スウェーデン北部の学術と文化の街!ウメオの観光スポット3選

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スウェーデン北部の学術と文化の街!ウメオの観光スポット3選

北極圏まで400kmの近さにあるスウェーデン北部の都市、ウメオ。ストックホルムの北、約600kmにある川沿いの小さな美しい町として知られています。19世紀末に大火に襲われたのを契機に、防火林として植えた白樺の木が町中に見られ、白樺の街としても有名。

2014年に欧州文化首都(欧州の統合には、政治・経済ばかりではなく文化の交流も重要との趣旨で始まった制度)に選ばれてからは急速に観光客が増えています。そんなウメオの必見の観光スポットをご紹介します。

目次

スウェーデン北部の学術と文化の街!ウメオの観光スポット3選

1.ウメオ大学

出典: commons.wikimedia.org

ウメオには2つの大学があり、大学都市ウメオを代表するのが、ここウメオ大学。およそ3万人を越える学生と5千人に迫るスタッフを擁するスウェーデンでも古い大学です。

市内を流れるウメ川のほとりに立つキャンパスは美しく、特に大学には関係のない普通の観光客も大勢訪れる場所。中でも2009年に新たに加わった芸術キャンパスは、レンガ色の建物と周囲の緑や水辺とのコントラストが美しく、ウメオを代表する観光スポットになりました。

ウメオ大学の学生の半分は地元以外の地域から来ており、留学生も大勢在学しています。キャンパスでは幾つもの言語が常に飛び交っていてインターナショナルな雰囲気。歩き疲れたら、ウニバーシュームと呼ばれる学生会館で休憩できます。レストランやカフェテリアがあるので、お茶を飲みながら国際色豊かな学生達の様子を眺めるのも、ウメオ観光の良い思い出になりますよ。

2.ギターズ・ザ・ミュージアム

出典: ja.wikipedia.org

世界でも珍しいエレクトリック・ギターの博物館が、ここウメオにあります。ミーケル&サムエル・オデン兄弟が個人で収集していた1950-1960年代のエレクトリック・ギターやアンプ、バス・ギター等を中心とした収蔵品を、欧州文化首都を担った2014年に公開されたのが始まりです。

ギブソン・フライイングやレスポール、フェンダー・テレキャスターなどの高級品を含め、展示品の数は500以上。エレクトリック・ギターの博物館としては世界最大とも言われており、国際的にも注目を集めています。ギター好きなら見逃すわけにはいかない観光スポットですよ。

場所は、観光客でもアクセスに便利なウメオの中央駅近く。以前は小中学校として使われていたレンガ造りの建物の中にあり、他にもレストランやロッククラブ、レコード店などがあります。世界的にも稀なこの博物館、ウメオ観光でぜひ見てくださいね。

3.ウメダーレン彫刻公園

出典: commons.wikimedia.org

スウェーデンの中でも大きいアートギャラリー、ウメダーレン彫刻公園。毎年2万人以上の観光客が訪れ、ウメオの観光スポットとして人気です。

県議会の委託により、元々精神病院だった跡地にウメオの不動産会社(バルチック・グルッペン)とアンダーソン&サンドストロム美術館が共同で開設したもの。これまでに190人以上の世界的に著名な彫刻家がここで作品の展示を行っており、美術イベントによって内外から数々の賞を受賞しています。

特別なイベントが無くとも、ルイーズ・ブルジョワやアントニー・ゴームリーなど、有名彫刻家の作品を含む40前後の常設展示品が置かれているので、楽しめますよ。学術・文化の街ウメオを代表するこのギャラリーでぜひ知識を深めてくださいね。

◎まとめ

スウェーデン北部の町、ウメオの観光スポットをご紹介しました。日本では余り馴染みのない町ですが、日本からの留学生もいます。学生が多い事から、ウメオ市住民の平均年齢は30代と、エネルギーが溢れる町です。ぜひウメオの文化や芸術に触れてみてくださいね。

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