新大陸で最初の植民市!世界遺産「サント・ドミンゴの植民都市」

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新大陸で最初の植民市!世界遺産「サント・ドミンゴの植民都市」

大航海時代以降、カリブ海の島々にはたくさんの植民市が建設されました。その最初のものはというと、今回ご紹介するドミニカ共和国の首都サント・ドミンゴとされています。新大陸を発見したクリストファー・コロンブスが建設し、弟のバーソロミュー・コロンブスが統治しました。

現在も、サント・ドミンゴには植民地時代のコロニアル調の建物が数多く残っていることから、歴史的な価値が高いとして1990年に世界遺産に登録されました。2017年現在でも、ドミニカ共和国の世界遺産はこのサント・ドミンゴの植民都市しかありません。今回は、ドミニカの首都でもあり、随一の観光スポットでもあるサント・ドミンゴの植民都市についてご紹介します。

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新大陸で最初の植民市!世界遺産「サント・ドミンゴの植民都市」

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サント・ドミンゴの植民都市とは

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コロンブスは「新大陸」の発見者とされていますが、1492年の1度目の航海で上陸したのはすべて大陸ではなく島でした。まずバハマのサン・サルバドル島にたどり着き、次にキューバ島、そして3か所目に上陸したのが、サント・ドミンゴのあるイスパニョーラ島といわれています。コロンブス一行は黄金を求めて行く先々で暴虐の限りを尽くし、サント・ドミンゴに最初の入植地を建設して帰国します。コロンブスはサント・ドミンゴの統治を弟に任せますが、彼らの強権的なやり方に原住民だけでなく入植者の間でも不満がたまり、結局1500年に失脚して全ての地位を失いました。

その後、サント・ドミンゴはスペインの南北アメリカ大陸への進出拠点となりました。スペインが大陸に基盤を確立すると、サント・ドミンゴの価値は低下しましたが、それでもカリブ海有数の世界都市として今日まで至っています。

サント・ドミンゴの植民都市へのアクセス

世界遺産でもあるドミニカ共和国の首都サント・ドミンゴのラス・アメリカス国際空港へは、日本から直行便はありません。アトランタ、ロサンゼルス、マイアミなどのアメリカ国内の都市で乗り継いで行くのが一般的です。

空港からサント・ドミンゴ市街へは、シャトルバスかタクシーを利用します。サント・ドミンゴには地下鉄が2路線ありますが、残念ながらどちらも世界遺産の植民都市には通じていません。旧市街周辺に宿をとるか、やはりバスかタクシーで移動することになります。

サント・ドミンゴのおすすめポイント① : サンタマリア・ラ・メノル大聖堂

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サンタ・マリア・ラ・メノル大聖堂は、世界遺産サント・ドミンゴの植民都市のシンボル的な存在。スペインのセビリア大聖堂をモデルに、白いサンゴ石で造られた美しいゴシック様式の建物です。1540年に建設された新大陸最初の教会で、アメリカ首座大司教座聖堂とも呼ばれています。コロンブスが死去した際に作られたもので、その遺言どおりコロンブスの遺体が安置されてきました。

植民市での悪政が直接の原因となって失脚したコロンブスは、1506年にスペインの故郷で寂しく亡くなります。遺体がサント・ドミンゴに着いたのは死後30年も経ってからのことで、息子の遺体も一緒に大聖堂の地下に葬られました。遺体は現在、1992年に新大陸発見500年を記念して建てられた対岸の「コロンブスの灯台(ファロ・ア・コロン)」に移されています。

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