エメラルドブルーの海に囲まれた聖なる地!世界遺産アトス山

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エメラルドブルーの海に囲まれた聖なる地!世界遺産アトス山

今回はギリシャの世界遺産・アトス山について紹介していきます。アトス山の特徴は、ほとんどがゴツゴツとした大きな岩で出来ていることです。修道士がこのアトス山へ移り住むようになったのが8世紀頃と言われ、アトス山にある修道院は全部で20にもなっています。聖山とも呼ばれているアトス山は1988年に世界複合遺産として登録されました。

目次

エメラルドブルーの海に囲まれた聖なる地!世界遺産アトス山

アトス山とは?

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アトス山はギリシャ北東部、エメラルドブルーの美しいエーゲ海に囲まれたアトス半島にあります。そのアトス半島のほとんどが、世界遺産に登録されたアトス山です。地図で見ると手のひらから3本の指が出ているような形になっていて、ちょうど手のひらの部分がハルキディキ半島に当たります。指の部分が西からカサンドラ半島、シトニア半島、アトス半島です。

アトス半島は、ギリシャ正教の修道士たちによって造られたアトス自治修道士の共和国と名づけられました。アトス自治修道士共和国はマケドニアにあるギリシャ正教最大の聖地でもあって、宗教の王国とも言われています。アトス山の修道院は女子禁制の聖なる山としても有名。現在でも中世期から伝わる厳格な修行をするため、たくさんの修道士たちがアトス山で生活しています。

アトス山へのアクセス

まず成田、関西からパリ経由でテッサ口ニキへ向かいます。テッサ口ニキからアトス半島までは車か電車を利用しましょう。アトス半島はギリシャ本土と陸続きですが、ウラノポリからは船を利用します。また、アトス山へはテッサ口ニキからの観光ツアーとしてあるので参加してみるのもいいでしょう。

アトス山のおすすめポイント3

シモノぺトラ修道院

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シモノぺトラ修道院はアトス半島南側の崖の上にある修道院です。海側から見ても一際目立つこの修道院は、創設者のシモノが見た夢に出てきた生神女から、崖の上に聖堂を造るようにと指示されたことがはじまりと言われています。

しかし建造されたシモノぺトラ修道院は、1581年に大火災が起きたことによって焼失。その後再建されたものの1626年と1891年にも大火災が発生し大きな被害を受けています。大火災に見舞われたシモノぺトラ修道院でずが、口シアからの資金援助などで再び建造され今に至っています。アトス山のシモノぺドラ修道院の階級で第13位等級を誇っている修道院です。

聖パンテレイモン修道院

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聖パンテレイモン修道院は、アトス山の修道院の中でも少しユニークな建物です。外観はカトリック教の正教会でよく見られる赤系とは違って緑を使っています。特に緑色で覆われた屋根は目立って美しいです。内部にはたくさんの小さな聖堂があって、フレスコ画のイコンなどは19世紀のものとされています。

この修道院は口シア修道士たちが自ら運営し生活をしていました。現在の修道士も当時と比べるとかなり減少しています。大火災や弾圧など苦境の時代を生きた抜いた聖パンテレイモン修道院。今も尚ここに堂々と建っている姿は聖人が成し遂げた神の力ではないのでしょうか。

メギスティ・ラヴェラ修道院

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アトス半島の南東にあるメギスティ・ラヴェラ修道院は、アトス山の中で最も古い修道院。生神女福音聖堂をはじめ、内部には17箇所の聖堂があることでも有名です。主なる聖堂は10世紀のもので、時代の風格を表した豪華なものとなっています。

古い歴史物ですが壁画などは良好な保存状態です。1963年にはアトス山の全修道院が1000年を祝う記念祭も開催されました。アトス山の中でもこの修道院は、東口-マ帝国の修道士であったアトスのアサナシオスの聖堂です。アトス山の修道院の中でここだけが豊富な収蔵品が残っていると言われています。

アトス山の注意事項

アトス山を観光または訪問する場合、人数と期間が限定されています。ギリシャの国籍以外の人は全て入国許可書が必要です。アトス山は聖なる地として宣誓しているため、女人禁制とされ男性も年齢制限があります。正教徒は優先されますが、アトス山へ入る時は事前に現地の情報を集めましょう。またアトス山へ向かう船の便はテッサ口ニキから出されている情報が確実なものとなっています。

◎まとめ

ギリシャの世界遺産、アトス山の紹介はいかがでしたか?崖の上に造られた壮大な聖堂群には、長い歴史に於いて修道士と修道院がたくさんの被害を受けてきました。アトス山は聖なる地。正教の規範を現代まで受け継ぎ、汚れのない聖地としてこれからも修道士たちが守り続けていくことでしょう。

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