水と緑に愛される街!ワシントン州スポケーンの観光スポット5選をご紹介

水と緑に愛される街!ワシントン州スポケーンの観光スポット5選をご紹介

スポケーン(スポキャン、スポーカンなどと呼ばれることも)は、アメリカ合衆国ワシントン州北東部にある町です。先住民の言葉で「太陽の子」という意味で、その名の通り1年を通じて晴れの日が多いエリアです。金などの鉱脈があるだけでなく、畜産や農業にも適したスポケーンは、北米大陸北西部にネイティブ・アメリカン以外の人種が初めて移住した町だと言われています。1889年には大火事で町の大部分が焼けてしまいましたが、それにも屈せず商業や交通の要所として発展しています。スポケーンには歴史や自然を楽しむことのできる観光スポットがいくつもありますが、今回はそのうち5ヶ所を厳選してご紹介します!

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水と緑に愛される街!ワシントン州スポケーンの観光スポット5選をご紹介

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1. リバーフロント・パーク

スポケーンの観光スポットとしてまず挙げられるのがリバーフロント・パークです。この公園では1974年にスポケーン国際環境博覧会が行われ、今もそのパビリオンが残っています。

100エーカー以上ある敷地には、スポケーン滝やスポケーン川、彫刻や記念碑などの見どころがいっぱい!1909年に作られたカルーセルやドランコースターなどのアトラクションもあり、観光客だけでなく地元の子供たちにも人気です。

オスプレイ(ミサゴ)やビーバー、ガチョウなどの野生動物も見ることが出来ます。運が良ければシカやコヨーテも見られるかもしれませんよ!全米で最も美しい都市公園の1つと言われているリバーフロントパーク。スポケーンに来たらまず訪れるべき観光スポットです。

2. グリーンブラフ

出典: Brent Soderberg

スポケーンの北のグリーンブラフという地区も、重要な観光スポットです。ここは農耕に適した特殊な土に恵まれていて、一年中観光が楽しめるファームがたくさんあります。とくに夏はベリー狩り、秋にはりんご狩りやパンプキンピッキングをする人たちで大賑わい。サンクスギビングデーという11月の祝日が終わるころには、スポケーンの地元の人たちがクリスマスツリーを調達しにやってきます。

敷地内にはテイスティングルームもあり、ワインやハードサイダーと呼ばれるお酒を飲むこともできます。秋にはアメリカの名物ジュース「アップルサイダー」もありますよ。子供も大人も楽しむことができるオススメの観光スポットです。

さらに、このファームにはシカやヘラジカ、コヨーテや鷲がやってくることもあり、スポケーンの動物に会えるチャンスが待っています。「ムース」と呼ばれる2mを超える巨大なシカが現れたこともあるとか。グリーングラフはスポケーンの中心地から車で15分程の場所にあるので、ぜひ気軽に訪れてみてくださいね。

3. ゴンザーガ大学

スポケーンは大学施設が充実していて、日本からも毎年多数の留学生が訪れます。数ある大学の中で最も有名なのが、上智大学からの交換留学生も受け入れているカトリック系私立のゴンザーガ大学。1887年にイエズス会に設立された歴史あるこの大学は、スポケーンの主要観光スポットの1つにもなっています。スポケーンのシティツアーでもゴンザーガ大学に立ち寄るコースがあるほどです。

趣のある建物は、今まで見た中で一番美しい大学だと評する観光客もいるほど!レンガの古い建物からモダンなデザインのビルまで、学内を見て回っているだけで観光が楽しめます。広大な芝生、キレイに咲き乱れる花。キャンパス内には小さな滝も流れていて、ここが大学だということを忘れてしまいそうになります。すぐ隣にはスポケーン川が流れているので、セットで観光するとよりリフレッシュできますね。

4. スチームプラントスクエア

出典: Robert Ashworth

続いてスポケーンの一風変わった観光地に行ってみましょう!ここは火力発電所をリノベーションしてできた、ブリュワリー(ビール醸造所)兼レストラン。1916年から70年もの間、スポケーンの発電所として重要な役割を果たしていました。

レンガ造りの建物には今もボイラーや配管が残っていて、発電所の臨場感そのままに食事やお酒が楽しめます。工場好きの人は萌えてしまうこと間違い無し!館内はセルフツアーで観光することもできるので、ぜひ隅々まで見学してみてください。

見学の後はブリュワリーに寄り、スポケーンの地ビールで乾杯するのがおすすめ!テイスティングもできるので、お店の人に相談すると良いですよ。近年スポケーンは地ビールに力を入れていて、ブリュワリー巡りが重要な観光コースになっているんです。他のブリュワリーと味比べ、なんていうのも楽しそうですね。

5. セントジョンズ大聖堂

スポケーンの中心部の南東1kmほどの場所にあるセントジョンズ大聖堂も、外せない観光スポットです。1925年に建立された大聖堂は古典的なゴシック様式で、アメリカでは数少ない例と言われています。歴史を感じさせる外観は、可愛らしいレンガ造りながらも圧倒的な存在感を放っています。

中に入ると美しいステンドグラスやタペストリ、モザイクなどがたいへん美しく、神聖な雰囲気が溢れています。近辺の教会の本拠地ともなっているセントジョンズ大聖堂。90年以上に渡りスポケーンの市民の集まりや、文化活動の中心地としての役割を担っています。観光地としても人気なので、スポケーンを訪れたらぜひ立ち寄ってみてください。

◎まとめ

ワシントン州第2の人口規模をもつスポケーンには、歴史を感じたりのんびり過ごすことのできる観光スポットがたくさんあります。日本からの留学生も多く、アメリカの中でも比較的日本から訪れやすい位置にあります。機会があれば、観光に立ち寄って見る価値のある町ですよ。

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