自然豊かな学芸都市・ニューヘイブンでおすすめの観光スポット8選！

コネチカット州南部に位置するニューヘイブン。イェール大学の本部があるということで国際的にも学芸都市として有名です。緑が多くゆったりと過ごすことができる街とあって、毎年たくさんの観光客が訪れています。

イタリア系移民が多いニューヘブンはアメリカでの「ピザ発祥の地」でもあるんですよ。ほかにも「大統領ゆかりの街」や「フライングディスク（フリスビー）発祥の地」など、数々の名を持つニューヘイブン。
今回は、そんなニューヘイブンでおすすめの観光スポットを8ヶ所集めてご紹介していきます。
ご期待ください！

1.ニューヘイブン・グリーン

レクリエーションの場として、憩いの場として、そして観光スポットの一つとして人気の「ニューヘイブン・グリーン」。ここはどのシーズンに訪れても観光客の心をつかんで離さない、知る人ぞ知るニューヘイブンのオアシスです。

アメリカ初の計画都市の一つであるニューヘイブンは、1638年に計画が始まり、この公園を中心に街が造られていったと言われています。それから今日までニューヘイブン・グリーンは、街のランドマークとして市民に愛されてきたのです。

年中様々なイベントが行われることでも有名なニューヘイブン・グリーン。夏には緑の中で開催される無料のジャズフェスティバルやマラソン大会で賑わい、冬のクリスマスシーズンには大きなクリスマスツリーで彩られます。園内をゆっくり散策してみるも良し、日陰で読書やピクニックを楽しむも良し。
ニューヘイブン観光で疲れた身体を癒すにはおすすめですよ。

2.イェール大学美術館

「イェール大学美術館」はニューヘイブンでも人気の高い観光スポットの一つです。この美術館で見ることができるのは、古代ギリシャやローマ、エジプト時代の美術品や工芸品の数々。さらにはゴッホやモネ、ゴーギャンといった名匠たちの作品からアンティーク家具、アメリカ現代美術まで幅広く揃っています。

この美術館目当てに、わざわざ地方から足を運んでくる観光客もいらっしゃるほど。「メトロポリタンミュージアム並の見応え」と称されるのも納得ですね。
歴史美術館としても知られているイェール大学美術館には、記述資料などもたくさんあります。作品についてより詳しく知ることができるので、美術作品に興味がある方はきっと楽しめるでしょう。
ニューヘイブンを訪れたなら、このイェール大学美術館にぜひ足を運んでみてくださいね。

3.バイネッケ・レア・ブック＆マヌスクリップト図書館

「バイネッケ・レア・ブック＆マヌスクリップト図書館」に一歩足を踏み入れると、そこは別世界。総所蔵数50万冊以上という本の数の多さと、その独特な建物の構造に驚かない人はまずいないでしょう。
本棚に近づけば点灯しますし、さりげなく置かれている革製のソファにはどことなく高級感が漂っています。こんな素晴らしい空気感の中で本を読めるなんてまるで夢のようですね。

バイネッケ・レア・ブック＆マヌスクリップト図書館は世界最大級の図書館とも言われており、グーテンベルクの聖書や希少価値のある地図、中世の写本、初期のアメリカの新聞に至るまで、ありとあらゆる本や資料が揃っています。書籍に関してはもちろん、建物の構造を見るだけでも充分訪れる価値はありますよ。
展示会やイベントも定期的に開催されているので訪れる際はホームページを要チェック！

4.チャペル通り

「チャペル通り」はニューヘイブンを東西で結んでいるメインストリートです。多くの観光客がこの道を通り、ニューヘイブンの街並みを楽しんでいます。

ホテルやレストラン、雑貨店、スーパーマーケットなど、観光客にうれしい施設が勢ぞろい。イェール大学やニューヘイブンを代表する観光名所もほとんどがこの通り沿いに位置しているので、宿泊するならこのチャペル通りのホテルがおすすめです。

ユニークな建物を眺めながらブラブラと散策するだけでも楽しめますよ。イェール大学の学生たちに混じってカフェでお茶をしたり、ショッピングを楽しむのも良いでしょう。
学芸都市・ニューヘイブンを最も感じられるチャペル通りで、とっておきの時間を過ごしてみませんか？

5.イェール・ピーボディ自然史博物館

ニューヘイブンで迫力満点の恐竜を見るなら「イェール・ピーボディ自然史博物館」へどうぞ！こちらの自然史博物館での目玉は、まさに「恐竜」。子供たちに大人気なのは言うまでもなく、大人も興奮すること間違いなしの見応えです。

規模はさほど大きくありませんが、とても居心地がよくキッズルームも完備。子供と一緒のニューヘイブン観光にはもってこいですよ。また、化石発掘イベントやサマーキャンプなども開催されているので、恐竜について学ぶ場所としても最適といえるでしょう。

事前予約をすれば誕生日パーティーを開いたり、恐竜が見えるバンケットルームを貸切ることも可能なのだとか。オリジナルの恐竜グッズが揃ったギフトショップもお見逃しなく！

6.ロング・ワーフ・シアター

芸術文化センターである「ロング・ワーフ・シアター」は、ニューヘイブンで演劇を発展させたいと願う芸術家たちによって1965年に建設されました。なんとこの劇場、食品倉庫の空いたスペースを利用して建てられたというから驚き。劇場らしからぬシンプルな外観は一見の価値ありですよ。

ただ建物だけを見るのも悪くないのですが、せっかく行くのでしたらやはり公演を見てみたいですよね。
英語が苦手で内容まではわからなくても、劇場の雰囲気を体感してみるのも楽しみ方の一つではないでしょうか？地元のシアターでしか見ることのできない最高のパフォーマンスを、あなたの目で確かめてみてくださいね。

7.イェール大学

知る人ぞ知るアイビーリーグの一つである「イェール大学」。アメリカではハーバード大学とメアリー大学に次ぐ、3番目に長い歴史を持っている私立大学として知られています。

1701年の創立当初はオールド・セイブルックという街にありましたが、1716年に同じコネチカット州のニューヘイブンの街に移転。現在はニューヘイブンで最も有名な観光スポットとなっており、たくさんの観光客がイェール大学のキャンパスや美術館などを訪れています。

学生で溢れているイェール大学はいつでも活気があるので、観光に訪れればきっとパワーをもらえることでしょう。緑豊かなキャンパス内のガイディングツアーもおすすめです。
ツアーは子供向けのものから留学生向け、外国人向けのものまで様々。ご希望の方はイェール大学のビジターセンターを訪ねてみると良いですよ。

8.イェール英国芸術センター

2000作品以上もの絵画と200作品以上もの彫刻品に出会える「イェール英国芸術センター」は、観光客に人気のニューヘイブンを代表する美術館です。ヨーロッパ人アーティストによる作品もコレクションに加わっており見応え充分。
絵画や彫刻のほか、珍しい出版物や地図、資料、写真などもたくさん展示されています。

実はこの芸術センター、注目すべきは作品だけじゃないんです。「建築界の巨匠」と呼ばれるルイス・カーン氏によって設計された建物が大変価値のあるもので、たくさんの建築家たちがこの建物を一目見ようと足を運んでいます。しかもこの作品が彼の遺作だそうですよ。

ちなみに、目の前に建つ「イエール大学美術館」もまたルイス・カーンによる設計で、こちらは彼のデビュー作品なのだとか。これはぜひとも併せて見ておきたいですね！

◎まとめ

イェール大学を有するニューヘイブンのおすすめ観光スポット、いかがでしたでか？
ニューヘイブンには博物館や美術館、公園、図書館そして劇場と見どころがいっぱい。さらに緑もたくさんあるので、ゆったりとした気持ちで観光を楽しめるのも魅力です。
これからニューヘイブンに出かける方は、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね！

自然豊かな学芸都市・ニューヘイブンでおすすめの観光スポット8選！