フィリピン第3の都市 人気の観光地「ダバオ」で自然とふれあう旅

画像出典:Franz28 (CC BY-SA 3.0)

フィリピン第3の都市 人気の観光地「ダバオ」で自然とふれあう旅

ダバオは、フィリピンの南部に位置するミンダナオ島の南にあります。メトロ・マニラやメトロ・セブに次ぐフィリピン第3の都市で、フィリピン南部の政治・経済・文化の中心でもあります。また、国際空港と港があり、利便性と治安の良さにくわえて、美しい自然も併せ持つことから、フィリピン観光省によりフィリピンで「最も住みやすい都市」として認定されています。フルーツの名産地でもあり、フルーツの中でもドリアンとポメロが有名です。ダバオの気候は1年を通して安定、雨季、乾季がなく過ごしやすい気候です。そんな過ごしやすく、穏やかなダバオの観光スポットをご紹介します。

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フィリピン第3の都市 人気の観光地「ダバオ」で自然とふれあう旅

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1. エデン ネーチャー パーク

エデン ネーチャー パークは、ダバオの中心地から車で約1時間ほどの海抜1000mの自然が豊かな山の中にあり、宿泊施設も整ったアウトドア派にはうれしい施設です。エデン ネーチャー パーク内には、さまざまなアクティビティが用意されていて、乗馬、アスレチック、トレッキングに釣り、ジップラインなどが楽しめます。また、ハーブや美しい花のガーデン、農薬を使わない水耕栽培野菜のハウスなどもあり、のんびりと見学することもできます。

車で移動できるパーク内を見学するツアーもありますので、参加してみるのもいいでしょう。エデン ネーチャー パーク内のレストランではパークで栽培されたフレッシュな野菜をつかったお料理も楽しめます。広い敷地内でそれぞれに合った楽しみ方ができるパークです。

2.フィリピンイーグルセンター

出典: scorpious18 (CC BY 2.0)

フィリピンの国鳥は、フィリピンワシというのをご存じでしょうか?このフィリピンイーグルセンターでは絶滅危惧種でもあるフィリピンワシの保護活動を主におこなっていて、人工授精、繁殖や研究も進められています。

8.4ヘクタールの広大な敷地内ではフィリピンワシ以外にも、サルやフクロウ、ワニなどの保護動物に出会うことができます。

ビジターラウンジでセンターで全体図をもらうことも、ガイドさんの依頼もできますよ。ダバオの中心からは離れた場所にありますが、非常に珍しいフィリピンワシをみるだけでも価値がありますし、自然の大切さを学べる施設です。ぜひ足を運んでみましょう。

3.ピープルズ・パーク

出典: Reuel Mark Delez (CC BY 2.0)

ピープルズ・パークは、ダバオの中心にある公共の公園。観光スポットとして、またダバオの人々の憩いの場所として人気のスポットです。パーク内には、東南アジアやオーストラリア、アフリカ、南アメリカからの1000種類以上の植物があり、自然豊かな公園となっています。

オープンは2007年と比較的新しい公園です。フィリピンの国鳥フィリピンワシの大きな像をはじめ、ピープルズパーク内にはダバオの人々の像が多くあります。これもピープルズパークと呼ばれる所以なのでしょうか。

子供向けの遊具や池、噴水などもあり、ゆったりと散歩するにもいい場所です。夜になるとライトアップされるということで、多くの市民が集まってくる公園です。

4.D' Bone Collector Museum

出典: Bro. Jeffrey Pioquinto, SJ (CC BY 2.0)

D' Bone Collector Museumは、フィリピンでは初めて、そして、世界的にも珍しいのではないかと思われる「骨」をテーマにしたミュージアムで2012年にオープンしました。オープン当初は150の展示物のみでしたが、現在は館内にはさまざまな動物や魚などの骨が700以上ディスプレイしてあります。D' Bone Collector Museumの館長であるAmerican Darrell Dean Blatchleyはアメリカ人で、若いころから「骨」に興味をもち、ダバオに博物館をもつまでになったそうです。

入館すると英語ですが、ガイドさんが展示物について丁寧に説明をしてくれます。圧巻なのは、大きなマッコウクジラとグリズリー(クマ)の骨でしょう。また、ここに展示されている動物たちの中には、自然界への人間の介入により、亡くなってしまった動物もいます。その動物たちの胃からは、アルコールの入ったボトルやビニール袋、ラップなどがみつかったということです。そのため、このような事態を少しでも減らせるように館長をはじめスタッフが活動しているそうです。

5.アブリーザ モール

出典: Rebecca Dongallo (CC BY 2.0)

アブリーザ モールは、2011年5月にオープンのショッピングモールで、とても広く1日では全部を見て回れないほどです。

アブリーザ モール 内には日本でもなじみのあるショップやレストラン、映画館、ファストフード店、コンビニエンスストアまでもが併設されています。両替所もあるのでうっかり両替をし忘れていても安心ですね。

また、アブリーザ モール内には吹き抜けの解放感あふれるイベントスペースがあり、さまざまなイベントが開催されています。

6.クロコダイル・パーク

ダバオのクロコダイル・パークは、フィリピンでも最大級といわれるワニ園で観光客も多く訪れています。クロコダイルパーク内には、3つの池があり1000匹以上のワニが飼育されています。多くはアメリカからやってきた海水ワニ。フィリピン原産の淡水ワニは、全体の10%ほど。

ワニ以外にもフィリピンの国鳥フィリピンワシ、ゾウガメ、フィリピン生息の動物や植物、蝶の観察ができ、迫力のあるワニの餌付けを見ることもできます。そして巨大なニシキヘビとの記念撮影も体験できるので挑戦してみてはいかがでしょうか。変わったところでは、食用のワニの身やステーキの販売もしていますよ。

7.マティーナ・タウン・スクエア

マティーナ・タウン・スクエアは、ダバオでのグルメ、エンターテーメント、アートそして文化の中心といってもいいでしょう。

"MTS"と呼ばれ、たくさんのバーやレストラン、カフェがあり、ダバオの若者たちに人気のスポットです。特に週末になると地元のライブバンドの生演奏もあり、音楽好きなダバオの人たちが大勢集まり、にぎやかに週末を過ごしています。

また、子供向けのプレイグランド、ベンチがおかれているミニガーデンも併設されています。マティーナ・タウン・スクエアは、午前8時から深夜2時まで営業しています。

8.Museo Dabawenyo

Museo Dabawenyoは、ムセオ・ダバウェーニョと読むダバオの博物館です。建物当初は裁判所として使われていましたが、ダバオの豊かな歴史と文化を広く紹介するという目的でフィリピン政府によって改装されました。

Museo Dabawenyoとして生まれ変わり、2008年3月14日に公開されました。館内は写真撮影禁止となっています。また、英語となりますがガイドさんが館内を説明、案内をしてくれるので、ダバオの歴史などを学ぶ良い機会となるでしょう。

9.SM Lanang Premier

出典: www.instagram.com

SM Lanang Premierは、2012年と比較的新しいショッピングモールです。ダバオの中でも最大級の面積のSM Lanang Premiはで、館内もきれいに保たれショップや飲食店も充実。日本人にもうれしい設備のショッピングモールです。

地下1階から3階まであり、駐車場も広く、銀行も併設されています。また、女性にはうれしいネイルショップやまつ毛のエクステのお店もあります。

海外に行くとローカルなスーパーマーケットにいくのが楽しみという方もいらっしゃるかと思いますが、このSM Lanang Premieにもスーパーマーケットがあります。かなり広くて全部を見て回るには1日かかりそうですが、見ているだけでも楽しいSM Lanang Premieは少し余裕をもって行かれるといいでしょう。

10.アルデビンコ・ショッピング・センター

アルデビンコ・ショッピング・センターは、ダバオでも有名なショッピングセンターの一つで150件以上のお土産屋さんがぎっしりと立ち並んでいます。まるで迷路の中にいるような気分になりますよ。

また、両替やさんも入っているので、うっかり両替をし忘れた時にも安心ですね。南国らしいあざやかなプリントのシャツやドレスなどの衣料品からアクセサリー、アバカと呼ばれるマニラ麻の商品などがあり、みているだけでも楽しい観光スポットです。

場所は、ダバオのランドマーク的存在のマルコポーロホテルのすぐ前なので、迷うことなく行くことができるでしょう。

11.アポ山

出典: Bro. Jeffrey Pioquinto, SJ (CC BY 2.0)

アポ山は日本語で「祖先」という意味を持つ山で、ダバオの南西に位置します。フィリピンで最も高い火山で2954mを誇ります。また、ダバオ市とコトバト州のようど中間に位置していることもあり、フィリピンの登山スポットとして、世界中から多登客がやってきます。

アポ山周辺には湖や滝、洞窟、急流などの自然があり、野生植物も多く、フィリピンの国立公園に指定されています。また、アポ山の標高800m地点で栽培されている「アポ山スーパーバナナ800」が日本でも紹介されたことでアポ山の日本での知名度が上がりました。糖度が高くおいしいと日本にもこの高級バナナのファンとなった方が多いようです。

また、アポ山には、フィリピンの国鳥フィリピンワシが生息しています。その他にも270種類以上の鳥がいると言われています。アポ山の平均気温は比較的低いものの雪は降りません。南国の鳥に過ごしやすいのでしょうね。

◎まとめ

いかがでしたでしょうか?ダバオはフィリピンの中でも治安がよく、また自然や動物たちにも出会える場所が多くあります。比較的観光客も多いことから、観光スポットにもガイドさんの丁寧な説明がついたり、施設自体がきれいだったりと日本人にもうれしい点が多いですね。

また、ダバオの歴史や伝統文化にふれ、ダバオの若者たちが集まるスポットにも出かけ、ダバオの流行を探ってみるのも楽しそうですね。そして、フィリピンでは多くの方が英語を話されるので、英語の勉強にもうってつけの場所でもあります。ぜひダバオで少し長めの滞在をされ、自然に癒されながらゆったりとしたバカンスをすごし、ついでに英語もマスターされてはいかがでしょうか。

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