中東三大遺跡のひとつ!壮大で美しいレバノンの世界遺産バールベック

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中東三大遺跡のひとつ!壮大で美しいレバノンの世界遺産バールベック

レバノン東部にある世界遺産「バールベック」は、中東三大遺跡の1つに数えられている遺跡です。もともとはレバノン周辺を基盤として発展したフェニキア人の神域だったと考えられていますが、現在目にする建造物の多くはローマ時代のもの。ローマ、あるいはギリシャらしいエンタシスの巨大な柱が建ち並ぶ壮大な神殿遺跡となっています。

世界にローマ時代の遺跡は数あれど、バールベックの神殿はそれらのなかでもとくに規模が大きく立派なもの。この記事では、1984年に登録された世界遺産バールベックの魅力についてご紹介しましょう。

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中東三大遺跡のひとつ!壮大で美しいレバノンの世界遺産バールベック

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バールベックとは?

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バールベックとは「ベカー高原のバアル」という意味。バアルはフェニキア人をはじめカナン地域で広く信仰されていた神で、フェニキアの植民市カルタゴでは主神とされていました。

その後1世紀ごろに、ローマ帝国によってビーナスの神殿が建てられたと考えられています。ビーナスは今日では美の女神という側面が強いですが、ローマにおいては建国の祖アイネイアスの母として信仰を集めていました。2~3世紀には主神ジュピターと酒神バッカスの神殿が建立され、3つの神殿はギリシャのパルテノン神殿よりも大きいとされています。

4世紀前半にローマ皇帝コンスタンティヌス1世がキリスト教の洗礼を受けると、バールベックの神殿も教会に改められ、一部は破壊されました。7世紀には新興のイスラーム勢力に占領され、以後は要塞として利用されるようになりました。

バールベックへのアクセス

レバノンの首都ベイルートの「コーラ・バスターミナル」から、バールベック行きの乗合バスが出ています。バールベックまでは約3時間です。

日本からベイルートのラフィク・ハリリ国際空港への直行便はありません。イスタンブールやドバイ、アブダビなどを経由する必要があります。

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