名称:Canatara Park
住所:1200 Lake Chipigan Drive, Sarnia, Ontario N7T 7N2, Canada
公式・関連サイトURL:https://www.tourismsarnialambton.com/listing/canatara-park-2/
空からも港からも観光客が訪れる、アメリカとカナダの国境の街サーニア。世界の湖のなかでも4番目の面積を誇るヒューロン湖から流れるセント・クレア川に面した都市で、豊富な材木、石油、地下には岩塩層などの資源に恵まれた、非常に豊かな土地です。
サーニア港は周囲の港の中でもとびきり大きく水深も十分、資源を積んだ大型貨物船が行き来しています。この様子を楽しみにここを訪れる観光客もいるほど。高層ビルの建つ都会でありながら自然がとっても多く、歴史ある建造物がうまく現代と調和して残されている街。もちろん観光スポットもオシャレ!そんなアーティスティックな街、サーニアの魅力をたっぷりとお伝えします。
目次
アーティスティックな街サーニア!オススメ観光スポット4選
1.カナタラ・パーク
ビーチに隣接したカナタラ・パークは、まさに絵のように美しいと言われています。サーニアで結婚式を挙げるならここ!と言われるほど若者たちに人気のスポットで、週末ともなるとピクニックや海水浴、トレッキングやフリーマーケットなど多くの人たちでにぎわいます。
学習センターをはじめ、大きな水車小屋や馬舎、500人収容の野外音楽堂や数々のトレッキングコースなど、多くのアクティビティ施設が整うサーニアきっての観光名所。中でも人気なのが動物広場です。子どもから大人まで、また市民から観光客までみんなが一緒になって楽しめるようにという願いを込めて作られました。大型の動物から、抱っこできる小動物まで、可愛い動物たちが待っていますよ。湖には水鳥が、フラワーガーデンにはいつもあふれるほどの花々が咲き乱れています。サーニア観光の際には、ぜひ立ち寄ってくださいね。
2.ワワノッシュ湿地保護地域
サーニア市民の間で密かに「小さな楽園」と呼ばれている観光スポットがあります。サーニア市の南西、オンタリオにあるワワノッシュ湿地は、絶滅の危機に瀕している水鳥たちの貴重な生息地。
これまでに、700種類以上の植物と220種類以上の鳥や動物、魚や爬虫類などの生息が確認され、その貴重な生態系を一目見ようと、少しずつ観光客も足を踏み入れるようになりました。ちょうどミシシッピー川と大西洋に囲まれた場所にあり、渡り鳥たちの大切な休憩場所。南へ向かう長旅の途中、水鳥も休憩をしなければなりません。この湿地帯は、人間のマラソンでいう給水所の役割をしているんですね。
今後水鳥たちが困らないためにも、いかにこの湿地帯を守っていくか、サーニアの人たちは観光に来る人たちにも呼びかけています。サーニアの人たちが守ろうとしている景色を、一度見てみませんか?特に夕陽が沈む時間には、息を呑むほど美しい景色と出逢えるはずですよ。
名称:Wawanosh Wetlands Conservation Area
住所:6013 Blackwell Side Road, Sarnia, Ontario N7T 7H2, Canada
公式・関連サイトURL:http://ontarioconservationareas.ca/component/mtree/conservation-authorities-of-ontario/st-clair/wawanosh-wetlands
3.サーニア化石博物館
6000を越えるコレクションを有するサーニアの化石博物館は、サーニアを訪れる観光客の間でも特に有名な博物館です。一般的な展示物から、普通では見られないレアな宝石、動物のはく製や恐竜の化石など膨大なコレクションが通年を通して展示され、その数は今も増え続けているとか。
コレクションも素晴らしいですが、さらに人気なのが館長の人柄。コレクションの解説や、サーニアの歴史、恐竜の生態、何でも気さくに教えてくれて、とっても物知り!と、館長に会うために再訪する観光客もいるほど。そんな館長は「ただの雨宿りのお年寄りも、子どもたちの社会見学も、学者の卵も、必ずみんなを楽しませることができるよ!」と豪語するほど自信たっぷり。
館内では、観光客用のガイドツアーもありますので、ぜひ参加してみてくださいね。きっと新しい発見があるはずです。
名称:Stones 'n Bones Museum
住所:223 Christina St North, Sarnia, Ontario N7T 5V1, Canada
公式・関連サイトURL:http://www.stonesnbones.ca/home.html
4.ジュディス アンド ノルマン アリックス美術館
サーニアの街を観光すると必ず目につくのが、歴史的な赤レンガの建物に現代的なメタリックの大きなAとGの文字。サーニアのランドマーク、ジュディス&ノルマン・アリックス美術館です。三階建ての館内には、歴史的作品から現代のビジュアルアートに至るまで多岐にわたる作品がずらり。その種類も、写真や絵、石像、木工細工まで本当にさまざまです。
博物館は「絶え間なく変化するアート」をモットーに、常に新しいアーティストの発掘や支援にも力を入れていることで有名。過去には、自ら作品を持ち込む観光客まで現れたのだとか。展示だけではなく、観光客のためのガイドツアーやアートレクチャー、美術館を基点としたバスツアーなど様々な催しが行われているのが特徴。
芸術を通して、興味が広がったり独創性が磨かれれば、というサーニア市の思いで、入場料はなんと無料!ふらっと立ち寄れば、サーニアの未来の芸術家の作品に出会えるかもしれません。
名称:Judith & Norman Alix Art Gallery
住所:147 Lochiel St, Sarnia, Ontario N7T 0B4, Canada
公式・関連サイトURL:http://www.jnaag.ca/
◎まとめ
いかがでしたか?今回は、カナダオンタリオ州南西部サーニアの街の魅力を厳選してご紹介しました。
日本からアクセスするには少し遠いイメージですが、実際にサーニアの街に行ってみれば、その素晴らしさに気付くはずです。美しい水と豊かな自然、建ち並ぶ高層ビルに、毎日退屈している暇はありません!恐竜の時代に思いを馳せてみたり、公園でピクニックしてみたり、きっと満足できる旅になるはずですよ。ぜひ一度、訪れてみてくださいね。