中世の街並み残るイタリア北部の街ヴェローナ観光スポット19選

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中世の街並み残るイタリア北部の街ヴェローナ観光スポット19選

イタリアは誰もが知ってる国ですが、イタリアのヴェローナというと知らない方もいらっしゃるのではないでしょうか。ご存知ないという方も、シェークスピアの戯曲『ロミオとジュリエット』の舞台になった街、と聞くと興味が湧いて観光したくなりませんか?ヴェローナ観光は、クラシック音楽好き必見の野外オペラ鑑賞が出来るスポット。海外からたくさんの観光客が訪れます。さらに、ヴェローナの街全体が世界遺産という貴重な観光スポット。美しい中世の街並みにタイムスリップするような感覚を味わえます。ヴェローナはミラノ、ヴェネツィアなど人気観光スポットから列車で約1時間半。イタリア観光で立ち寄るのにぴったりの街なんです。素敵なスポット19ヶ所選んでみましたので観光の参考にして下さいね。

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中世の街並み残るイタリア北部の街ヴェローナ観光スポット19選

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1. アレーナ・ディ・ヴェローナ

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アレーナ・ディ・ヴェローナは古代ローマ時代の円形球戯場で、最初の頃は人間対人間の闘技が行われていました。2世紀頃からは人間対猛獣の闘技が行われていたようです。18世紀以降になると曲芸、バレエなどの様々な用途に使われるようになり、現在のアリーナ・ディ・ヴェローナは野外オペラで有名です。

1913年に野外オペラ・フェスティバルが行われるようになり、有名なオペラ歌手のマリア・カラスがアレーナ・ディ・ヴェローナでイタリア・デビューを飾りました。この歴史と伝統のある観光名所には、野外オペラ鑑賞目的の観光客も多いのです。オペラ鑑賞というと静かな劇場で堅苦しいイメージがあると思いますが、アレーナ・ディ・ヴェローナの野外オペラ鑑賞は気軽で人気の観光スポット!正装の人もいますが、好きな恰好で見に行くことも可能なので、それほど敷居が高くないのもありがたいですね。夜はローソクも灯され幻想的に。ベローナ観光で訪れたら楽しくオペラ鑑賞してみて下さい。

2. ジュリエットの家

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ヴェローナ観光に訪れると「ジュリエットの家」はとてもたくさんの観光客で混み合っています。イタリア語ではジュリエッタ!『ロリミオとジュリエット』の名場面を再現するかのようにバルコニーに立って記念撮影する人もいたり、ジュリエットの像に触れたりすることもできます。特に右胸に触れると幸せになる・恋愛成就・結婚できるようになると噂があるんだとか。多くの観光客が触れるので、ジュリエット像の右胸はピカピカに光っています。

シェークスピアの戯曲のモデルになった家ということで観光客が頻繁に訪れるようになり、ジュリエットの家として定着しました。ここのバルコニーは観光客の要望により、後で付け足したもの。作品を愛する人々によって育てられてきた観光地なんですね。ヴェローナ観光で幸せのご利益があるように、ぜひジュリエットの家を訪れてみて下さい。

3. ロミオの家

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ジュリエットの家とは違いひっそりとした目立たない場所にあるのですが、多くの観光客が訪れる観光スポット。扉は閉ざされて外観を見るだけで、見落としてしまいそうなほど小さな標識に「ロミオの家」と書かれています。ロミオの家の隣にオステリア・アル・ドゥーカというお手ごろなヴェローナ郷土料理レストランがあり、観光で訪れた時このお店で食事をする人が多いとか。お店にはロミオとジュリエットのセリフが書いてあるプレートがさりげなく置いてあるだけ。宣伝はしなくとも観光客が集まってくる、味に定評のあるお店です。

ロミオの家というよりもロミオの家にある郷土料理レストランと言ったほうがよいでしょう。この場所を訪れる観光客は歴史を感じながらロミオの家で美味しいヴェローナ郷土料理を堪能出来ます。中世の静かな街中で美味しい料理を召し上がりながら、ロミオとジュリエットの世界に浸ってみて下さい。

4. エルベ広場

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ヴェローナの旧市街中心にあって観光客に人気のエルベ広場。広場の中央では毎日マーケットが開かれ、活気があふれるスポットです!エルベとは野菜という意味で、古代ローマ時代に作られた公共広場。代表的な商品はハーブだったので昔はハーブ広場と呼ばれていました。

現在のエルベ広場は野菜だけではなく、花や服、雑貨、仮面、お土産品などなんでもありで白いテントの屋台もたくさん並んでいます。広場の中央にマドンナの噴水があり、観光の疲れを癒してくれるでしょう。広場北西端にはサンマルコの有翼の獅子像、南東側にトリブーナというモニュメントなど数多くの芸術作品も見ることができ、この景観を見ればヴェローナの街全体が世界遺産になっているというのも納得。エルベの広場周辺は歴史を感じる建物が多く、近くにはジュリエットの家もあるので見どころ満載!広場ではパフォーマンス芸人もいるので買い物以外の楽しみもあり、飽きのこない観光スポットです。

5. バルド山

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ヴェローナで一二を争う標高約2,218メートルの高い山です。ヴェローナ駅からバスで1時間のマルチェジーネという小さな街に、バルト山へ登るロープウェイがあり、たくさんの観光客が訪れます。ロープウェイは途中駅で乗り継ぎ頂上まで行けますよ。

ヴェローナを訪れたら少し足をのばして景色の良いバルト山へ。頂上からはヨーロッパ最大のガルダ湖やスカラ城を見ることが出来ます。地元の人たちはよくハイキングに来るのだとか。特にロープウェイ山頂駅から「Bocca di Navene」展望台に向かう辺りが素敵ですよ。頂上駅付近にはレストラン、カフェなどもあります。

ロープウェイは360度素晴らしい景色見えるので、それだけでも満足できる場所。また、冬にはスキー場になるのでイタリアスキーを楽しみたい方にお勧めです!さらに、小さいお子さんから高齢の方まで誰でも気軽に楽しめるハイキングスポット!ハイキングも良し、ゆっくりカフェで過ごすのも良し、あなた好みの楽しみ方を選べます。

6. カステルヴェッキオ城

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ヴェローナの中心部に位置するお城で、現在は私立美術館。中世ヴェローナの巨大なお城だったのをイタリアの建築家カルロス・カルパによって美術館に建て替えられた建物です。14世紀の遺物、重要歴史的工芸品などや、この城を建てた貴族が所有していた花瓶、ナイフ、彫刻なども観ることができます。数多くの有名な作品があり、特に聖母子像は見てるだけでうっとりしますよ。

また、階段を上るとそこにはロマネスク彫刻がみごとに並んでいて、見る人の目をひきつけます。中世の巧みな技術に関心することでしょう。一方、美術館の敷地内は散歩できるので、見事な造りの外観を眺めながらゆっくり散歩してみてはいかがでしょうか。中世のお城を背景に写真を撮ったら素敵なヴェローナ観光の思い出になること間違いありません。美術館周辺には無料駐車場もあります。月曜、クリスマスの午前中、元旦以外は毎日観ることができるのでヴェローナ観光の合間に行ってみて下さい。

7. サン ゼーノ マッジョーレ教会

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ヴェローナの観光名所が多く集まるエリアから多少離れていますが、訪れて良かったと思える場所です。建物はロマネスク様式。よく聞く「ロマネスク」とはローマ風に建てられた様式という意味です。教会の中は意外と広くて人も少なく穴場といえるでしょう。落ちついた佇まいをゆっくりご覧になれると思います。

正面の扉には新旧聖書がテーマの浮彫レリーフがあり、教会の中窓にあたる大きなバラ窓は記憶に残る造りがされています。祭壇の天井、壁には色彩豊かなフレスコ画が描かれ、とても美しいです。祭壇の宗教画の色彩は特に厳粛に感じられるでしょう。見学可能な地下教会もあるのでじっくりとご覧になって下さい。中庭もあるので、ゆっくり内部をご覧になった後は外を散歩するのはいかがでしょうか。こちらの庭も結構広いので見応えがありますよ。比較的人が少ない静かな教会で、時間を忘れてゆっくり過ごしてみて下さい。

8. ボルゲット

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ヴェローナの分離集落の一つでヴェローナの南西約25キロにある、河川と共生してきたイタリア唯一の水車村です。川に浮かんでるようにも見える様子はヴェネツィアを思わせますが、違った風情でのどかな雰囲気。ボルゲットは「イタリアの最も美しい村」に認定されてるいるんですよ!なんだか神聖な雰囲気を醸し出す村で、ニンフ(川や泉に出てくる精霊・妖精)の伝説もあるとか。

ヴェローナから日帰りで行ける上、散策も1日あれば良いほどの小さな村。川に突き出てる中州の上にあるカフェでステキな眺めを見ながら一休みも良いでしょう。中心街には手作り雑貨、服やアクセサリーのお店もあります。買い物しても見るだけでも楽しめますよ。ファンタジックな水の郷ボルゲットでゆっくりした時間を過ごしてみて下さい。川の流れが、観光の疲れまで癒やしてくれる感覚になるでしょう。

9. テアトロ・ロマーノ

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造られて2000年以上経った古代ローマの遺跡で、現在でも修復しながら活躍している小さな野外劇場。ピエトラ橋を渡って右手を歩くと入口にたどり着きます。北イタリアでは保存状態が最も良いもので、旧市街地から少し外れている為か訪れる観光客も少なく落ち着いて観ることができるでしょう。大きなアレーナの野外劇場と違って半径型なのが特徴。こじんまりして観光地化されていないため、思う存分中世の歴史を感じることのできるスポットなとなっています。

少し小高い所にありアディジェ川とともにヴェローナの街を眺めることができるちょっとした穴場。劇場に座ってや中世時代の風景を思い描いてみてはいかがでしょう。タイミング良ければ何か公演が行われているかもしれません。また、その野外劇場から上のほうに歩いていくとサンピエトロの丘があるので行ってみましょう。有名なヴェローナの絶景ポイントなのでお見逃しなく!

10. ドゥオーモ

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ドゥオーモと呼ばれる大きな教会は各地にありますが、ヴェローナのドゥオーモはヴェローナの観光スポットの最も北の方にあります。カトリック様式での教会としてヴェローナの街に一番最初に建築された建物。しかし7世紀に倒壊しました。その原因は大火事があったとか、地震が起きたとかいろいろな説があり、倒壊後に現在の建物になりました。

この教会には太陽の光を内部に取り入れる為の大きな窓があり、教会の中に西陽が差し込み内部にある装飾や美術品に陽が当たり何とも言えない厳かさをを醸し出しています。この雰囲気を味わうには時間帯をうまく使うとよいでしょう。中に入るとヴェローナで採掘された赤い大理石の柱が目に留まります。大理石と言えば白のイメージですが赤の大理石はヴェローナの特産。廊下沿いには礼拝堂があり、中世のお金持ちの家ではこの教会の中に自分たち用の礼拝堂を造らせていたそうです。ヴェローナを訪れる際には赤い大理石の柱、白塗りの壁の美しい色彩のドゥオーモへ足を運んでみて下さい。

11. マルチェージネ旧市街

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ヴェローナからバスで約1時間45分の「マルチェージネ旧市街」は小さな街ですが、街並みが15世紀から変わっていないというから驚きです。マルチェージネにはまるで海を思わせるようなイタリアで一番大きなガルダ湖があり、主要な港町になっています。北はリーバ・デル・ガルダ、南はデセンツァーノ・デル・ガルダへの船が行き来してます。いろんな国の人たちと触れ合うことが出来るでしょう。

湖ではヨットやウインドサーフィンを楽しんでる光景も見ることができます。さらに背後にはバルト山があり、夏はハイキング、冬はスキーもできるのでオールシーズン楽しめるスポット!湖の周りにはカフェが多く、どこのカフェ行けばいいのか迷ってしまうことでしょう。ステキなカフェを見つけて美しい湖や山を眺めながら一休みも楽しいと思います。マルチェジーネ旧市街にはレストランやショップもあるので楽しめますよ。ゆっくり歩きながら中世の空気を感じてみて下さい。

12. シニョーリ広場

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古代ローマの公共広場。その頃はエルベ広場と合わせて一つの広場でした。広場にはパッラディアーナ聖堂があり、素晴らしい建築物なのでご覧になって下さいね。広場の中央には詩人で哲学家でもあったダンテ像もあり、パッラディアーナ聖堂と合わせて鑑賞できます。どこを見ても芸術的な建築物や像などが見られ、中世の技術の素晴らしさを感じずにはいられません。

聖堂のテラスは夏の間だけ料金がかかるので、訪れる際はホテルなどで確認してください。テラスには小さなバーがあり、ここから広場とヴィチェンツァ旧市街を眺めることが出来るので飲み物を飲みながらひと時の休息を。眼下に広がる素晴らしい風景をご堪能下さい。

火曜日・木曜日に広場へ行くと露店のフリーマーケットを見ることができたりライブ演奏やフェスティバルも開催されたりするので、いろいろ楽しむ事が出来ます。フリーマーケットはヴェローナならではの掘り出し物が見つかるかも知れないので、じっくり見て回るといいでしょう。

13. ランベルティの塔

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ヴェローナは中世の街並みが残ってるので高いビルがありません。そのため、ランベルティの塔はヴェローナで一番高い建物です。エルベ広場からシニョーリ広場に向かう途中、塔の入り口が見えてきます。料金を払うとパンフレットとコインが渡され、コイン投入口にコインを入れると入場できます。階段で登っても良いですし、途中までエレベーターを使ってもいいでしょう。階段は隙間から下が見えるようになっていて、なかなかスリルがありますよ。高所恐怖症の方には難関かもしれません。

ランベルティの塔の階段は368段。脚力に自信があれば最初から最後まで上ってみるのも良いでしょう。登った後にはヴェローナの素晴らしい街並みが広がります。街全体が世界遺産のヴェローナを思う存分眺められるスポットです。

14. サンピエトロの丘

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サンピエトロの丘はヴェローナ発祥の地といわれています。テアトロ・ロマーノの上の方にあり、丘まで歩く途中少し急な階段があるのでゆっくり上ってみましょう。階段の周りの建物はどれもレトロ調で、見ていても飽きが来ないと思われます。それぞれの家を見てみると、住んでる人達の生活を感じられるかも。自分のペースで無理なく歩くのがお勧め。丘の上にはサンピエトロ城がありますが残念ながら内部には入れなません。

丘の上に着いたら美しい景色が眼下に広がり、疲れも飛んでしまうことでしょう。絶景ポイントなので写真に収めることを忘れないで下さい。テアトロ・ロマーノの野外劇場で何らかの公演があったら、丘の上まで音楽が聞こえてくるとのこと。タイミングが良ければ素晴らしい音楽を聴きながら世界遺産の街並みを眺めるという体験ができるかもしれません。

15. サンタナスターシア教会

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ピエトラ橋の近くにありフレスコ画「聖ジョルジと王妃」で有名な教会です。ヴェローナの画家が描いた聖母子や天井画は、私たちを美しく穏やかな気持ちにさせてくれることでしょう。ヴェローナの芸術品の数々は奥が深く、いたるところで目にすることになりますよ。

ガイドブックにあまり載ってないような穴場スポットで、外からみるとシンプルに見えますが内部は繊細!花のモチーフのデザインが多くみられます。どこを見てもため息が出るほど美しいです。特にサンタナスターシア教会のフレスコ画は他のものと違った趣があり、見に来る人たち感動を与えます。教会の周りはサンピエトロの丘やテアトロ・ロマーノなど見所が集まっているので、無駄なく見学できますよ。

16. ピエトラ橋

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アディジェ川に架かる5連の石像アーチの美しい橋です。最初は木で作られた橋だったのですが、戦争や自然災害で何度か架け替えられ、左岸側の一部が古代ローマ時代に、右岸側は1298年に再建されました。さらに、中央部分は1520年に再建されたもの。部分ごとに建て直されてきたのですね。その後も、第二次世界大戦時にほとんど崩壊し1957年に石材を使い復元されたピエトラ橋。現在は大理石の橋となり歴史を感じられます。

ヴェローナ旧市街からピエトラ橋を渡った対岸にテアトロ・ロマーノ(ローマ劇場)やサンピエトロの丘などがあるので、歴史的な街並みを眺めながら散歩するのも良いでしょう。橋から見る夜景はとても美しく穴場な絶景スポット!歩行者専用の橋なので安心してゆっくり夜景見学が出来ると思います。街の明かりから夜空を見上げると満天の星!ここでしか見られない貴重な景色をぜひ目に焼き付けてくださいね。

17. ボルサーリ門

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古代ローマ時代の門でヴェローナの正面玄関と言っても過言ではないでしょう。昔はユーピテル門と呼ばれていたそうです。門の近くにあったユーピテル(英語読みだとジュピター)を祀る祠にちなんだ門の名前でした。ユーピテルはローマ神話の主神です。中世になってユーピテル門が徴税場所だったことから徴税「bursarli」が転じボルサーリ門となりました。

アーチの上には碑文があり両側の建物に門の壁をはめ込んだように見える造りとなっています。意外なことに門の裏側は芸術的ではなくシンプル。それもまた、芸術的に感じられるから不思議です。ヴェローナの正面玄関を通って中世の世界に入ってみてはいかがでしょうか。

18. ジュスティ庭園

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とても広くて美しい庭園で15世紀にGiusti伯爵が建てた豪邸。1570年、広くて素晴らしい庭園を造り、その後500年も美しさを維持されてしていたというから驚きです。愛情を持って丁寧に庭を手入れしていたことが感じられますね。一直線に伸びる通路の両脇には空にピンと伸びた糸杉があり、突き当りの崖に展望台があります。それも怪獣を思わせる顔をしていて楽しい気分にさせてくるでしょう。広い庭園の植え込みはまるで迷路のようです。

そんな庭園には三つのエリアが。糸杉と季節の花が咲くエリア、フランス式庭園エリア、断崖の上にラヴェンダーが咲くプロバンス風エリアです。タイプの違うこれらの庭園は、見る人を飽きさせませんね。庭園の階段を上がると小さな小屋があり、さらにらせん階段を上がると、そこにはヴェローナの美しい街並みが見えてきます。穴場の絶景を心行くまでご覧下さい。

19. ブラ広場

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アレーナ(円形劇場)の西側に広がる広場です。観光客や地元の人達で賑わいます。ここに行けば、ヴェローナの街の生活風景を見ることができるでしょう。市の庁舎もあるので眺めてみることをお勧めします。また、アレーナで公演鑑賞の時の待ち時間にブラ広場で過ごしてみるのもよいでしょう。

この広場はイタリアで一番広いんです。近辺には主な観光のスポットが集まってるので、歩き疲れたらブラ広場のカフェで一休みして見てください。広場にはヴェローナの姉妹都市・ミュンヘンから寄贈されたアルプス噴水があり、マイナスイオンを浴びて癒されることでしょう。広場を横切ると「グラン グラウディア宮」があります。広場の南側に建つ建物には以前衛兵が滞在していたという歴史を感じます。時々観光客目当ての闘士の恰好をした人もいるのでご注意を!

◎まとめ

まだまだヴェローナには見どころがあると思いますが、ご紹介したスポットは是非行ってほしい外せないスポットから穴場まで幅広く選んでみました。街全体が世界遺産であるヴェローナには中世の街並みが残っているので、どこを歩いても趣があり存分に楽しむことが出来ると思います。建物、像など芸術品が街の所々で見られるのもヴェローナならではでしょう。

また、ヴェローナの主なスポットの入場料と市バスが無料になるヴェローナカードを購入すると効率良く観光できて便利なので、利用すると良いでしょう。ヴェローナに観光を予定してる方、いつかは行ってみたいという方、観光する際の参考に自分だけのスケジュールを立ててみて下さい。楽しく、そして思い出に残る旅になりますように。

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