【トルコ】カフラマンマラシュの観光スポットをご紹介|南部都市の魅力とは?

【トルコ】カフラマンマラシュの観光スポットをご紹介|南部都市の魅力とは?

トルコ南部の都市である「カフラマンマラシュ」の観光ポイントや、注目のおすすめ観光スポットをご紹介します。

日本からするとあまり馴染みがないカフラマンマラシュ県。実は古くより交通の要衝として発展したエリアで、実は歴史的なスポットもある街です。
現在もトルコでも重要な都市の1つであるカフラマンマラシュ。一体どんな観光スポットがあるのでしょうか?

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【トルコ】カフラマンマラシュの観光スポットをご紹介|南部都市の魅力とは?

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カフラマンマラシュの観光ポイント

カフラマンマラシュ 観光

カフラマンマラシュはトルコ中央部から見てやや南側に位置する県です。1970年までは「マラシュ」という名前であり、現地の歴史的にはこちらの方が馴染みがあるそうです。

カフラマンマラシュは紀元前より都市があり、長くオスマン帝国(現在のトルコの御先祖様)の支配下にありました。そのため観光地としては中世から残る建物や城跡、国教だったイスラム教の寺院であるモスクなどがあげられます。

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・カフラマンマラシュはアイスが名物!?

カフラマンマラシュはドンドゥルマ(別名:トルコアイス)の発祥の地でもあります。ドンドゥルマはトルコ語で「凍らせたもの」と呼び、アイスクリームや氷菓全般のことを指します。

ドンドゥルマの見た目は普通のアイスクリームにそっくりですが、粘りが強く餅やチーズのように伸びる粘度が特徴的です。この粘度は原料のサーレップと呼ばれる植物が関係しており、輸出制限があるため楽しめるチャンスは少ないのだとか。また、日本でも売られている「トルコ風アイス」は別物です。

ぜひトルコへ訪れた際は「本場のドンドゥルマ」を口にしたいですね!

ドンドゥルマはお店側からのパフォーマンスも有名で、SNSで度々話題になります。アイスを受け取ろうとすると、粘り気を利用して長い棒で持ち上げるなど、なかなか渡してくれないというお茶面なパフォーマンスが有名です。

知らないと一瞬びっくりしてしまいますが、伸びるドンドゥルマを使ってお客さんを楽しませるというトルコ伝統のパフォーマンスとのこと。中には政府の公認ライセンスを持っている方もいるそうです。

本場のトルコアイスを楽しみつつ、旅の思い出にもなりそうです。現地でぜひ体験してみましょう!

・カフラマンマラシュ出身の著名人

2024年開催のパリオリンピックで、射撃混合エアピストル団体で銀メダルを獲得し、最低限の競技装備で銀メダルを獲得した「ユスフ・ディケチ」さんがカフラマンマラシュの出身です。

周りがフル装備で挑んでいる中でひとり、ほぼ「素のまま」。日本ではそのスタイルから「無課金おじさん」と呼ばれ話題となりました。

例えば射撃時には爆音対策のためイヤーマフを装備するのが一般的ですが、ユスフさんが選択したのは薬局で購入できる市販の耳栓でした。競技用の装備をしない理由は、過去に試した結果「ないほうが快適だったから」だそうで、心地よさがメダル獲得に繋がったと話しています。

・カフラマンマラシュの地名の由来

この地では1920年、トルコ革命の際に革命軍が英仏軍を破った「マラシュの戦い」が発生しました。その勝利と記念し、「英雄」という意味の「カフラマン」を頭につけて「カフラマンマラシュ」と呼ばれるようになったとのこと。

世界の都市名は特定の人物の名前を残す場合が多いですが、ここでは地名に付けて「英雄マラシュ」になっているんですね。

2.カフラマンマラシュの観光スポット

カフラマンマラシュ 観光

以下では、カフラマンマラシュの観光スポットについて詳細情報をご紹介します。

カフラマンマラシュの観光スポットは上述の通り、中世から残る城跡や古い建物、宗教施設などがあります。日本とは全く異なる文化の建造物はすべてが新鮮で、どれもおすすめの観光スポットです。

実際にはどんなスポットがあるのか、以下で覗いてみましょう。

・カフラマンマラシュ城

カフラマンマラシュ 観光

カフラマンマラシュ市内にはいくつもの丘が点在していますが、そのなかでもとくに目を引くポッコリとした山の上に、カフランマラシュ城がありました。

今は廃墟となっている中世の砦跡ですが、町の中心にあるこの丘からの眺めは抜群!カフラマンマラシュの街並みを一望に付すことができます。

カフラマンマラシュの中心街から歩いて行くこともできるので、カフラマンマラシュ観光の際はまず最初に目指してみてほしいスポットです。

・カフラマンマラシュ博物館

カフラマンマラシュ 観光

1947年に開館したカフラマンマラシュでもっとも古い博物館です。16世紀に建てられた建物を利用しているため、外観を眺めるだけでも観光の価値があります。

館内は「考古学ホール」「石器ホール」「民族学ホール」「庭園とポーチ」の大きく4つのエリアから成り立っていて、それぞれカフラマンマラシュの歴史について学ぶことのできるたくさんの展示品を目にすることができます。巨大なマンモスの全身骨格化石などはとくに見ものです。

また庭園を散策すれば、カフラマンマラシュの歴史観光も合わせて楽しめます。

・アブドゥルハミド・ハン・モスク

トルコで3番目に大きなモスクが、カフラマンマラシュにあります。中心街の西方にそびえる巨大なアブドゥルハミド・ハン・モスクは、1993年に建造が始まり、2011年に完成しました。約2万人を収容できるというその壮大なスケールに、観光客も圧倒されることでしょう。

また、夜になるとLED電光によるライトアップも行われます。4本の尖塔や丸天井のドームが夜空にきらびやかに浮かび上がるようすは、一見の価値のある美しさです。

・ピアッザ・モール

カフラマンマラシュでのショッピングなら、中心街南方にある「ピアッザ・モール」がおすすめです。カフラマンマラシュ有数の規模を誇る複合商業施設で、日用品のお店からフードコートまで、さまざまなショップが入居しています。

カフラマンマラシュ観光でちょっと疲れた時などは、近代的なピアッザ・モールで一息つくのも良いかもしれません。もちろんお土産をまとめ買いしたり、じっくり今後の予定を確認したりなど、何かと便利な観光施設といえるでしょう。

3.カフラマンマラシュへのアクセス方法・日本からの行き方

日本からカフラマンマラシュ観光へと行くには、まずはトルコの航空会社が拠点としている「イスタンブール空港」へと向かうのが第一ステップとなります。羽田・成田・関西の主要空港から「ターキッシュ エアラインズ」による直行便が出ているため、こちらを利用してアクセス可能です。

イスタンブールからはカフラマンマラシュ空港への国内便が就航しています。カフラマンマラシュ空港は大きな空港ではなく、1日の発着は3便ずつです。アンカラやイスタンブールへの航路を結んでいます。本数が少ないので乗り遅れないように注意してください。

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