名称:マルペロの動植物保護区
住所:コロンビア・マルペロ島
公式・関連サイトURL:http://whc.unesco.org/en/list/1216/
コロンビアにある世界遺産「マルペロの動植物保護区」は、コロンビア海岸約500kmの位置に浮かぶマルペロ島とその周辺地区からなっています。自然保護の観点から、東太平洋最大の禁漁区にもなっていますよ。ガラパゴス諸島のように、ここにしか生息しない絶滅危惧種や珍しい生物が見られます。もちろんマリンブルーの景観もとても良いので、最高の思い出となるでしょう。
またコロンビアの世界遺産「マルペロの動植物保護区」には、世界中からたくさんの科学者たちが毎年のように訪れます。調査や研究を行っている光景が見られるかもしれませんよ。また「マルペロの動植物保護地区」は絶好のダイビングスポットとしても知られています。世界中からダイバーが訪れる場所へ、ぜひお越しくださいね。
目次
海洋生物のパラダイス!コロンビアの世界遺産「マルペロの動植物保護区」
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マルペロの動植物保護地区とは?
コロンビアの世界遺産「マルペロの動植物保護区」の海中洞窟は、他の海洋地域とは異なっている形をしています。その自然の恵みのおかげもあって、数々の素晴らしい海洋生物たちのパラダイスが出来たのです。特に海洋生物の中でサメ類・マグロ類などの大型の珍しい生物を見ることが出来ます。
またコロンビアの世界遺産「マルペロの動植物保護地区」は海が9割を占をめており、陸地はほんのわずか。その陸地にいる「アオツラカツオドリ」の群生も見事ですよ。地形的にも学者にとって興味深い場所で、複数の海流がぶつかり合い出来た一帯はさらに研究の余地があるとされていますよ。
「マルペロの動植物保護区」はコロンビア海軍によって保護されており、特にサメの密漁をする者がないように常に注意が払われているのも、素晴らしい自然を後世に残そうとするコロンビア政府の強い姿勢が見られますね。
マルペロの動植物保護区へのアクセス
日本からコロンビアへの直行便はありません。まずは成田国際空港や関西国際空港からアトランタ・ヒューストン・メキシコシティなどへ向かいましょう。さらにコスタリカのサンホセヘ到着するとフライトは終了です。ここからプンタナレスまで車でむかい、さらに船で40時間かけてマルペロ島へと向かうことになります。コロンビアに属していますが、コスタリカから向かうということも特徴ですよ。
マルペロの動植物保護区のおすすめポイント①:アオツラカツオドリ
出典: Litos-Caturra Litos-Caturra
コロンビアの「マルペロの動植物保護区」の陸地部分(マルペロ島)に生息する「アオツラカツオドリ」の群生は見ごたえがあります。世界最大規模の群生ですので、迫力がありますよ。
アオツラカツオドリのエサは海にいる魚たちで、空から急降下し獲物を捕らえます。その場面に遭遇出来たらラッキーですね。また産卵の時期は、地表のくぼみに一度に2個の卵を産み、オス鳥とメス鳥が交代で抱卵します。助け合って生きる、微笑ましい光景ですね。しかし雛は孵化すると兄弟で争い、勝ったものだけが生き残ります。それも摩訶不思議な自然の姿ですね。
ぜひ「マルペロの動植物保護区」にお越しの際は、マルペロ島でのアオツラカツオドリをご覧になって下さいね。美しいブルーのコントラストが輝く海に、アオツラカツオドリが優雅に飛んでいる姿もみられるでしょう。
マルペロの動植物保護区のおすすめポイント②:ダイビング
マルペロの動植物保護区の海洋生物たちを見るのには、ダイビングが一番最適でしょう。トライしたい方はそれなりの準備が必要ですので、専門的な情報などをリサーチし、ライセンスも取っておきましょう。
海中では、たくさんの未知との遭遇が楽しめます。海底にある自然に出来た洞窟や、そこで暮す魚の光景は一生の思い出となるでしょう。
ダイビングが出来ない方には難しいかもしれませんが、マルペロ島から眺める景色は素晴らしいので島を散策して自然を満喫するのもオススメですよ。
マルペロの動植物保護地区の注意事項
コロンビアにある「マルペロの動植物保護区」に行く場合、気候に注意しましょう。赤道の近くなので寒くなることはありませんが、スコールに見舞われることはしばしばあります。雨具は持っておいたほうが良いですよ。
◎まとめ
コロンビアの世界遺産「マルペロの動植物保護区」を紹介してきましたが、いかがでしたが!?
マルペロ島でアオツラカツオドリを見たり、ダイビングをしたり、たくさんのアクティビティが魅力的でしたね。また海の美しさも絶景そのものですよ。これで「マルペロの動植物保護区」の紹介を終わります。