歴史あるデラウェア州ニューキャッスルのおすすめ観光スポット5選!

画像出典:Ken Lund

歴史あるデラウェア州ニューキャッスルのおすすめ観光スポット5選!

ニューヨークとワシントンの間にフィラデルフィアがあり、フィラデルフィアからデラウェア川を下ったところにニューキャッスルがあります。デラウェア川沿いのデラウェア渓谷で最も古い町で、アメリカにはニューキャッスルという街がいくつかあることから「オールド・ニューキャッスル」と呼ばれることもあります。もはやoldなのかnewなのか。そんな気になるデラウェア州ニューキャッスルで、おすすめの観光スポットを5つご紹介します。

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歴史あるデラウェア州ニューキャッスルのおすすめ観光スポット5選!

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1. リード・ハウスと庭園

出典: commons.wikimedia.org

ニューキャッスルの河港ちかくに、1793年に建てられた観光スポットのリード・ハウスがあります。建国間もないアメリカで法律家として活躍したジョージ・リード・ジュニアの邸宅で、ジョージア様式から連邦様式への移行期のデザインを顕著に伝える歴史的建造物です。

22室を備えたシンプルな建物と、1.5エーカーの広い庭園をもつニューキャッスルのランドマーク。ダウンタウンの顔ともいえるリード・ハウスで、「オールド」ニューキャッスルの歴史を感じてみてください。

2. ダッチ・ハウス

日本語に訳すと「オランダの家」。このダッチ・ハウスは1700年ごろに建てられたもので、デラウェア州ニューキャッスルでは最も古い建物として知られています。リード・ハウスと異なりごく一般的な入植者の住居で、大きくはないものの庶民的な温かさの感じられる家です。

1937年まで個人所有でしたが、デラウェア・アンティーク協会によって翌年に修復されました。ニューキャッスルが成立した当時の建築様式のまま残っていることから、こちらも「オールド」ダッチ・ハウスと呼ばれる観光スポットになっています。

一般の観光客にも公開されていますが、チケットは1本隣の通りのビジターセンターで購入する必要があります。

3. バッテリー公園

出典: Ken Lund

ニューキャッスルはデラウェア川の水運で発展した町。ですが、内陸に鉄道が整備されると港は急速に廃れてしまいました。バッテリー公園は、そんなニューキャッスルの歴史と関係の深いデラウェア川沿いにある緑の広場。散歩やピクニック、ジョギング、読書、釣りなどが楽しめます。

水辺には水鳥が遊び、観光客やニューキャッスルの地元の人たちもここで羽を休めます。ちなみにバッテリーとは、大砲を備えた台場のこと。ニューキャッスルにはバッテリーの建設計画はあったものの、実行に移されることはなかったといわれています。

4. 旧図書館博物館

レンガ造の六角形の建物が目を引く旧図書館博物館は、1892年にニューキャッスル・ライブラリーカンパニーに関連するコレクションを収蔵するために建てられました。

フィラデルフィアの建築家フランク・ファーネスの設計による旧図書館は、建物の構造だけでなく館内の木製のインテリアも魅力的です。ダッチ・ハウスのすぐ隣にあるので、ニューキャッスル観光の際は合わせて見学してみて下さい。

5. ニューキャッスル裁判所博物館

出典: Ken Lund

ニューキャッスル裁判所博物館は、1730年に建てられた裁判所の建物です。もともとは1700年に州議会議事堂と兼用で建設されましたが1729年に火災で大部分を焼失しました。

事前予約が必要ですが、裁判所の部屋を見学できる観光ツアーもあります。ガイドさんがついてくれるので、ニューキャッスルの政治や司法の歴史などをより詳しく知ることができますよ。

◎まとめ

アメリカ・デラウェア州の歴史的な建造物や庭園のあるニューキャッスル。古くから大切にされてきた文化に触れ、オールド・ニューキャッスルといわれる所以を知ることができます。川のほとり、自然が多くのどかな時間が流れるニューキャッスルは、本を片手にゆっくりと巡りたいスポットばかり。フィラデルフィアやワシントン、ウィルミントンなどを訪れたら、ぜひニューキャッスルにも観光に立ち寄ってみてください。

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