仏教四大聖地!ブッダ悟りの地、世界遺産ブッダガヤの大菩提寺

画像出典:Andrew Moore

仏教四大聖地!ブッダ悟りの地、世界遺産ブッダガヤの大菩提寺

仏教四大聖地の一つであるインドのブッダガヤは、およそ2500年前にブッダが悟りを開いた土地として知られ、毎日のように世界中から仏教徒が集まる神聖な場所。仏教発祥の地であるブッダガヤでは様々な国の僧たちが異なった法衣を見にまとい、熱心に祈りを捧げています。日本寺、中国寺、ブータン寺、ミャンマー寺、バングラデッシュ寺などが一堂に集まり、世界各国の仏教のスタイルを垣間見ることができる場所でもあります。その神聖な場所に建つブッダガヤの大菩提寺は、仏教の重要な場所として世界遺産に登録されています。そんなインド・ブッダガヤの世界遺産を紹介しましょう。

目次

仏教四大聖地!ブッダ悟りの地、世界遺産ブッダガヤの大菩提寺

ブッダガヤの大菩提寺とは?

出典: Evan Lovely

2002年にユネスコ世界遺産に登録された聖地ブッダガヤを代表する大菩提寺は高さが52メートルあり、無数の仏教建造物があるブッダガヤの中でも一際存在感を放っています。インドにおける仏教美術が最盛であったころのグプタ朝時代の様式である総レンガ造りを採用しており、重厚感はさすが世界遺産と言ったところでしょう。

インドで最も古い王朝であるマウリヤ朝のアショーカ王によって紀元前3世紀に建立され、その後増築を経て7世紀にほぼ現在の形になりました。しかしインドでは徐々に仏教は衰退していき、15世紀には荒れ果ててしまいました。19世紀後半にイギリス人学者によってブッダガヤが発見され、ミャンマーなどの他国のから支援を受けながら復興していきます。

ブッダガヤの大菩提寺へのアクセス

まずはブッダガヤ近郊の町であるガヤーもしくはパトナーに飛行機で向かいます。パトナーからガヤーまではバスで3時間半。ガヤーからブッダガヤまで約16キロなので、タクシーやリキシャで行くことができます。

ブッダガヤの大菩提寺のおすすめポイント①菩提樹と金剛座

出典: Matt Stabile

世界遺産であるブッダガヤの大菩提寺で特に重要な場所は、菩提樹と金剛座でしょう。釈迦は菩提樹の下で瞑想に入り、49日後についに悟りを得てブッダになったと言われています。その時ブッダが座っていた場所はアショーカ王によって金剛座が置かれ、人々の信仰の対象となっています。さらにここにある菩提樹も悟りを得た時にあった木の直接の末裔です。

厳重に柵で囲われ直接近づくことはできませんが、周りには熱心な仏教徒でいつも混んでいます。この場所があるからこそ世界遺産であるブッダガヤの大菩提寺が存在する、貴重な場所なんですよ。

ブッダガヤの大菩提寺の注意事項

早朝5時から夜の9時まで開いている世界遺産ですが、非常に神聖な地のためできるだけ肌の露出は控えてください。仏教の聖地でありながらインド国内有数の観光地であるため、いつもたくさんの人であふれています。そして世界中から様々な国の僧が来て修行をしているので、静かに参拝しましょう。

◎まとめ

インドの世界遺産の一つ、ブッダガヤの大菩提寺を紹介しました。仏教四大聖地の一つであり、釈迦が悟りを開いた場所として非常に重要な場所である大菩提寺は、広いインド国内でも必見の観光スポットです。世界中の僧がこの地を目指してはるばるやって来る世界遺産は、一生に一度は行っていたい場所ですね。

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