スウェーデン王の名を冠する都市カールスタードの観光スポット5選!

スウェーデン王の名を冠する都市カールスタードの観光スポット5選!

スウェーデン最大の湖、ヴェーネルン湖の北岸に位置する都市カールスタード。「カールの街」という意味のカールスタードは、1584年3月5日にスウェーデン王カール9世から都市としての地位を与えられました。

スウェーデンでも歴史と由緒のあるこの町には、歴史的な観光スポットがたくさんあります。今回はそのなかからオススメを厳選してご紹介しましょう。

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スウェーデン王の名を冠する都市カールスタードの観光スポット5選!

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1. 大広場

出典: gl.wikipedia.org

カールスタード旧市街の中心にある大広場は、スウェーデン国内でも最大規模の広さを誇ります。これは、カールスタードを襲った大火の経験から火除け地としての役割を持たせたもので、1865年に造られました。

広場に面した建物は、1905年にスウェーデン=ノルウェー同君連合からノルウェーが平和的に独立を果たした舞台となったところで、入居しているレストランには「平和」という意味の名前が付けられています。

カールスタード市内のバス移動の中心ともなる広場なので、観光の際には必ず1度は通ることになるでしょう。開放感あふれる広場から、いざカールスタード観光へ!

2.カールスタード大聖堂

出典: commons.wikimedia.org

カールスタードは火事の多い土地で、大聖堂も記録上2度焼失しており、現在の教会は1724~30年にかけて建設されたものです。大広場が造られるきっかけとなった1865年の大火でも大きな被害を受けましたが、残った部分を修復して今日に至っています。

決してとくに大きいわけでも豪壮華麗なわけでもありませんが、白壁にツンと伸びた尖塔が美しいカールスタードのシンボル的な建物です。大広場からも近いので、合わせて歩いて観光してみてください。

3. 旧石橋

東橋とも呼ばれる旧石橋(オースド・ストーン・ブリッジ)は、1761年に建設が開始され、なんと丸50年を経た1811年に完成しました。花崗岩でできた12のアーチが美しく、渡っても眺めても観光になります。

カールスタードの歴史を見つめてきた重要な石橋。クラール川の眺めはとてもすがすがしいので、カールスタード観光の合間の散策コースとしておすすめです。

4.ヴェルムランド博物館

出典: commons.wikimedia.org

クラール川が2本に分かれる岬状の公園に建つヴェルムランド博物館は、カールスタードを県都とするヴェルムランド県の県立ミュージアムです。1920年代に創立された歴史ある博物館でもあり、館内には、ヴェルムランドの歴史資料や現代美術を中心とする地域の芸術家の作品などが数多く展示されています。

周辺は気持ちの良い河畔の緑の公園となっているので、芸術鑑賞の後は散歩をしながらもう少し感慨に耽ってみるのも心地よいでしょう。

5.マリエベリススコーゲン

出典: commons.wikimedia.org

カールスタードの南西郊外にあるマリエベリススコーゲンは、ヴェルムランドの伝統的な家屋を集めたテーマパークです。松林やクラール川の川べりに当時の生活環境のままに移築された建物を、トレイルバスや徒歩で見学して回ります。

「ナチュルム・ヴェルムランド」というインフォメーションセンターもあるので、カールスタード周辺地域の暮らしや歴史について楽しく学ぶことができるでしょう。歩き疲れたら、クラール川を眺めながらカフェでゆったり休憩できますよ。

◎まとめ

スウェーデンの首都ストックホルムと、ノルウェーの首都オスロを結ぶちょうど線上に位置するカールスタード。北欧旅行でこの2国を巡る際には、ちょっと寄り道して静かな湖畔の街カールスタードを観光してみてはいかがでしょうか。

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