領期のキーパーソンとも言える人物の記念館は、日本人観光客としても訪れる価値の高いものでしょう。ノーフォークに来たら、まず見学したい観光スポットです。

2. 戦艦ウィスコンシン

1941年に建造された戦艦ウィスコンシン(USS Wisconsin, BB-64)は、1944年にノーフォーク港を出航。太平洋戦争末期の日本戦にも投入されました。朝鮮戦争でも活躍して1958年に予備役となり、以後1991年の冷戦終結に伴う退役まで戦場へ向かうことはありませんでした。

現在、歴史上重要な戦艦ウィスコンシンは博物館として公開され、ノーフォークの観光スポットの1つとなっています。オープンデッキ階と艦内の一部は自由に見学でき、艦橋や艦内をより広く回りたい場合はツアーに参加することもできます。圧倒されるほど巨大な主砲や、高さ30メートル以上ある艦橋構造物を見るだけでも、ノーフォーク観光の貴重な体験になるでしょう。

ウィスコンシンは沖縄線や硫黄島の戦い、そして本土攻撃にも携わった戦艦なので、日本人にとっては少々複雑な思いがするかもしれません。ですが、そうした歴史を乗り越えて今があることを念頭に、意義のある観光につなげてみてください。

3. 海軍基地ツアー

ノーフォークには世界最大級の軍港があり、船で港を見学するツアーが観光客に人気!いくつかのクルージング会社が催行していて、所要時間はだいたい45分~2時間程度。軍艦を見たり軍港を巡るからといって特別に料金が高いわけでもなく、普通の港湾クルーズとなんら変わりません。

近くから見上げる現役の戦艦はド迫力!次から次へと戦艦が現れるようすは、日本では目にすることができませんよ。また、船が苦手という人にはバスで基地を巡るツアーもあります。

4. ノーティカス国立海事センター

出典: David

ノーティカスは海事関連の科学博物館で、ノーフォークの歴史と海軍をたたえる目的で設立されました。敷地内は、「体験型」「水族館」「シアター」の3つの施設で構成されています。体験型では、海底探査や深海艇のロボットアームの回収作業シミュレーション、タグボートの操船術を学んだりできますよ。また、南北戦争後の海軍の歴史をたどる模型船や遺品、制服なども展示されています。

さらにシアターでは、巨大スクリーンで深海の植物や植生についての映画を上映しています。お子様に人気なのは潮だまりを模したプールで、チェサピーク湾に生息するヒトデやウニ、カニ類など飼育され、一部は触ることもできますよ。

5. モンロー砦

出典: commons.wikimedia.org

ノーフォークからジェームズ川の河口「ハンプトン・ローズ」を渡った対岸に、近代要塞のモンロー砦があります。17世紀初頭に築かれましたが、要塞として整備されたのは1834年のことです。1861年に始まる南北戦争では、バージニア州が南軍に加盟したにもかかわらず北軍の要塞として持ち堪え、北軍の戦線維持に大きな役割を果たしました。

第二次世界大戦までノーフォークの軍港を守る砦として使用されていましたが、戦後はさすがに時代おくれとなり、軍の実務施設に。2011年には基地機能も移転し、一部が博物館として観光名所となりました。アメリカの激動の歴史を見つめ続けてきたモンロー砦。ハンプトン・ローズ・ブリッジトンネルを渡ればノーフォークからも車で勘案にアクセスできます。

◎まとめ

ノーフォークのおすすめ観光スポットをご紹介しました。海軍の街と言われるノーフォークなので、やはり軍事関連の観光スポットが多いです。海軍は日本人にとって身近な存在ではないので、日常ではできない観光ができるかもしれません。またダウンタウンは、ウォーターフロントにあるので眺めも良く、徒歩でいろいろ観光ができます。

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