名称:Colonial City of Santo Domingo
住所:Santo Domingo, Dominican Republic
公式・関連サイトURL:http://whc.unesco.org/en/list/526/
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新大陸で最初の植民市!世界遺産「サント・ドミンゴの植民都市」
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サント・ドミンゴの植民都市とは

コロンブスは「新大陸」の発見者とされていますが、1492年の1度目の航海で上陸したのはすべて大陸ではなく島でした。まずバハマのサン・サルバドル島にたどり着き、次にキューバ島、そして3か所目に上陸したのが、サント・ドミンゴのあるイスパニョーラ島といわれています。コロンブス一行は黄金を求めて行く先々で暴虐の限りを尽くし、サント・ドミンゴに最初の入植地を建設して帰国します。コロンブスはサント・ドミンゴの統治を弟に任せますが、彼らの強権的なやり方に原住民だけでなく入植者の間でも不満がたまり、結局1500年に失脚して全ての地位を失いました。
その後、サント・ドミンゴはスペインの南北アメリカ大陸への進出拠点となりました。スペインが大陸に基盤を確立すると、サント・ドミンゴの価値は低下しましたが、それでもカリブ海有数の世界都市として今日まで至っています。
サント・ドミンゴの植民都市へのアクセス
世界遺産でもあるドミニカ共和国の首都サント・ドミンゴのラス・アメリカス国際空港へは、日本から直行便はありません。アトランタ、ロサンゼルス、マイアミなどのアメリカ国内の都市で乗り継いで行くのが一般的です。
空港からサント・ドミンゴ市街へは、シャトルバスかタクシーを利用します。サント・ドミンゴには地下鉄が2路線ありますが、残念ながらどちらも世界遺産の植民都市には通じていません。旧市街周辺に宿をとるか、やはりバスかタクシーで移動することになります。