古き良き時代と近未来が融合する街!クアラルンプールの観光スポット49選

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古き良き時代と近未来が融合する街!クアラルンプールの観光スポット49選

近年急速に近代化が進み、高層ビルが建ち並ぶマレーシアの首都クアラルンプール。そんなクアラルンプールの風景は、エキゾチックなイスラム教の寺院や古い建築物が高層ビル群と融合し、新旧が互いの魅力を引き立てあうように素敵な街並みを織りなしています。観光としてはもちろんのこと、最近では語学留学を目的として訪れる人も多いクアラルンプール。他のアジア諸国に比べ治安も良く、様々な人種が共存する多民族国家であることが人気の秘密と言えるでしょう。今回は、そんなクアラルンプールでおすすめの観光スポットを49ヶ所厳選してご紹介いたします。

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古き良き時代と近未来が融合する街!クアラルンプールの観光スポット49選

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1.国立モスク(マスジット・ネガラ)

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クアラルンプールの中心街にある「国立モスク」は、アジア最大級のイスラム教モスクです。個性的な建物で溢れるクアラルンプールで一際目を引く14角形の屋根は、マレーシアの13州と首都クアラルンプールを表現したもの。鮮やかなターコイズブルーがエキゾチックな雰囲気を一層引き立てます。

外観が美しい国立モスクは内装も見どころで、中でも礼拝堂に施されたステンドグラスは必見。建物の細部にはイスラムの世界観を表現した幾何学模様の彫刻が施されており、伝統的なイスラムの装飾を楽しめます。クアラルンプール中心街にありアクセスも便利なので、気軽に訪れてみてくださいね。

2.ペトロナス・ツインタワー

出典: loveguli

クアラルンプールのシンボルといえば「ペトロナス・ツインタワー」。地上452m(88階)のこの建物は、2003年に台湾に建設された「台北101」に抜かれるまで世界一の高さを誇っておりました。現在でも双頭のタワーとしては世界最高層で、クアラルンプール観光の目玉となっています。

タワーはそれぞれ、日本の大手建設会社「間組(はざまぐみ)」と韓国の最大手企業「サムスン」により建設されたもの。個性的なデザインの尖塔は、イスラム教のモスクに似せて作られており、近未来タワーとイスラムのコラボは見応え充分です。中にはショッピングエリアや展望台があるほか、タワーを連結する「スカイブリッジ」からはクアラルンプールの美しい夜景を一望することができます。

3.王宮(イスタナ・ネガラ)

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マレーシアは選挙王制で、全13州のうちスルタン(君主)が存在する9州の中から5年任期で国王を選出します。現在の第16代目国王はパハン州出身のアバドゥラ氏で、2019年1月31日に在位しました。クアラルンプールから車で15分程の距離にある「王宮」に住んでいます。

観光客が入れるのは門の前までですが、黄金色に輝く煌びやかな門扉や黄色いドーム型の王宮は一見の価値あり。特に夜は王宮全体がライトアップされ、昼間とは違ったロマンチックな雰囲気に包まれます。ちなみに、王宮までの公共交通機関はないので訪れる際はタクシーかツアーを利用することをおすすめします。

4.スルタン・アブドゥル・サマド・ビル(旧連邦事務局)

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「スルタン・アブドゥル・サマド・ビル」は、クアラルンプールがイギリスの植民地だった1897年にイギリス人建築家によって設計された建物です。マレーシア独立が宣言された広場に面して建っていることから、国内でも有名な観光スポットの一つとして知られています。

塔の高さは約40mあり、レンガで造られた外壁とオレンジ色の屋根の美しい建物は「イギリス統治時代の建築物の中で最高傑作」と表する人もいるほど。イギリスの建築様式とマレーシア美術が融合した建物はとても美しく、まさに多様性溢れるクアラルンプールの建築物を象徴するスポットと言えるでしょう。

5.ブキッ・ビンタン通り

出典: RAVINDRAN JOHN SMITH

「ブキッ・ビンタン通り」は、クアラルンプールを代表する繁華街です。高級ブランド店から大型ショッピングセンター、お手頃価格の露店、マーケットと様々なお店が並んでおり、お土産探しにおすすめ。屋台で有名なアロー通りもすぐ近くなので、お食事するにも困りません。

ほとんどのお店が夜中まで営業しているというのも、観光客には有り難いですよね。 しかし、他のアジア諸国に比べて治安が良いと言われているマレーシアでも、人出の多いブキッ・ビンタン通りでは注意が必要です。ついつい油断してしまいがちですが、スリや置き引きには充分注意しましょう。

6.イスラム美術館

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イスラム美術や工芸品などを地域やテーマごとに展示する「イスラム美術館」は、クアラルンプール駅や王立モスクのすぐ近くという立地条件から観光客に大人気。世界の有名なモスクの模型を集めた建築ギャラリーのほか、コーランや衣装など、日本ではお目にかかれない珍しいものが多数展示されています。

館内にあるレストランでは、マレー料理だけではなく中東諸国の料理をブッフェ形式で味わえますよ。ショップにはイスラム美術を施した食器や雑貨がいっぱい。センスの良いお土産を探すなら、ぜひここイスラム美術館で!

7.スリ・マハ・マリアマン寺院

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「スリ・マハ・マリアマン寺院」は、チャイナタウンのちょうど真ん中に位置するクアラルンプール最古のヒンドゥー教寺院です。設立者であるサミ・ピライ氏が私的に利用するため建設した寺院でしたが、1920年代に一般公開が開始。現在の建物は1972年に完成しました。

塔門や屋根には細かな彫刻が彫り込まれおり、極彩色に彩られたヒンドゥーの神々の像が訪れる観光客を迎えてくれます。スリ・マハ・マリアマン寺院は、体の治癒力を高めてくれる女神である「マリアマン」を信仰している寺院なので、お祈りすれば観光で疲れた体を癒やしてくれるかもしれませんね。

8.ペルダナ・ボタニカル・ガーデン

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クアラルンプールの中心街にありながらも、市内屈指の広さ誇る「ペルダナ・ボタニカル・ガーデン」。ここには、東南アジアに生息する約100種もの蝶が飛び回るバタフライ・パークや800種類以上の蘭が咲く蘭園、約500種のハイビスカスを見られるハイビスカス園など、とにかく見どころがたくさんあります。

園内はとても広く歩いて一周しようとすると半日ほどかかってしまうため、自転車に乗れる方はレンタサイクルでの観光がおすすめ。クアラルンプール市民の憩いの場としても人気のペルダナ・ボタニカル・ガーデンは、ファミリーにもカップルにもぴったりの癒しスポットとなっています。

9.旧クアラルンプール中央駅

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「旧クアラルンプール中央駅」は、イギリス統治時代の1911年にイギリス人の建築家ハボックによって建設されました。「白亜の貴婦人」の愛称で親しまれている旧中央駅は、マレーシアの伝統とヨーロッパの文化が融合する最もマレーシアらしい場所と言っても過言ではないでしょう。

構内には、鉄道マニア必見のマレー鉄道の博物館や、創業100年を超える老舗ホテル「Heritage Station Hotel」など、マレーシアの歴史を感じられる素敵なスポットが目白押し。現代建築とは明らかに違う優美でレトロな装飾に、思わずうっとりしてしまいますよ。

10.バトゥ洞窟

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クアラルンプールから電車で30分程の場所に位置する「バトゥ洞窟」は、マレーシア有数のヒンドゥー教の聖地です。およそ4億年前の石灰岩で作られたという洞窟で、大自然の壮大さを感じられる美しい景観が訪れる観光客を魅了しています。洞窟の前では、黄金に輝く高さ40mのムルガン像が迎えてくれますよ。

この洞窟の特徴でもあるのが、本堂へと続く272段の急階段。登った先に広がる巨大空間には、ヒンドゥー神話の壁画やヒンドゥーの神々が祀られており、洞窟内に降りそそぐ太陽光と共に神秘的な雰囲気を漂わせています。居心地の良さについつい気が緩んでしまいそうですが、ここには悪さをする野生のサルが現れるので、くれぐれもスマホやカメラの扱いには注意してくださいね。

11.チャイナタウン

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チャイナタウンは世界各国にありますが、クアラルンプールの「チャイナタウン」も華やかで活気がありますよ。注目すべきはなんと言っても料理。クアラルンプールのチャイナタウンには、本場の中華料理だけでなく、地元の食材と文化を上手く融合させたクアラルンプール独自の中華料理が存在するのです。

日本でもここ数年注目を浴びている「海南鶏飯(チキンライス)」は、ぜひ味わって頂きたい一品。基本的にどのお店もリーズナブルで、早朝から営業していることが多く、観光客の忙しい朝食にもぴったりです。チャイナタウンこそがまさに、多民族国家マレーシアを象徴する場所なのかもしれませんね。

12.マスジット・ジャメ(旧モスク)

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「マスジット・ジャメ」は、1909年に建てられたクアラルンプール最古のモスクです。クアラルンプール発祥の地であるクラン川とコンバック川の合流地点に建っており、他にはない歴史の重みと趣を感じられるモスクとして人気の観光スポットとなっています。

レンガ造りの外壁とイスラム様式の尖塔は優雅で美しく、外から観光するだけでも荘厳な雰囲気を感じることができるでしょう。礼拝の時間帯以外は無料で内部見学ができるので、時間に余裕がある方はぜひ。女性はローブをレンタルして、頭をしっかりと覆った上で入るよう徹底しましょう。

13.クアラルンプール・シティ・ギャラリー

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クアラルンプールを観光する前にぜひ訪れて頂きたいのが「クアラルンプール・シティ・ギャラリー」。ここでは、クアラルンプールの歴史や市民の生活、街の建築物などに関する展示を見ることができます。中でも、クアラルンプールの街並みを忠実に再現した模型は必見ですよ。

ギャラリー入口には巨大な「I Love KL」のオブジェがあり、フォトスポットとして大人気。マレーシアの定番土産「ARCH製品」の製造過程を見学できる場所やショップ、カフェなどの施設も充実しているほか、観光パンフレットも常備されているので、観光で困った時には気軽に足を運んでみると良いですよ。

14.関帝廟

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クアラルンプールの中でも、一番有名な寺院と言われているのがこの「関帝廟」です。ビルの間に突如現れる鮮やかな紅色のお寺は、多様な民族が暮らすクアラルンプールらしくヒンズー教寺院の斜め向かいに建っています。

祀られているのは、日本人にも馴染みのある『三国志』の関羽。関羽は商売の神様としても崇められているため、チャイナタウンでお店を営む人々がお参りに訪れる姿も見られます。近くにはチャイナタウンもあるので、あわせて観光してみてはいかがでしょうか?

15.アロー通り

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近代的な高層ビルが次々と建設され未来都市のような姿に変わりつつあるクアラルンプールですが、エネルギッシュでエキゾチックな東南アジアを体感できる観光スポットもまだまだ残っています。「アロー通り」は、そんなクアラルンプールを代表する場所と言っても過言ではないかもしれません。

たくさんの屋台が立ち並び地元の人々で賑わうアロー通りは、毎日がお祭り騒ぎ。熱気あふれる屋台でご当地グルメを食べれば、発展目覚ましいこの国のエネルギーを体感することができるでしょう。どの料理もリーズナブルで美味しく、お子様から年配の方まで楽しめるのが魅力です。

16.ベルジャヤ・タイムズ・スクエア

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「ベルジャヤ・タイムズ・スクエア」は、クアラルンプールで最大規模を誇る巨大ショッピングセンターです。敷地内にはおよそ1000店もの店舗のほかに、2軒の5つ星ホテルと映画館、国内最大級の屋内遊園地が併設されており、ここへ来れば大抵のものは揃えることができます。ブキッ・ビンタン通りから徒歩10分とアクセス便利なのも高ポイントです。

17.スンガイ・ワン・プラザ

出典: commons.wikimedia.org

「スンガイ・ワン・プラザ」は、ブキッ・ビンタン駅前にあるショッピングモールです。クアラルンプールの若者が日常的に利用する場所であるため、派手さはありませんがローカルのお店がたくさん入っていてとてもリーズナブル。掘り出し物が見つかるかもしれませんよ。

値段交渉ができるお店もあるので、地元の人々とのコミュニケーションを楽しみながらショッピングをするのもおすすめ。地下にあるスーパーには、お菓子や日用品など、お土産にぴったりなアイテムも揃っています。

18.ロット10

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ブキッ・ビンタン通りとスルタン・イスマイル通りが交差する場所に位置する「ロット10」は、日本の伊勢丹が出店したお店です。中にはH&MやZARAといった手頃な価格帯の海外ブランドも入っています。地下では日本食材も販売しているので、観光途中で日本食が恋しくなってもここへ来れば大丈夫。クアラルンプールならではの商品は、観光土産にもおすすめです。

19.ファーレンハイト88

出典: en.wikipedia.org

大型商業施設「ファーレン88」は、クアラルンプールで最も賑わうブキッ・ビンタンの中心地にあります。モノレールを降りるとすぐ目の前という好立地で、アパレルや雑貨を中心に若者向けのアイテムが勢揃いしています。日本からはユニクロが出店しており、旅行中の物資の調達に利用できるのもうれしいところ。クアラルンプールの若者の文化に触れるなら「ファーレン88」へぜひ。

20.クアラルンプール・シティー・センター・パーク(KLCCパーク)

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市内中心部にあるとは思えないほど広大な面積を誇る「クアラルンプール・シティー・センター・パーク」。ペトロナス・ツインタワーの展望台からもその美しくダイナミックな姿を見ることができるので、タワーを観光する流れで立ち寄ってみると良いでしょう。

園内には1900種類にものぼる熱帯地方の樹木が植えられているほか、芝生広場や子供用プール、遊具施設が完備されており、クアラルンプール市民や観光客の憩いの場として親しまれています。夜になると噴水のライトアップとショーが行われるので、デートに訪れるのもおすすめですよ。

21.アクアリアKLCC

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「アクアリアKLCC」は2005年に開館した水族館です。全長90mに及ぶ水中トンネルや餌やりのライブショー、タッチプールなどが見どころとなっており、休日には家族連れやカップルで賑わいます。KLCCショッピングセンター直結の連絡通路を渡ってアクセスできるので、雨の日の観光にぴったり。KLCCパークを通りながら自然を満喫するコースもおすすめです。

22.ムルデカ広場

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「ムルデカ」とはマレーシアの言葉で「独立」を意味します。今から60年近く前にこの「ムルデカ広場」に掲げられていた英国国旗が降ろされ、代わりにマレーシアの国旗が掲揚。マレーシアがイギリスからの独立を果たしました。広場の周辺には、英国統治時代を思わせる歴史的建造物が多く見応え充分。独立記念日の8月31日には盛大なイベントが行われるので、この時期を狙って訪れるのも良いですね。

23.スターヒル・ギャラリー

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クアラルンプールでも随一のハイブランド店が集結したショッピングモールが「スターヒル・ギャラリー」。内装はまるで高級ホテルのように煌びやかで、歩いているだけでも優雅な気分を味わえます。ブランド品を購入したりゆっくりとショッピングを楽しみたい方におすすめです。

1階には高級レストランが多数出店しているので、記念日やデートで食事をグレードアップさせたい時にぜひ利用してみてください。ちょっとリッチなクアラルンプール観光をするなら、スターヒル・ギャラリーは外せませんよ。

24.国立テキスタイル博物館

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「国立テキスタイル博物館」は、独立広場の近くに建つムガール様式の美しい博物館です。1896年に建造された歴史あるこの建物は、元々は官公庁として使用されていましたが、2010年に博物館として生まれ変わりました。思わず写真に収めたくなるような美しいデザインは一見の価値ありですよ。

展示内容は、マレーシア先住民族の織物や染めもの、インドの伝統衣装であるサリーといった服飾がメイン。王朝時代の豪華な宝飾品など、お宝も多数展示されています。工芸品や織物を通してマレーシア文化に触れられる国立テキスタイル博物館は、クアラルンプール観光には欠かせないスポットなのです。

25.マレーシア国立博物館

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KLセントラル駅近くに位置する「マレーシア国立博物館」では、マレーシアの歴史や自然に関する品をテーマごとに展示しています。石器時代からイギリス統治時代、そして現代に至るまでのマレー半島の歴史を一度で知ることができ、中でも独立宣言の場面を再現した蝋人形の展示は必見です。

さらには、マレーシアの歴史を年代ごとに描いた壁画も見応え充分。マレーシアの歴史に興味のある方もそうじゃない方も、この博物館で下勉強をしてから観光すれば、より一層マレーシアという国を身近に感じることができるでしょう。

26.陳氏書院

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チャイナタウンを南に向かって歩いていると、緑を基調とした派手なデザインの「陳氏書院」に辿り着きます。この建物は、清の光緒帝時代に建てられた歴史ある建物で、中国に古くから伝わる建築様式が使われていることでも有名です。内部の装飾も細かく繊細で、目を見張るものがありますよ。

陳氏書院とは、陳氏一族の祖先を祀る寺院です。観光客でも自由に内部を見学できるので、気軽に訪れてみてください。不定期ですが、書道展や舞踏会、歌会などが開催されることもあるのだとか。観光客向けにお茶や茶器などが販売されるなど、チャイナタウンならではの観光を楽しめるとっておきのスポットです。

27.国家記念碑

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クアラルンプールの中心部に、マレーシア独立戦争で戦って命を落とした人々を鎮魂するための「国家記念碑」があります。マレーシア国旗を持って力強く拳を振り上げるブロンズ像は、高さ15m以上にも及ぶのだとか。現在の平和と独立が、先人たちによってもたらされたものだということを改めて感じさせられます。

28.クラフト・カルチュラル・コンプレックス

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マレーシアの伝統工芸に興味ある方は、ぜひ「クラフト・カルチュラル・コンプレックス」を訪れてみましょう。クアラルンプールの「パビリオン・ショッピングセンター」近くにあるこの施設では、観光客がバティック染めや陶芸品、木彫りなどの工芸品の製作を見学することができます。

一番の魅力は、伝統工芸品の制作体験。自分で好きなモチーフを選んで染色して作りあげたバティックは、クアラルンプール観光の素敵な思い出になること間違いなし。クラフト・カルチュラル・コンプレックスでマレーシアの伝統に触れながら、世界に一つだけのオリジナルグッズを作ってみませんか?

29.バード・パーク

出典: Zhukova Valentyna/Shutterstock

レイクガーデンの中にある「バード・パーク」は、世界最大規模を誇る鳥の楽園です。園内では放し飼いにされたカラフルな鳥たちが自由に飛びまわっており、間近で見たり触れあうことができます。マレーシア国内外から集められた鳥は、なんと3000羽以上!中には希少種もいるので探してみてくださいね。餌付けやショー、ヒナの飼育所見学など充実したイベントにも注目です。

30.スリアKLCC

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「スリアKLCC」は、KLCC地区にある複合ショッピングセンターです。世界の一流ブランドからマレーシアの伝統工芸品までが揃うという、幅広いラインナップで高い支持を得ています。ペトロナス・ツイン・タワーと地下部分で繋がっているので、雨の日の観光スポットとしてもおすすめ。伊勢丹や紀伊国屋書店など日系のお店もあり、お買い物にも便利です。

31.テンガッ・トン・シン通り

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アロー通りを並行するように走っているのが「テンガッ・トン・シン通り」です。クアラルンプール市内でも、比較的リーズナブルなゲストハウスやマッサージ店が軒を連ねていることでも知られています。アロー通りやブキッ・ビンタン通りと比較すると落ち着いており、ゆっくりと過ごせるのが特徴。クアラルンプールの夜をしっとりと静かに楽しみたい方には、特におすすめのエリアです。

32.セントラル・マーケット

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歴史的建造物が並ぶクアラルンプールのオールドタウンで、一際目を引くブルー建物。ここが観光客に大人気の「セントラル・マーケット」です。1階にはお土産にもぴったりなマレーシアの民芸品が、2階には主に衣服が売られています。

セントラル・マーケットには日本人観光客に大人気の「ナマコ石鹸」のお店も入っていますよ。元々はランカウイ島の名産品でしたが、最近ではクアラルンプールでも取り扱っているお店が増え、気軽に購入することができるようになりました。マレーシア土産の新定番「ナマコ石鹸」をこの機会に!

33.マレーシア鉄道公社ビル

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旧クアラルンプール中央駅の向かいに建つ趣のあるビルが「マレーシア鉄道公社ビル」です。1983年に歴史記念物に指定され、現在はマレーシア法により保護されています。設計は、旧クアラルンプール中央駅と同じ建築家ハボックによるもの。旧クアラルンプール中央駅とあわせて観光しておきましょう。

1917年に完成した非常に歴史ある建物ですが、実はまだまだ現役。中へ入ることはでないので外側のみの見学となりますが、充分に歴史の重みを感じる事ができますよ。また、週末の夜になると建物全体がライトアップされ、ロマンチックな姿を楽しむことができます。

34.クアラ・セランゴール

出典: I-StocKing

クアラルンプールから北西に70kmほど行くと「クアラ・セランゴール」という街があります。ここには、一年中ホタルを見ることができる鑑賞スポットがあり、世界的にも広く知られています。そんなホタルの生息スポットへは、ボートに乗ってセランゴール川を下って行きます。

川沿いに自生するマングローブの木にとまり、まるでダイヤモンドのように光を放つ無数のホタルたち。自然が織りなす神秘的な美景に、思わずうっとりしてしまうことでしょう。ただし、川周辺は湿度が高く蚊がたくさんいるので虫よけ対策をお忘れなく。

35.ブリックフィールズ

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KLセントラル駅から約5分ほど歩いた場所に、南インドからの移民が形成した街「ブリックフィールズ」があります。一帯にはエキゾチックなカラーの建物が並んでおり、まるでインドを旅しているかのような錯覚を楽しめますよ。あちらこちらから漂うスパイスの香りもまた、旅気分を盛り上げてくれます。

クアラルンプールの中心部にありながらも物価が安く、お土産を探すには最高のスポットと言えるでしょう。インド直輸入のものもたくさんあるので、珍しいものを手に入れたい方にはおすすめ。街の入口にある像のモニュメントを目印にすると探しやすいですよ。

36.クアラルンプールタワー

出典: Leonid Sorokin

「クアラルンプール・タワー」は、クアラルンプールを代表する観光モニュメントです。高さは421mでペトロナス・ツインタワーに比べると少しだけ低いのですが、クアラルンプール・タワーは100mほどの丘の上に建設さているので、実質的には地上から一番高い位置にある建物でもあります。

タワー周辺は森林保護区になっており、そこにはクアラルンプール市内とは思えないほどの豊かな自然が。ミニ動物園や水族館、植物園などもあるのでお子様連れの観光にはおすすめです。タワー内には展望台や回転式レストラン、ショップ、劇場など施設も充実しており大人から子供まで一日中楽しめます。

37.プトラジャヤ

出典: Omjai Chalard/Shutterstock

クアラルンプール市内と空港の間に位置する「プトラジャヤ」は、都市と自然の共生をテーマに街づくりが進められた新行政都市です。見どころは、モスクを思わせるようなデザインの総理府とプトラモスクで、プトラモスクは「ピンクモスク」の名の通り、建物の外観も内部もピンク色の花崗岩が使用されています。

このように、行政都市としてだけではなく観光都市としても注目を浴びているプトラジャヤ。建物がライトアップされる夜は特におすすめで、たちまち街全体が幻想的な雰囲気に変わります。クアラルンプール市内から車で40分ほどなので、ぜひ足を運んでみてくださいね。

38.クアラルンプール連邦直轄領モスク

出典: rootstudio/Shutterstock

「クアラルンプール連邦直轄領モスク」は、ターコイズブルーの美しいドーム形の屋根が特徴です。クアラルンプールに数あるモスクの中でもトップレベルの美しさであるにも関わらず、アクセス不便な場所にあるため、観光ガイドブックでも紹介されることが少ないのだとか。まさしく、知る人ぞ知る穴場観光スポットと言えるかもしれません。

22個のドームで構成されている独創的なデザインは、見るものを圧倒します。このモスクは市内のモスクでは珍しく礼拝堂の中も見学できるので、気軽に訪れてみましょう。ちなみに、内部は保育園や冠婚葬祭、宿泊施設などの役割も備えた複合施設となっています。

39.アシャキリン・モスク

出典: CWLawrence

KLCCパークに隣接するUFOのような形をしたモスクが「アシャキリン・モスク」です。内部はシャンデリアなどの豪華な装飾が施されており、二階の礼拝堂以外であれば観光客でも気軽に見学できます。タイミングが良ければスタッフがガイドについてくれることもあるのだとか。一階の床は石造りになっていて涼しいので、観光で歩き疲れた体を一休みさせるにはおすすめですよ。

40.ミッドバレー・メガモール&ガーデンズ

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「ミッドバレー・メガモール&ガーデンズ」は、総面積400,000平米を超える巨大複合商業施設。クアラルンプール中心部から南へ約5kmほどの場所にあり、周辺はビルや住宅、ホテルが次々と建設されている注目の開発エリアとなっています。

「ミッドバレー・メガモール」には、安さを売りにした一般層向けの店舗が多く出店。一方「ガーデンズ」には、日本の伊勢丹など富裕層向けの百貨店が入店しています。敷地内には200店舗を超えるテナントが入っているほか、フードコートや高級レストランなど飲食店もバラエティーに富んでいて、お腹も心も大満足の一日になること間違いなしでしょう。

41.イスタナ・ブタヤ

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「イスタナ・ブタヤ」は、様々なジャンルの公演が行われる国立劇場です。アジアでは唯一、ロンドンの「ロイヤル・アルバート・ホール」と同等の最先端の舞台装置を備えた劇場でもあります。奇抜な形の外観も印象的ですが、こだわりは内部の建築材料にも見られますよ。貴重な大理石が使われた床に、植物の模様の彫刻が施されたドアなど、まさにこの建物自体が芸術作品のような佇まいとなっています。

42.ペトロサイエンス

出典: www.flickr.com

ペトロナス・ツインタワー内にある「ペトロサイエンス」は、7,000平米の展示スペースを誇る巨大科学館。運営しているのが石油会社であることから、石油の歴史や石油化学に関する展示やアトラクションが充実。クアラルンプール市内でも人気のテーマパークとあって、休日にもなるとファミリーで賑わいます。

日本語の説明文やガイディング機器はありませんが、視覚的に楽しめる内容になっており外国語が苦手な方でも安心。出口にあるギフトショップには珍しい商品がたくさんあるので、ちょっと変わったクアラルンプール土産を買いたい観光客にはおすすめです。

43.マレーシア森林研究所

出典: haireena/Shutterstock

「マレーシア森林研究所」は、クアラルンプールから車で30分ほどの場所に位置します。クアラルンプールは東南アジアでも屈指の大都市ですが、中心街から少し離れると熱帯地方特有の大自然と触れ合う事ができる観光スポットがまだまだたくさん残っているのです。

森林研究所内では自然の中をトレッキングをしたり、30mの高さに架けられたつり橋を渡ったりと、体験型アトラクションを楽しめるのが魅力。大都会と大自然、その両方を観光できるのもクアラルンプールの大きな魅力と言えるかもしれませんね。

44.国立動物園

出典: Enjoylife2

オラウータンやマレートラなどマレーシアを代表する動物のほか、ジャイアントパンダやホワイトタイガーなどの珍しい動物たちを見ることができる「国立動物園」。ここでは、動物たちが自然に近い環境で生活できるようにとコンクリートの塀や柵は設置せず、芝生の床や壕(ごう)を利用して飼育しています。

動物たちとの距離が非常に近く、思わず「脱走してしまのでは?」と心配になる方もいらっしゃるほど。しかし、鳥が自由に空を飛び回り動物たちがリラックスする姿に、ほっこりすること間違いなしですよ。園内はとても広く坂が多いので、訪れる際は歩きやすい靴を着用することをおすすめします。

45.スルタン・サラフディン・アブドゥル・アジズ・シャー・モスク(ブルーモスク)

出典: Hamdan/PIXTA(ピクスタ)

「スルタン・サラフディン・アブドゥル・アジズ・シャー・モスク」は、クアラルンプールから電車で40分程のシャーアラムという街にあります。このモスクはマレーシアで最も美しい建物の一つと言われており、ドーム部分にブルーのカラーリングが施されていることから通称「ブルーモスク」と呼ばれています。

訪れる人々を魅了する美しさも去ることながら、驚くのはその大きさ。国内では最大級で、東南アジアにおいては第二位の規模を誇ります。礼拝堂はイスラム教徒以外入場できませんが、日本語のパンフレットもありボランティアガイドも常駐しているので気軽に足を運んでくださいね。

46.マレーシア・ツーリズム・センター

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クアラルンプールを観光中に困ったことがあったら、「マレーシア・ツーリズム・センター」を訪れてみましょう。1935年に建設された建物は、当初はゴム園実業家の私邸として使用されていましたが、太平洋戦争中にイギリス軍の拠点となり、マレー侵攻の際には旧日本陸軍も本部としても使用されました。

現在はクアラルンプール観光に訪れる人々の観光案内所として、ホテルやツアーの予約なども行っています。お茶が無料で頂ける休憩所やインターネットの無料提供(30分間)など、観光客に有り難いサービスも多いので休憩がてら訪れてみると良いですよ。

47.パングン・バンダラヤ

出典: DmitryVPetrenko

クアラルンプール中心部に100年以上の歴史を誇る古い劇場「パングン・バンダラヤ」があります。ここでは、クアラルンプールの歴史をミュージカルスタイルにした「MUD」という演劇の公演が年中行われており、季節を問わず観光客を楽しませています。

基本的に公演は英語で行われますが、入場の際に頂けるパンフレットには日本語であらすじが書かれているので英語が苦手な方でも安心。由緒ある劇場でクアラルンプールの歴史を楽しく学んでみませんか?

48.サンウェイ・ラグーン

出典: Mohd Fazlin Mohd Effendy Ooi Follow/Flickr

クアラルンプールの中心部からタクシーで30分程のところに位置するテーマパーク「サンウェイ・ラグーン」。南国マレーシアにはウォーターアミューズメントパークがたくさんあるのですが、その中でもここは特に人気の高いことで知られています。

敷地内にはホテルやショッピングセンター、遊園地、動物園が併設されており、一日中飽きることなく遊べるのがうれしいところ。どこでもリストバンドで買い物ができるシステムになっているので、お財布を持たずに手ぶらで遊べちゃいます。

49.マレーシア国立科学館

出典: commons.wikimedia.org

モントキアラ近くにある「マレーシア国立科学館」は、まるで宇宙船のようなインパクトある建物が特徴。館内は広々としていて、科学をテーマにしたアトラクションや遊具が設置されています。じゃぶじゃぶ池やアスレチック、工作教室なども完備されているので、小さなお子様と一緒の観光におすすめ。お弁当を持って広場でピクニックを楽しむのも良いですね。

◎まとめ

多様な人種が混ざり合い、独自の文化を織りなすマレーシアの首都クアラルンプール。国と国、民族と民族だけでなく、「古いもの」と「新しいもの」が上手く融合し新しい魅力を発信し続けています。今回紹介した観光スポットの中にも、その特徴は色濃く現れていたのではないでしょうか?歴史ある建物や豊かな自然、そしてエネルギー溢れる街並みを体感しに、ぜひクアラルンプールを訪れてみてくださいね。

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