歴史、自然、建築あり、北アイルランドの首都ベルファストのおすすめ厳選21選!

画像出典:Leonid Andronov

歴史、自然、建築あり、北アイルランドの首都ベルファストのおすすめ厳選21選!

ベルファストは北アイルランドの首都。アイルランド島の北側に位置する港町です。イギリスの一部ながらアイデンティティーはアイルランド。民族間の紛争、内戦があった場所でもあり、その歴史は様々な観光地でも見ることができます。

伝統的に造船や繊維業が盛んな町でしたが、現在は観光業を含むサービス業が主な産業。大きな名門大学もあり、若いエネルギーが溢れている場所でもあります。

こじんまりとしていて穏やかな雰囲気のベルファストはとても観光がしやすい町。歴史あり、自然あり、美しい中世時代の街並みに独自の文化が集約されたベルファストの魅力をおすすめの観光地とともにご紹介します。

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歴史、自然、建築あり、北アイルランドの首都ベルファストのおすすめ厳選21選!

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1.ベルファスト市庁舎

出典: Krzysztof Nahlik

最初にご紹介するのはベルファストの中心にあるベルファースト市庁舎です。その美しい建物はベルファスト市民の憩いの場。観光客にも解放されています。

館内は自由に出入りが可能で、2009年の改装の際には新しく展示場付きのカフェもできました。地上階は自由に見ることができますが、ゆっくり内部も見てみたい方は無料のツアーに申し込んでみてはいかがでしょうか?ツアーは毎日開催されていて、15分前までに受付で申し込みが可能です。季節、曜日によって時間帯が変わりますので事前にホームページでのチェックを忘れずに。

他にもタイタニック記念ガーデンがあり、天気がいい日にはピクニックをすることもできますよ。クリスマス、聖パトリックデーなどのイベントごとにイベントに合わせたライトアップがとても綺麗。是非夜の様子もみてみてくださいね。ベルファストの観光で外せないスポットです。

2.ベルファスト大聖堂

出典: commons.wikimedia.org

ベルファストの代表的な歴史建造物の1つがこのベルファスト大聖堂。別名聖アン教会。1981年に完成した美しい佇まいはアイルランドロマネスク建築の傑作と言われ、多くの観光客が訪れる場所です。

内部にある聖パトリック布教1500年を記念したモザイク画と北アイルランドで2番目に古いパイプオルガンもここにあるので、観光の際にチェックしてみてください。またベルファスト大聖堂は町の旧市街、かつての貿易港や倉庫群があった場所にあり、歴史的建造物が多くある景観がとても美しいところ。

大聖堂のある街角はレストランやパブ、ストリートパフォーマンスなどが行われる場所でもあります。中世の雰囲気を存分に味わえる人気の観光スポットですので、是非足を運んでみてくださいね。

3.グランドオペラハウス

出典: commons.wikimedia.org

ベルファストの町中で一際輝く豪華な建造物がここグランドオペラハウス。当時、最も精力的に活動していたイギリス人建築家フランク・マチャムによる作品で、1895年に完成しました。

外観の美しさはさることながらベルファストに観光に来たなら是非内部も覗いてみて欲しいところ。規模は小さめのオペラハウスですが、内装がとても精巧なのでしばらく見ていても飽きないはずです。ミス・サイゴンなどの有名なミュージカルからオペラ、ライブミュージック、演劇までプログラムが多岐に富んでいるので、お気に入りの公演がきっと見つかるでしょう。

プログラムは公式サイトから確認することが可能です。機会があればベルファースト観光の思い出に観劇の機会をもってみるのもいいかもしれません。

4.アルスターホール

出典: commons.wikimedia.org

ベルファストには素晴らしい劇場が多くあることからも文化的にとても発展している町であることが伺えますが、このアルスターホールもそのうちの1つです。この建物自体が北アイルランドで伝統的文化財としてB1という指定のもの。

ここより大きな劇場はベルファスト内にいくつかありますが、その雰囲気と歴史から観光客だけでなく地元住民からも一目置かれている場所なのです。1862年に完成した当初はチャールズ・ディケンズ、近年ではローリング・ストーンズなどの有名なアーティスト達が公演したことでも知られています。

クラシック音楽、演劇、コメディーショーなどの鑑賞、アートギャラリー、カフェ・バーやその他展示会など。ミーティング会場としても政治家が使用することもあり、多目的に使用されている場所。ベルファストの中でも重要な場所の1つです。観光の際には外観だけでも見る価値がありますよ。

5.セントジョージズマーケット

出典: commons.wikimedia.org

セントジョージズマーケットは、ベルファスト観光の際に外せない観光スポットの1つ。ここはベルファストで最も古いマーケットであり、商品の新鮮さ、地元産のものを取り扱っていること、雰囲気において数々の賞を受賞してきた地元民にも観光客にも愛されているスポットなのです。

週末(金曜日6:00-15:00/土曜日9:00-15:00/日曜日10:00-16:00)のみのマーケットで屋内にあるので雨も心配ありません。金曜日はバラエティマーケットと呼ばれ、名前の通り生鮮食品からアンティーク雑貨や古本まで様々なお店が約250店舗並びます。土曜日はシティーフード&クラフトマーケットで地元産のオーガニックフードや工芸品など。日曜日のサンデーマッケットは金曜と土曜のマーケットを両方楽しめます。

地元産の工芸品なども多く並ぶのでベルファスト観光のお土産も見つかりそうですね。イギリスのベストマーケットにも選ばれたことがあるセントジョージズマーケットに是非立ち寄ってみてください。

6.フォークタウンマーケット

もう1つご紹介するベルファストのマーケットは比較的最近始まったフォークタウンマーケット。ここは野外のため冬季はクローズしている木曜日のみのマーケットです。

伝統的なマーケットの雰囲気を持ちながら、高品質で地元産のフード、工芸品に特化しています。ベルファストの宣伝に力をいれていることもあるので観光客が楽しめるライブミュージックなどのイベントも定期的に行われています。アイルランドの伝統的な料理を売る屋台や地元のデザイナーによる洋服なども並ぶので、アイルランドらしい体験をできる場所として絶好の観光スポットかもしれません。

時間は11:00から夜8:00まで。現在は木曜日のみとなっていますが、予定があえば是非観光の予定に組み込んでみてはいかがでしょう?

7.マック

出典: commons.wikimedia.org

ベルファストにあるアートカルチャーセンター、メトロポリタン・アート・センター。通称マックは2012年にオープンしたあらゆるジャンルのアートパフォーマンスを楽しむことができる観光スポットです。

入場は無料で、クリスマスなどを除く毎日10時から19時まで開いているのが嬉しいところ。ここでは現代美術などの展示をみることができるのと(無料)、パフォーマンスやファミリーで参加できるワープショップが多数用意されています(一部有料)。

「私に話しかけて」とメッセージの入った青いTシャツを着ているのはマックのボランティアスタッフたち。観光客を含めすべてのビジターにフレンドリーだと評判です。何か聞きたいことがあれば話しかけてみましょう。ベルファストの地元っ子と交流できるいい機会になるかもしれません。マックにあるカフェではコーヒーとベルファスト産素材を使った手作りの料理が楽しめます。観光中のランチにいかがでしょう。

8.ベルファースト動物園

出典: commons.wikimedia.org

ベルファストの町の中心地から少し離れた場所にあるのがベルファースト動物園。ただの観光地にある動物園と侮ることなかれ。ベルファスト動物園は22haの広大な敷地に1,200頭に及ぶ140種類の動物たちがいるイギリス、アイルランドでも数少ない地元自治体運営の動物園。

アイルランド島の自然の豊かさを利用し、なるべく動物たちにとって自然に近い生息地を整えることに力を入れていて、その活動が評価され幾度も賞を取っている動物園でもあるのです。他のヨーロッパ各国とも協力をし、絶滅危機にある動物たちの保護や繁殖にむけて貢献をしていることでも知られています。

ベルファストは観光に力を入れている町でもあるので、動物たちの見せ方も毎年より良いものに改善されているんですよ。のびのびと暮らしている動物たちを見れば納得できるのではないでしょうか。家族連れはもちろんのこと、動物に興味があるすべての観光客にオススメのスポットです。

9.ケーブ・ヒル・カントリー・パーク

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大自然を求めてアイルランドを旅する人は多いと思いますが、ベルファストの町中でも自然の豊かさを感じることができるのがケーブ・ヒル・カントリー・パークです。名前にあるように丘の上にあるのでベルファーストの街並みを見下ろすことが可能。

一番高いところでは海抜約370mあり、一面に広がる景色は絶景。ベルファストに来たのなら是非見てほしい景観です。公園内にはビジターセンターやアスレチック、散歩道など後から紹介するベルファースト城など。

ちょっと気軽に自然の中を散策したい人や本格的な山登りをしたい人も楽しめるルートがあるのは嬉しいところ。365日朝7:30から入場可能ですが(無料)、クローズの時間は季節により異なるのでウェブサイトで確認してみてくださいね。最も有名なのがナポレオンの鼻と呼ばれる絶壁。観光をしながら運動を楽しめるいいスポットです。

10.ベルファスト城

出典: Krzysztof Nahlik

前述のケーブ・ヒル・カントリー・パーク内にあるベルファスト城は、ベルファーストで欠かせない観光スポットと言えるでしょう。1870年にイギリスの建築家チャールズ・ラニヨンによって建てられたスコットランドの男爵風のお城。歴代のアイルランド総督の居住地でした。

初代のお城はベルファストの中心地にあったのですが、火事で倒壊後、現在の場所に再建。海抜120mのところにあり、ベルファーストの街並みをバックに望むベルファスト城の景色は絶景です。地元で人気の結婚式場でもあるので、ウェディングドレスを着た花嫁を見かけるかもしれません。

中にはアンテイークショップやビジターセンターの他にカフェ、バー、評判の良いレストランもあり、観光での散策時に休憩するのにとても便利(入場無料)。ベルファストの町を眺めながらベルファースト城でランチ、ディナーはいかがでしょうか?きっと観光の良い記念になりますよ。

11.アルスター民俗&交通博物館

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北アイルランドについてもっと詳しく知りたい方に訪れてほしい観光地がアルスター民族&交通博物館。北アイルランドで最大の博物館はここベルファストにあります。

8,000平方メートルの広大な敷地の中には美術館、民族史、考古学、科学、自然史、歴史などバラエティに富んだカテゴリーの展示が並びます。生々しいミイラやスペインの無敵艦隊で発見された財宝の数々、地元ベルファストの歴史なども見どころ。特に北アイルランドの紛争関連の展示がについて最も詳しく知ることができる観光スポットと言えるでしょう。

子供から大人まで楽しめる充実した展示になっていますが、入場は無料。月曜日以外の10:00から17:00まで開いています。ベルファストに来て北アイルランド紛争について知らずに帰るのは勿体ない!是非足を向けてほしい観光地です。

12.ピース・ウォール

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ピース・ウォールもしくはピース・ラインと呼ばれるのはベルファストで北アイルランド紛争の跡を実際に感じることができる観光地。カトリック系住民とプロテスタント系住民の居住地を分けるための壁は1969年からでき始めました。

賑やかなベルファストの中心地にいると紛争があったとは思えませんが、20kmにも及ぶこの壁は紛争の激しさ、民族間の対立を象徴している場所。一番高いところでは7.6mにも及ぶ高い壁は、現在も夜になると所々にあるゲートが封鎖するんです。ピース・ウォールに漂う殺伐とした雰囲気は観光客に今現在も続く民族間のわだかまりを物語っています。

ベルファスト市内から歩いていくこともできますが、タクシーツアーを使用する観光客も。英語のツアーですが、地元の生の声を聞くことのできる機会でもあります。ベルファストと切っても切り離せない悲しい歴史と現在も色濃く残る紛争の傷跡を、観光の機会に感じてみてください。

13.インターナショナル・ウォール

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ベルファストは世界的に壁画でも有名な都市。1970年代から現れ始めた壁画の題材は紛争、歴史や文化、政治に関するものなど様々で、ベルファストには2,000以上の壁画があると言われています。2014年に出版された「The Belfast Mural Guide」では300の質の高い壁画が紹介されています。

北アイルランド紛争はアイルランド(カトリック系ナショナリスト)とイギリス(プロテスタント系ユニオニスト)の対立。ナショナリストの壁画はフォールズ・ウォール、ユニオニストの壁画はシャンキル・ロードでそれぞれ見ることができますが、観光の折に足を運んでほしいのがインターナショナル・ウォールです。

インターナショナル・ウォールは2つのコミュニティーを隔てるクーパー・ウェイの近く。ここでは政治や環境問題など世界的な題材の壁画を見ることできる観光スポットです。中でも注目はピカソの『ゲルニカ』をベースにした壁画。この作品は別々の宗教的背景を持つ2人のアーティストが協力して手がけたもの。民族問題解決への第一歩とも言える作品を是非チェックしてみてくださいね。

14.タイタニック博物館

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1997年に公開された世界的に有名な映画『タイタニック』は1912年に実際に起きたタイタニック号沈没事故を基にした話ですが、そのタイタニック号が作られたのが造船の町ベルファストなのです。

タイタニック号沈没100周年の2012年に建てられたこの博物館はとても近代的な建物が印象的な観光地。建造から処女航海で沈没するまでの経緯、沈没後の動画、客船内の様子から当時の社会情勢、バーチャルツアーや当時の乗客名簿まで詳しい展示が見ごたえありと観光客に人気です。内容が盛りだくさんなのでじっくり回ると2〜3時間ほど。

ベルファストの中心地からは少し距離がありますが、タイタニックトレイルと呼ばれるタイタニックゆかりのルートを歩きながら向かってみてはいかがでしょう。博物館内にあるレストランも美味しいと好評です。タイタニックに興味がある人にはたまらない観光スポット。

15.戦列艦カロライン

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かつて造船所として栄えたベルファストには実際に戦争で使われた人気の船の博物館、カロラインがあります。この船は退役したイギリス海軍のC級軽巡洋艦で2回の世界大戦で実際に使用された船なのです。

1914年の造船後、1916年には第一次世界大戦で最大の大戦と言われるユトランド沖海戦に参戦し、生き残った戦艦としても知られています。2009年の退役後、ベルファストのアレクサンドラドックで博物館として戦争や海軍の歴史を伝える博物館になりました。

船内には数々の展示、アトラクションがあり、訪れる観光客に船内の生活がどのようなものだったのかを想像させてくれます。その充実した展示内容は観光地としてベルファストでもトップクラスの人気スポット。毎日9:00から18:00までで、観光するには約1時間半から2間程度時間をとることをおすすめします。現在、戦列艦ヴィクトリーに続いて世界で2番目に古い戦列艦カロラインは一部回収中で2017年の春から博物館として改めて公開される予定です。

16.クイーンズ大学ベルファースト

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ベルファストの中心地から少し離れたところにあるクイーンズ大学ベルファーストは、イギリスの中で最も古い大学の1つ。ラッセル・グループというイギリスの名門大学で構成されたグループに属する優秀な大学で、学部は歯学、医学、人文学、法学など。

1845年に建設された建物はとても威厳のある佇まい。観光客が大学内で見学できるのはロビーとその横にある売店くらいですが、ステンドグラスと大理石の彫刻が美しいので、観光の途中に覗いてみてはいかがでしょう?大学内の売店ではおしゃれなクイーンズ大学ベルファストのグッツが多く並んでいるので、お土産探しにいいかもしれません。

夜のライトアップもとても美しいので見ておきたいところ。大学の周辺にも観光スポットが多くありますが、歴史ある建築物ですので通りかかった際には立ち寄って観光してみてくださいね。

17.ベルファースト植物園

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クイーンズ大学ベルファストの隣にあるのは、ベルファスト植物園。ベルファストの南にある公園は観光客だけではなく、地元の学生達、ベルファストで働く人たちの憩いの場として人気があります。

アルスター民俗&交通博物館もこの敷地内にあるので、観光スポットがギュッと集まっている場所とも言えますね。手入れの行き届いたガーデンの中にはパーム・ハウスと呼ばれるこじんまりとした温室があり、中では熱帯地方の様々な植物を見ることができます。この建物はビクトリア王朝自体の重要な遺産でもあるのです。

パーム・ハウスのオープン時間は4月から9月の間は10:00から17:00、10月から3月の間は閉館が一時間早まって16:00まで。敷地内で行われるイベントを除いて、無料で解放されているのが観光客にとっても嬉しいですね。夏の天気の良い日には、公園でベルファストの地元っ子に混じって美しいガーデンでの時間を楽しんでも良いかもしれません。

18.アルバート記念時計台

出典: benkrut

ベルファストの中心街クイーンズスクエアにあるのはアルバート記念時計台。ビクトリア女王の夫アルバート公を記念して1869年に建てられたこの時計台は、ベルファストでも最も知られた観光名所の1つです。

高さは約35mで小さなビックベンといった雰囲気ですが、よくよく見るとフランスとイタリアのゴシック様式を掛け合わせたスタイルは作りが精巧で、その美しさは見ていて飽きません。この時計台はアルスターホールを手がけた建築家W.J.Barreによるもの。

地盤が緩んでいるためか、わずかに傾いてきていています。観光スポットといっても中に入ることはできませんが、ベルファストの重要なシンボルです。

19.ビック・フィッシュ

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アルバート記念時計台を通り過ぎた川沿いにあるのがベルファストで最も有名なパブリックアート、ビック・フィッシュです。地元ベルファストのアーティスト、ジョン・カインドネスによるもので1999年に建てられました。

セラミックで作られた全長10m、高さが3mある名前の通り巨大な魚。絵葉書などで見たことがある方もいるのではないでしょうか?周辺には観光地らしいところは特にありませんが、その大きさには誰もがびっくりしてしまうはず。

よく見るとセラミックのタイル1つ1つにベルファストの歴史や物語などの絵が書かれているんですよ。じっくり見てみるのと意外な発見があるかもしれません。他の観光地へ行く途中に立ち寄ってはいかが?

20.クラムリン・ロード刑務所

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ベルファストの北側にあるのが、かつての刑務所クラムリン・ロード刑務所です。ここの建物は伝統的文化財としてA1の指定を受けている歴史的建築物。

チケットを購入して中に入ると、ガイドが館内を案内してくれます。この英語のツアーは約75分程度。熟練のガイドによるユーモアを交えたツアーはとてもエネルギッシュで満足度が高いと観光客から評判なんですよ。

刑務所の雰囲気は寒々としているので子供には少し怖すぎるかもしれません。館内にあるレストラン・カフェはお手頃で美味しいコーヒーが飲めると人気です。ツアーチケットに10%オフの券がついているので観光中のランチにどうでしょう?大人が楽しめるベルファストきっての観光スポットです。

21.クラウン

出典: commons.wikimedia.org

クラウンに行かずしてベルファストの観光は語れないと言っても過言ではないかもしれません。ここはベルファストで最も知られているパブ。

1885年の修復時にオーナーが教会を建てるためにベルファストを訪れていた職人を説得、教会の仕事の後に改装を依頼しました。彼の素晴らしい仕事がクラウンの評判を作り、現在も伝統文化財として保護指定を受けている理由なのです。カラフルな外観はさることながら、内装の美しさも必見。細かいタイルで作られたモザイク画の数々は一見の価値ありですよ。

この建物は1947年のイギリス映画「邪魔者は殺せ」をはじめ様々な映画でもロケ地として使われてきました。イギリスには幽霊見えると曰く付きのパブが幾つもありますが、ここクラウンも「出るパブ」としても知られているんですよ。

毎日10:00から真夜中まで開いているので、ランチやディナー、一杯軽くなど観光の際に使い勝手がいいのも嬉しいですね。観光の思い出にギネスビールやイギリスの蒸留酒ジンベースのカクテルを楽しんでみてはいかが?

◎まとめ

いかがでしたでしょうか?北アイルランドの玄関口ベルファストには歴史、建築、自然を楽しめる観光地がぎゅっと詰まっていて、ここだけで数日楽しめる町なのです。歩いて回れるところが多いのも観光客には嬉しいポイント。イギリスだけどイギリスじゃない、そんな北アイルランドの首都ベルファストの魅力を感じる旅にあなたも出てみませんか?

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