ジョージ・ワシントンゆかりの地！ニューバーグを観光しよう！

人気観光地・ニューヨークの北側、ハドソン川に沿いにニューバーグの町があります。ハドソン川でのクルージングやニューバーグ・ビーコン橋など、川に関した観光スポットが人気です。アメリカ初代大統領のジョージ・ワシントンが戦争終結後の陰謀を計画していた地でもあるため、歴史的に重要な観光地でもあります。また、「りんご狩り」や「いちご狩り」を楽しむニューバーグ市民なども多く訪れている果樹園もありますよ。地元の人と触れ合いたい方にはぴったりの観光地です。

1.プライド・オブ・ザ・ハドソン

「プライド・オブ・ザ・ハドソン」はハドソン川でクルージングができる場所。アメリカ各地から観光客が訪れる人気の観光スポットです。ニューバーグの中心地から徒歩圏内のハドソン川沿いにあります。

クルーズを運営している「リバーローズクルーズ」では、昼間と夕方のツアーがあり、どちらも観光客に人気です。昼間はハドソン川の両岸にある景色が楽しめ、夕方にはニューバーグの美しい夕焼けが鑑賞できます。時間帯によって変化する町の景色を船からゆったりと眺められるのがポイントです。

また、船は旧式の蒸気船で後部に大きな車輪がついています。産業革命で登場した蒸気の力を利用して航行する小型の船です。ハドソン川沿いには町の歴史が詰まっているため、このクルージングに参加するだけでもニューバーグを中心としたアメリカの歴史を満喫することができますよ。

2.ワシントン司令部歴史地区

ジョージ・ワシントンが陸軍司令官をしていた頃に住んでいた「ワシントン司令部歴史地区」。アメリカ独立戦争終結後、ワシントンはニューバーグで陰謀の計画していましたが、実施されず潰れてしまいました。歴史的に見て重要な観光地とされ、周囲にはワシントンの銅像や広告が見られます。

このエリアの中心部にはワシントンストリートがあって、近くにはシティーホールもあります。現在でもニューバーグの政治の中心的役割を果たしているエリアです。また、小高い丘の上に建てられいることからハドソン川も一望できます。一面が緑の芝生で環境の良い場所ですよ。観光客もあまり多くないので、ゆっくりとアメリカ・ニューバーグの歴史に触れることができるでしょう。

3.ローレンス・ファームズ・オーチャーズ

「ローレンス・ファームズ・オーチャーズ」はいちご狩りが楽しめる果樹園です。山頂付近にあるため、遠くにはニューバーグの町が臨めます。広大な敷地にブラックチェリーやいちご、さくらんぼなどたくさん実っていますよ。季節によって果物も変わるので、時期を見計らって訪れるといいでしょう。

地元の観光客が多いようで、家族で楽しそうにいちご狩りを楽しむ様子が見受けられます。ニューバーグの中心部から車で約15分というアクセスの便利さから、時間のある週末に訪れる観光客が多いです。平屋の店舗ではドーナッツなども販売しています。ニューバーグの学校がりんご狩りの課外授業として訪れたり、子供の誕生日会などでも利用されている、地域の方に愛される観光スポットです。

4.ニューバーグ・ビーコン橋

ニューバーグとビーコンを結ぶ「ニューバーグ・ビーコン橋」。ニューバーグの中心部から最も近いハドソン川の橋です。2つに分かれている道路は歩いて渡ることができます。橋の中ほどまで来るとニューバーグの古い建物や紅葉した木々、橋の下をゆっくりとくぐる船などが眼下に見渡せることができますよ。

ニューバーグとビーコン間はかつてフェリーが乗客を運搬していましたが、1950年代にようやくアメリカ陸軍工兵隊によって、約2.4kmの橋が架けられました。ニューヨーク州で有名な橋ですが、訪れる観光客は多くはないため、おすすめの穴場観光スポットと言えるでしょう。景色は素晴らしく、特に夕日は息をのむほど美しいので、ワシントン司令部歴史地区など町の中心部を散策した後に訪れることをおすすめします。

◎まとめ

ハドソン川は有名ですが、ニューバーグでクルージングを楽しんだ日本人は少ないのではないのでしょうか。ニューヨークからも近いので、時間があればニューバーグの良い景色とクルージングを体験しに訪れてみてください。摩天楼ばかりがニューヨーク州ではありません。郊外に足を伸ばせば果樹園の広がるのどかな町並みが広がっています。ニューヨークの新しい発見に出会えるでしょう。

ジョージ・ワシントンゆかりの地！ニューバーグを観光しよう！