スイスの素敵なリゾート地・ルガーノのおすすめ観光スポット11選!

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スイスの素敵なリゾート地・ルガーノのおすすめ観光スポット11選!

ルガーノはスイスの中で、唯一イタリア語圏として知られるティチーノ州最大の街です。スイス第3の経済・金融都市ながら、ミラノからも直線距離で約60kmほどと近く、ミラノのマルペンサ空港からも電車で簡単にアクセスできます。
スイスとしては比較的温暖な気候で、エレガントなショッピングエリアやおしゃれなカフェも建ち並ぶ、湖畔の素敵なリゾート地。イタリア語が飛び交う陽気なルガーノでスイスの他の街とは違った雰囲気を楽しみましょう。

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スイスの素敵なリゾート地・ルガーノのおすすめ観光スポット11選!

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1. ルガーノ湖

出典: commons.wikimedia.org

ルガーノ湖というのは通称で、正式名称はチェレーズィオ湖。1年を通じて遊覧船が運行されていて、観光客に人気があります。時間があれば、モルコーテ、ガンドリアなどの近郊の街へ結ぶ船に乗って、違う町を観光するのもいいかもしれませんね。

クルーズを楽しむなら春から秋にかけてがおすすめです。冬になると便数がグッと減ってしまうので、ツーリストオフィスで時刻表を確認しましょう。
サン・サルヴァトーレ山にお出かけならば、ケーブルカー乗り場まで、船で行くのもおすすめです。バスとはまた違った風景を楽しめるとあって、観光客に特に人気があります。

2.モンテ サン サルヴァトーレ

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ルガーノの南にある標高912mの山。パラディーソ地区のケーブルカーに乗れば、およそ10分ほどで山頂まで登ることができます。パラディーソ地区へはバスのほかに、遊覧船で行くことも可能。山頂からはルガーノの街、湖、スイスアルプスの山々が一望!ルガーノきっての人気の観光スポットです。

ケーブルカーで登る方が大半ですが、ハイキングを楽しむ観光客もいます。頂上にはレストランもあるので、絶景をのんびりとを楽しみながら、食事やワインを楽しむ観光客もみられます。冬は特に、午後から霞がかる日が多くなるので、午前中の晴れている時間がオススメです。

3. ブレ山

出典: Randi Hausken

ルガーノの東にあるブレ山の山頂にもケーブルカーで行くことができます。市街地の東側にあるチヴィコ公園からさらに東に乗り場があります。
ブレ山は標高933m。ルガーノ南にあるサン・サルヴァトーレ山と違い、山の半分が住宅地になっているので、車で観光することも可能です。

ケーブルカー料金とランチがセットになったお得なチケットを購入して、オステリア・フニコラーレまたはリストランテ・ヴェッタでランチを楽しむのも人気のコース。リストランテ・ヴェッタは眺望のいいレストランとしてルガーノの地元民・観光客に人気のお店。レストランを観光のお目当てにするのもありですよ。

4. チヴィコ公園(市民公園)

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ルガーノ市民の憩いの場で、観光客にも人気の高いレイクサイドの公園。園内はきれいに整備され、美術館や国際会議場などもあります。チェスを楽しむ人、ランニングやウォーキングを楽しむ人、夏には湖で遊ぶ子供たちでにぎわっています。ルガーノ市街地の中心を抜けた東側にあるので、街をゆっくりと観光した後にここでのんびりとくつろぐのもいいですね。

湖を挟んだルガーノの対岸が一望でき、ジュネーヴのジェッドーのような噴水が湖から高く吹き上げているのが見られます。ブレ山に行く観光客はここを通っていくのもいいでしょう。

5. サン・ロッコ教会

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ルガーノ市街地の東端、チヴィコ公園の手前ほどに小さな広場があります。そこに建っているのがサン・ロッコ教会です。広場も小さく、教会自体もこぢんまりとしているのですが、シンプルな外観からは想像もつかない優れたフレスコ画が魅力の教会です。

教会は1592年に設立され、内部のフレスコ画が描かれたのは1760年ごろ。ウィーンのベルヴェデーレ宮殿の天井画を手がけたCarlo Carloneによるものです。鮮やかな色彩で豊かに施された壁面に目を奪われ長居する観光客も珍しくありません。壁画は聖ロクス(サン・ロッコ)、聖セバスティアヌス(サン・セバスチャン)の生涯について描かれています。

つねにロウソクの火が多く灯されていることからも、ルガーノ市民に愛されているのがわかります。
規模は小さいながらも立派な観光スポットです。

6. サンタ・マリア・デッリ・アンジョリ教会

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ルガーノ市街地の南に位置するこの教会は元々修道院の一部でしたが、修道院はすでになくなっています。後期ロマネスク様式の教会で、スイスで最も有名なルネサンスのフレスコ画を擁する教会として人気の観光スポットです。

このフレスコ画はベルナルディノ・ルイーニの手によるもので、レオナルド・ダ・ヴィンチの影響を色濃く受けています。

外観はとてもシンプルですが、中に入ると訪れた観光客は壁のフレスコ画に目を奪われます。教会のある広場はルガーノの中でも、高級ブランドがひしめくショッピングストリート「ナッサ通り」を過ぎたあたり。歩きながら優雅な観光を楽しみつつ、教会を目指すといいかもしれません。

7. ルガーノカルチャーセンター

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サンタ・マリア・デッリ・アンジョリ教会のすぐそばにあるモダンな建物が、ルガーノカルチャーセンターです。ルガーノ湖畔を見渡せる立地にあり、2015年9月にオープンしました。音楽や美術、パフォーミングアートなど多種多様な文化事業を見学することができる、スイスの中でも重要なカルチャーセンターの一つです。

目の前の道路は人気の観光スポットであるサン・サルヴァトーレ山へ向かうケーブルカーがあるパラディーソ地区へのバスが走っています。ここから歩いてパラディーソ地区へ向かう観光客も多くみられます。

8. サン・ロレンツォ大聖堂

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この大聖堂は別名ルガーノ大聖堂とも呼ばれています。国鉄のルガーノ駅から市街地へ降りていく坂道の途中、右へ曲がり少し坂を上ると現れます。市街地から駅へ行く場合は上り坂になり、ケーブルカーを使う人も多いので、観光は駅に着いた後すぐがオススメです。駅から市街地へ降りていく坂道はきれいに整備され、お店も並んでいるので、まずは歩いて市街地をめざし、観光するといいでしょう。

大聖堂前はルガーノの町や湖を見下ろせる高台になっているので、景色を見るために立ち寄る観光客も多いです。歴史は古く、9世紀からその名が知られていて1888年に大聖堂になりました。

9. スイスミニアチュール

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ルガーノから南へ行ったメリデという町にある観光施設。14000平方mの敷地内にスイスの観光名所約120か所を実寸の25分の1のスケールで再現していて、スイスを周遊しなくても観光した気分になれるスポットです。敷地を囲むようにミニ電車が走っています。

オープンエアの施設のためか、冬季は3か月ほどしか営業しませんが、その間は入場料が通常より安くなります。時間があるなら、ルガーノから船で行ってみませんか?30分ほどで園近くの桟橋に着きます。時間がない方はルガーノから電車に乗れば7分ほどでメリデの駅に着きます。

10. モルコーテ

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2016年、この年のスイスで最も美しい村に選ばれたのがモルコーテです。別名・チェレーズィオ(ルガーノ湖の別名)の真珠とも呼ばれ19世紀半ばから観光業が盛んでした。モルコーテはサン・サルヴァトーレ山のさらに南、半島の先端部分に位置していて、ルガーノから約10kmほど離れています。

観光スポット「スイスミニアチュール」があるメリデがちょうど中間地点にあたるので、そこから足を伸ばしてはいかがでしょう?町は船やバスで訪れる観光客で賑やかです。町で一番目立つ建物は「サンタ・マリア・デル・サッソ教会」です。村から少し離れますが、「シェレール公園」ではきれいな花々と彫刻を楽しめます。

11. ガンドリア

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ルガーノ郊外の小さな町・ガンドリア。湖畔からすぐに山がせり出し、その斜面にそり建つように家々が並んでいます。ルガーノの街から船で行くことができるので、船旅も楽しめ、観光客に人気です。町の中は狭い路地や階段が迷路のように入り組んでいます。ガンドリアは漁師町として知られていて、多くの観光客のお目当ては魚料理。

「スイスの美しい村10選」に選ばれたこともあり、ルガーノを観光した後はぜひ訪れてもらいたい場所です。バスで行く場合は町から2.5kmほど離れたバス停から遊歩道を経由し、歩いて町に入ります。町を歩くのとはまた違ったハイキング気分が楽しめますよ。

◎まとめ

ルガーノはティチーノ州最大の都市だけあり、街自体に多くの魅力あふれる観光スポットがありますが、ぜひ時間を取って郊外にも足を伸ばして観光してみてください。スイスの他の都市とは異なった風景を楽しむことができます。船旅メインでしたらルガーノを拠点に数泊して観光するのがオススメ。他のエリアでは真似できない旅になること、請け合いです!

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