アメリカへの入り口、メキシコ北部の都市チワワのおすすめ観光スポット4選

メキシコで最大の大きさを誇るチワワ州の州都チワワはアメリカの入り口となる大都市。その好立地で大きく成長した都市には、主にアメリカから多くの観光客が訪れます。おのずと知れたチワワ犬の原産地で、チワワ太平洋鉄道の起点となる町です。周辺には遺跡もありますし、標高1000mを超える高地にあるので周辺には美しい渓谷もあります。どことなく西部劇に出てくるような雰囲気もチワワの魅力で観光客に人気があるんです！

今回はそんなチワワでのおすすめ観光スポットを4か所紹介します。

1.Quinta Gameros

Quinta Gamerosは、美しいアールヌーボーのインテリアを備えた、新古典主義のフランス様式の邸宅です。1910年に建てられたこの邸宅は、1961年に博物館となっています。インテリアの壁、床、天井は贅沢に装飾されていて、デザインや美しいアンティークが好きな観光客にとって見逃せない場所ですね！この建物はチワワで最も美しく、メキシコ全土でもトップクラスに美しい邸宅の一つとみなされているほどです。

文化センターとしての役割もあり、様々な展示会、コンサート、ワークショップなどが開催されいます。この邸宅の観光ではメキシコを感じるよりもヨーロッパを感じるかもしれません。

2.Centro Historico de la Ciudad de Chihuahua（チワワ市の歴史的中心部）

チワワ市の中心部は歴史地区として保護されていて、安心して観光できるおすすめスポットです。この地区には歴史的な建造物がたくさん立ち並んでいますが、中でも1882年に建造された政府宮殿は大変美しい建物で多くの観光客が記念写真を収めるスポットですよ！内部には美しい絵画が数多く飾られ、チワワ州の歴史を物語る展示もあり見どころいっぱいです！

このダウンタウンの歴史地区の中心にあるアルマス広場の前には美しいバロック調のカテドラルが二本の針のような塔とともに誇らしく立っていて、こちらもこの地区の観光のハイライトの一つとなっています。

3.パキメ遺跡

チワワから北に向かってバスで4時間半程のところに位置する世界遺産にも登録されている巨大遺跡です。メキシコのほかの遺跡とは一線を画した独特の姿が観光客の注目の的になっているんです。巨大なピラミッドの代わりにまるで迷路のような集合住宅の跡地が残っています。この古代都市は交通の要衝として発展し、最盛期を迎えた14～15世紀初頭にはおそらく人口1万人を抱えていたと考えられています。

区画整理されたこの姿はピラミッドを抱える遺跡と比べ地味に見えますが、スペインの入植以前の生活様式が見られる貴重な遺跡。チワワ州では見過ごすことのできない観光スポットです。

4.チワワ太平洋鉄道

チワワから太平洋側の都市、ロスモチスまでの全長653㎞を結ぶ鉄道で、メキシコで唯一定期運航されている一般旅客鉄道です。車窓に広がる風景がどんどん変わり迫力満点の景色が楽しめるので観光客に大人気です。

もし、時間の関係で全線を乗らないのであれば、チワワから乗車したほうがコッパーキャニオン観光の拠点となるクリールまで近いので観光客には便がいいですよ。グランド・キャニオンの4倍あるという大峡谷です！

◎まとめ

いかがでしたか。チワワの街中では歴史を物語る建造物が、郊外に行けば世界遺産となっている遺跡の見学、渓谷を鑑賞するといった様々な種類の観光を楽しめるのがここチワワです。またアメリカからのニューメキシコ州とテキサス州どちらからも近いというのもメリットです。そうです、チワワはメキシコ北部で外せないおすすめ観光地です！

アメリカへの入り口、メキシコ北部の都市チワワのおすすめ観光スポット4選