名称:ペスカーラ中央駅
住所:Via Enzo Ferrari, 1, 65124 Pescara, Italy
海外旅行で大人気の観光地、イタリア。ローマやフィレンツェなど、有名観光地はたくさんありますよね。そんなイタリア半島の中でも、中心部からやや東に位置するペスカーラ。アブルッツォ州にある街で、アドリア海の海岸沿いに面している港町です。海はとてもきれいでリゾート地としても知られ、地の利を活かした新鮮な魚介類は絶品。今回はローマからバスで3時間、ペスカーラのおすすめ観光スポット14選をご紹介。ちょっぴり「ツウ」なペスカーラで、一味違ったイタリア旅行を楽しんでみてくださいね。
目次
海と自然に囲まれた港町!ペスカーラを満喫できる観光スポット10選
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1.ペスカーラ中央駅
ペスカーラ中央駅は、その名の通りペスカーラのメインステーション。ミラノからアドリア海沿いを走りバーリ方面に向かう列車の駅で、イタリア半島を横断してローマに至るローカル線の分岐駅です。
列車内から見える車窓風景は、イタリアの雰囲気の良い田舎町や山々を一望できると観光客からも好評。観光客より地元の人々の利用が多く、現地ならではの雰囲気を感じられそうです。建物は新しく近代的な高架駅。駅近くにはホテルなども多く、観光のベース地としてはぴったりですよ。綺麗なビーチへも約15分で行ける好立地です。
2.アブルッツォ国立公園
アブルッツォ国立公園は、アブルッツォ州を中心に、ラツィオ州、マルケ州にまで広がるイタリア最大の国立自然公園です。ペスカーラや周辺地域と隣接している大公園で、 ペスカーラに来たらぜひ行っていただきたい観光スポットです。
1923年に国立公園として認定されたこの公園には、豊かな原生林が広がっています。貴重な野生動物も数多く生息しており希少種のアブルッツォシャモア(カモシカの一種)やイタリアオオカミ、皇帝鷲、熊、山羊など、タイミングが良ければ珍しい野生動物と出会えるチャンスもありますよ。
他にも渓流や美しい滝など観光スポットもたくさんあり、大自然を見ながらのトレッキングやハイキングなどのガイドコースもあるので観光客にも大人気。ペスカーラから、バスで行ける距離にあるのでアクセスもしやすいです。
名称:アブルッツォ国立公園
住所:Via Colli dell'Oro - 67032 Pescasseroli , Italy
公式・関連サイトURL:http://www.parcoabruzzo.it/
3.ポンテデルマーレ
中心部の公共ビーチにあるこの大きな歩道橋であるポンテデルマーレは、ペスカーラのランドマーク的な存在で、観光客からはもちろん、ペスカーラの地元民からも愛される観光スポットです。サイクリングレーンもありペスカーラの主なビーチへこの大橋で続いているので、自転車で回るのもいいですね。
この橋からはペスカーラの綺麗なビーチ、港や山々などが見られるので写真撮影スポットとしては最適なんです。またサンセットタイムも美しくてオススメです。そして夜にはオレンジ色にライトアップされるので夜景もロマンチック。ぜひ訪れてほしい観光スポットです。
名称:ポンテデルマーレ
住所:Riviera Nord/Riviera Sud, Pescara, Italy
公式・関連サイトURL:http://www.primapescara.it/?p=932
4.ウンベルト1世通り
ウンベルト1世通りは、ペスカーラのおしゃれなショップや美味しいレストランが揃う通りです。ここは観光客向けの通りというわけでなく、地元の人たちが多く利用するスーパーや銀行、薬局などもありペスカーラ市民の生活を覗くこともできそうです。
ペスカーラのビーチからも近いので海で楽しんだ後は、おしゃれなカフェで一休みしたり、美味しいイタリアンをたべるのがオススメの観光コースですよ。
名称:ウンベルト1世通り
住所:Corso Umberto I, 65122 Pescara, Italy
5.ダンヌンツィオ生家
ダンヌンツィオ生家は、ペスカーラ出身の小説家であるガブリエーレ・ダンヌンツィオの生まれた家です。ダンヌンツィオの作品にはぺスカーラの風景などが多く登場し、ペスカーラの人々にも愛されている人です。ダンヌンツィオは三島由紀夫にも少なからぬ影響を与えた詩人として知られています。
ここではダンヌンツィオが生まれた家を見れる他に博物館のようにもなっていて、さまざまな資料も展示されているので観光にもピッタリです。ペスカーラのビーチで遊び疲れた後には、ここでゆっくりとダンヌンツィオの歴史について触れる観光もいいですね。
名称:ダヌンツィオ生家
住所:Castello Cinquecentesco, 67100 L'Aquila, Italia
公式・関連サイトURL:http://www.casadannunzio.beniculturali.it/
6.スタディオ・アドリアティコ
イタリアを代表するスポーツといえばサッカー。ペスカーラでサッカー観戦をするなら、スタディオ・アドリアティコです。観光客はそう多くなく、ペスカーラの地元サポーターが多い、比較的穴場な観光スポットといえます。
このスタディオ・アドリアティコは収容人数は24,400人のスタジアム。周辺にはテニスコートなどのスポーツ施設が立ち並ぶ、ペスカーラ・カルチョのホームスタジアムとなっています。
チケット等も、当日でも買えることが多いので、ペスカーラ観光の途中で行くのにもおすすめ。サッカー観戦を通じて、ペスカーラの地元の人たちと交流するのも楽しいですよ。
名称:スタディオ・アドリアティコ
住所:Viale V. Pepe, 65126 Pescara PE, イタリア
公式・関連サイトURL:http://www.pescaracalcio.com/stadio-adriatico-dati-tecnici/
7.マイエッラ国立公園
マイエッラ国立公園は東側をアドリア海に面しているグランサッソとマイエッラにある国立公園で、自然保護区域も多い観光スポットには最適の場所です。マイエッラ山地では、バードウォッチング、ハイキングなどもおすすめ。
特に冬場はスキーなどのウィンタースポーツも盛んです。ペスカーラのマイエッラ山は観光客よりもローカルが多いくらいなので、地元民気分で楽しむことができそうですね。
名称:マイエッラ国立公園
住所:キエーティ ファーラ・サン・マルティーノ
公式・関連サイトURL:http://www.parcomajella.it/
8.アブルッツォ国立考古学博物館
アブルッツォ国立考古学博物館は、アブルッツォ州にある博物館です。ペスカーラからもアクセスしやすく、大きな博物館等はペスカーラにはあまりないので観光客にはおすすめのスポットです。
アブルッツォ州内から集められた、原始時代からローマ帝国時代の資料がたくさん展示されていますよ。4世紀から19世紀までの貨幣研究のコレクションや、カペストラーノで発見された紀元前6世紀頃のものとされる戦士像など他では見れないものも多数。
敷地内には庭園もあり一休みするにも最適なので、ペスカーラ観光に来た際はぜひ足を延ばして訪れてほしいスポットですね。
名称:アブルッツォ国立考古学博物館
住所:Via G.Costanzi,2-Villa Comunale 66100 CHIETI
公式・関連サイトURL:https://www.facebook.com/polomusealeabruzzo/
9.カラマニコ温泉
「カラマニコ温泉」はアブルッツォ州ペスカーラ県にある、カラマニコ・テルメという街にある温泉です。1567年にドミニコ会の宣教師が偶然ここカラマニコ・テルメで温泉を発見したことが始まりでした。発見以来、温泉地としてぺスカーラでも大人気の観光地となりました。温泉近隣には素敵なホテルもたくさんあり、たくさんの人々が訪れています。
ペスカーラからはバス便があるので、観光にも便利ですよ。日本とはまた違ったヨーロッパの温泉で、観光で疲れた体を癒してくださいね。
名称:カラマニコ温泉
住所:Caramanico terme 65023, Pescara, Italy
公式・関連サイトURL:http://www.comunecaramanicoterme.it/
10.ペスカーラ港とビーチ
アドリア海に囲まれた町ペスカーラの観光で外せないのは、やはり海。ペスカーラ港はアドリア海に面した港でたくさんの漁船やプライベートクルーザー、ヨットなどが停泊しています。いかにも港町といった雰囲気が旅情をそそりますよ。
ペスカーラの主要観光スポットからも近く港の横にはほぼ直線で約50kmのビーチが続いているので、観光ついでにビーチで一休みもオススメですよ。そこまで観光地化されていないビーチなので、たくさんのペスカーラの地元の人たちが日光浴や海水浴をしています。
ビーチ沿いには、LIDOと呼ばれる日本の海の家のようなお店がたくさんあります。ビーチベットの貸し出しや飲食店もあるので、アドリア海を満喫できますよ。ペスカーラ観光の際は、ペスカーラ港とビーチを訪れてみてくださいね。
名称:ペスカーラ港
住所:Via Papa Giovanni XXIII, 65126 Pescara, Italy
◎まとめ
アドリア海に面したイタリアのペスカーラで、ゆっくりと休暇を楽しむ贅沢。自然豊かなこの町では、魚介料理だけでなく肉料理も楽しめますよ。素朴で暖かい雰囲気はイタリアの主要都市とは全く違った、「素顔のイタリア」を感じさせてくれます。美味しい料理にビーチや自然、観光名所と見どころたくさんのペスカーラですので、イタリア旅行に行かれる際は、ぜひ足を運んでみてくださいね。