アメリカ中部クリーブランドの観光スポット16選!自然と文化に触れよう

アメリカ中部クリーブランドの観光スポット16選!自然と文化に触れよう

クリーブランドは、アメリカ・オハイオ州第2の都市、五大湖の一つ、エリー湖のほとりにあります。長い間、全米屈指の工業都市として発展してきましたが、現在はバイオメディカルや金融の都市として知られています。

日本に似た四季があり、豊かな自然と充実した文化施設が点在しています。ゴルフ場も多く、一人当たりのゴルフ場の数は全米で一位。乗馬、飛行機操縦、ヨットなどのスポーツも盛んに行われています。そんなクリーブランドのおすすめ観光スポットをご紹介します。

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アメリカ中部クリーブランドの観光スポット16選!自然と文化に触れよう

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1.クリーブランド美術館

出典: PROErik Drost

クリーブランド美術館は1913年にオープンした、歴史のある美術館。所蔵品は7万点を超え、アメリカでも屈指の規模を誇ります。コレクションは東洋やアジア、中世ヨーロッパなど多岐にわたっていますが、その中でも日本の美術品のコレクションがとても充実しているオススメ観光スポットです。

アメリカ・クリーブランドで、日本の美術に出逢えるとは不思議な感覚ですね。平安・鎌倉時代から近代の作品まで揃っていて、ボストン美術館やメトロポリタン美術館と並ぶ規模を誇っています。日本では見ることのできない作品も多く展示されてるのでぜひ観光に訪れてみてください。真夏の夜には美術館と音楽の融合した晩餐会が開かれています。

2.ロックの殿堂博物館

出典: Dakota Callaway

ロックの発祥地として知られる「ロックの殿堂博物館」は、ロックに関する展示がされていて、音楽が好きな人なら何時間いても飽きない、観光スポットです。

ロックは、1951年にクリーブランドのDJが初めて「ロックンロール」という言葉を使ったことから始まったと言われています。館内ではビートルズやローリングストーンズなど、ロック史に名を刻んだミュージシャンの軌跡をたどることができ、クリーブランドの新しい観光スポットとして注目を浴びています。コンサートの衣装が飾られていたり、ビデオも充実していて、懐かしのミュージシャンの映像も見ることができます。ロックが好きな方必見のおすすめスポットです。

3.五大湖科学センター

出典: commons.wikimedia.org

クリーブランドに1996年にオープンした五大湖科学センターは、オハイオ州最大級の科学博物館です。
館内は3つのエリアに分けられ、400点を超す体験型の展示があります。子供から大人まで楽しめる、クリーブランドの人気観光スポットです。

体験型の展示が多く、内視鏡で胃の内部を観察したり、竜巻の中に手を入れてみたり、火星の地形を歩いてみたりすることができるんですよ。また、宇宙飛行士の生活を垣間見たり、ロボットアームを操作したりと、子供だけではなく大人も夢中になってしまいそうですね。小さな子供たちが遊べる遊具やカフェもあり、家族で楽しめる観光スポットです。

4.ガーフィールド記念館

出典: Ron Cogswell

ガーフィールド記念館は、1881年に暗殺された第20代アメリカ合衆国大統領ジェームズ・ガーフィールドを追悼するために建てられた記念館です。

「ガーフィールド」はクリーブランドの南東にある町で生まれ、南北戦争時に合衆国陸軍に参加した後初の下院出身大統領となりましたが、1881年に銃撃を受け在任わずか半年で帰らぬ人なりました。観光スポットでもあるレイクビュー墓地内にあり、館内にはガーフィールドの彫像が置かれています。地下室に入るとガーフィールドと妻・ルクレティアの棺が安置されており、厳かな気分にさせられます。

5.プログレッシブフィールド

出典: Erik Drost

プログレッシブフィールドはクリーブランドのオンタリオ・ストリートに近い場所にあるスタジアムで、地元のMLB(メジャーリーグ)チーム・クリーブランド・インディアンスのホームグラウンドです。完成した1994年当時は再開発を目指すクリーブランドのシンボルとも言われ、かつて栄えた工業都市クリーブランドを象徴する、白い壁と鉄骨を組み合わせた外観となっています。エリー湖から飛んでくるカモメのために、プレーが中断することもあるんだとか。また、春先は寒さが厳しく、観戦には防寒が必要です。クリーブランドに来たらぜひインディアンズの試合を観戦してみてくださいね。

6.ウエストサイド・マーケット

出典: Erik Drost

ウエストサイド・マーケットは、近隣の農家が収穫した新鮮な野菜・果物のほか、焼きたてのパン、タルト、洋菓子、精肉、鮮魚、チーズ、ウィンナ等々、あらゆる食材が並ぶマーケットです。クリーブランドの台所とも言われる観光スポット。新鮮な食品が市価の半分から5分の1の値段で売られているとあって、市民や観光客など多くの人が訪れます。

山積み食品に店員さんの威勢のいい声、クリーブランドの生活の一端を見ることができますよ。観光土産はあまりないかもしれませんが、クリーブランドの旅の思い出として訪れていただきたい観光スポットです。

7.アメリカ海軍潜水艦 記念館

出典: Joanna Poe

アメリカ海軍潜水艦 記念館では、第二次世界大戦で使われた「コッド」と呼ばれる海軍の潜水艦で艦内を見学することができます。甲板には実際に使われた水冷式のマシンガン が置かれ、エンジンルームや操縦室などが当時のままの姿で展示されているんですよ。

クリーブランドにある国定歴史建造物で、五大湖科学センターのそばに停泊しています。潜水艦の見学は例年5月~9月、期間中は無休です。事前に開放期間を確認して訪れたい人気の観光スポットです。

8.クリーブランド・ボタニカルガーデン

出典: Erik Drost

ボタニカルガーデンは広大な敷地に20の庭園や温室、子供広場などがあり、観光客やクリーブランド市民の憩いの庭園です。温室にはマダガスカルの砂漠やコスタリカの熱帯雨林を模したスポットがあり、珍しい蝶や昆虫、爬虫類なども生息しているので、ぜひ見つけてみてくださいね!1年を通じて楽しめる観光スポットです。

クリスマスシーズンは、ライトアップされ特別な雰囲気に包まれますよ。「サンタと一緒に朝食」などのイベントも催されるので、この時期にクリーブランドを訪れたら、ぜひ観光にお立ち寄りください。

9.クリーブランド・メトロパーク動物園

クリーブランド・メトロパーク動物園は全米で屈指の規模を誇り、オハイオ州の中でも訪問者が多い動物園です。

1882年にオープンした歴史のある動物園で、園内はサバンナ、熱帯雨林、森林地帯などいくつかのエリアに分かれています。ゾウ、キリン、クマ、チーターなどたくさんの動物が飼育されていて、オウムなど鳥類も多く、ヘビやトカゲなど爬虫類もたくさん見ることができますよ!飼育されているサルの数は、アメリカの動物園の中で最も多いんですよ。園内はとても広いので、全て見て回るのに時間がかかります。余裕をもって観光に訪れてくださいね。

10.クロフォード交通博物館

クロフォード交通博物館は、日本に鉄道技術を伝えたクロフォード氏の寄付により1963年にオープンした博物館。クリーブランドはかつて自動車産業が盛んだった地域で、交通博物館ではその歴史を知ることができます。博物館にはクラシックカーや馬車、ボートや自転車、バイク、小型飛行機など、かつてクリーブランドで使われた乗り物を展示しています。乗り物が好きな方や子供たちにとっては飽きることがない観光スポットですね!

クリーブランドは自動車だけではなく、飛行機の開発にも力を入れられていて、初期のプロペラ機などとても興味深い展示が続きます。ぜひ時代の変化を感じてみてください!

11.ロッキーリバー自然保護区

ロッキーリバー自然保護区は、クリーブランド郊外にあるロッキーリバー沿いに広がる観光スポット。森林の中にはトレイルがあり、ハイキングをすることもできます。オハイオ州に固有の鳥や、かわいいシカなどにも出逢えるかもしれません。

ここは観光客やクリーブランド市民の憩いの場ともなっています。クロスカントリースキー、釣り、乗馬、マウンテンバイク、ピクニックなど、アクティビティが盛んな観光スポット!自然の中で1日を過ごしてみてください。

アクセスはレンタカーなど車がおすすめ。ビジターセンターがあるので、まずはそこで情報収集をおすすめします。

12.クリーブランド自然博物館

出典: James St. John

クリーブランド自然史博物館は最古の人類や巨大な恐竜などの骨格などをはじめ、400万点を超える標本のコレクションが収蔵されています。 実はここ、ユーモアあふれる博物館として知られているんです。

例えば、展示された昆虫標本の中に、フォルクスワーゲン・ビートル(beetle=カブトムシ)のミニチュアカーが紛れ込んでいるんです。真面目な展示の中に、クスッと笑える展示があり、観光客の間でも話題になっています。数々の興味引かれる展示の数々どんどん引き込まれていきます。ぜひ足を運んでみてくださいね!

13.グレータークリーブランド水族館

出典: PROErik Drost

グレータークリーブランド水族館は2012年にオープンした水族館。8つのエリアに分かれていて、50以上の水槽があります。オーストラリア、南米、アフリカ、太平洋などに加え、オハイオ州の川や湖などに生息する淡水生物も展示しているのが特色です。

クリーブランドの周辺にも湖が多くあり、そこに生息する貴重な生物を見ることができますよ。いちばん人気はサメのトンネルで、サメのほかにも数々の熱帯に住む魚を見ることができます。エイや磯辺の生物に触れることができるコーナーや、魚のエサやりタイムも観光客に人気があり、ファミリーで訪れてほしい観光スポットです。

14.Steamship William G. Mather (蒸気船)

出典: commons.wikimedia.org

蒸気船「William G. Mather」は1925年に造られた全長188mの蒸気船で、クリーブランドをはじめ五大湖周辺の港を回り、荷物を運んでいました。現在はクリーブランドの五大湖科学センターの岸壁に停泊していて内部を見学することができます。

4階建てにもなるエンジン室や広い貨物室、優雅な客室、広い甲板など自由に歩き回ることができ、子供だけではなく大人にとっても楽しい観光スポットとなっています。クリーブランドの工業の発達に貢献した蒸気船。見て触れて当時の様子を感じてみてください。

15ケースウェスタンリザーブ大学

出典: Alan Levine

ケース・ウェスタン・リザーブ大学は、クリーブランドにある私立工科系総合大学で1967年に設立されました。アメリカで最初のノーベル賞受賞者2人を含め、12人のノーベル賞受賞者を輩出している、アメリカでも有数の名門校です。特に医学、生化学の教育・研究レベルの質の高さは全米でもトップクラスと評価されています。

観光客もキャンパス内に自由に入って見学することができます。クリーブランドのキャンパス内では行事も多く、学生たちの充実したキャンパスライフを垣間見ることができますよ。クリーブランドの学生生活を知る上で興味深いスポットです。

16レイクビューセメタリー

出典: JRope

レイクビューセメタリーはクリーブランド市の東側にある墓地で、その名の通りエリー湖を眺望することができます。全ての人種、宗教、生き方の区別無しに開かれている無宗派墓地で、これまでに合わせて10万人以上が埋葬されています。

ここにはクリーブランド出身のガーフィールド大統領の立派なお墓と記念館があり、観光客もガイド付きのツアーに参加することができます。ロックフェラーを始めとするクリーブランドの名士や富豪、また、エリオット・ネスの墓も見れます。ティファニーが設計したウェイド記念礼拝堂があり、特に正面にステンドグラスは必見。ぜひ観光に訪れてみてください。

◎まとめ

自然豊かなクリーブランドには、多くの観光スポットがあります。郊外にも自然保護区があり、ハイキングなどいろいろなアクティビティが盛んに行われているので合わせて体験してみてください。

文化施設も充実していて楽しい場所です。観光スポットを巡る中で歴史や現地の人の生活を垣間見ることでき、魅力を存分に感じることができるでしょう。景観豊かな街並みを眺めているだけで心穏やかに過ごせます。そんなクリーブランドの観光スポットにぜひ足を運んでみてください。

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